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個別記事の管理2014-11-17 (Mon)


午前中の講義を終えて、直樹はあれこれと話しかけようとしてくる学友たちを尻目に、さっさと学食に向かっていた。

大学に来た途端、待ち構えたように降り注がれた「おめでとう」の嵐。
あまり今まで遠巻きにして話しかけてこなかった輩も、おめでたいことなら構わないだろうとでも思っているのか、遠慮なく近づいて来る。

「で、何ヵ月なの?」

「奥さん、学校どうするの? アメリカみたいに子連れで通う?」

「どうだい、父親の気分は」

「で、週に何回くらいやってんの?」

「奥さん、すっごい子供っぽいし、体型もお子ちゃまな感じだけど、実は脱ぐと凄いのか?」

「もしかして奥さん、めちゃめちゃ床上手?」

……だんだん話はエスカレートして下ネタトークになって来た頃にはーー

五月蝿いっ! いい加減にしろっ

……という意味合いを込めた、ブリザードでも撒き散らさんばかりの冷たい一一一しかし確実に人が射殺せそうな眼差しを、話しかけて来る連中に差し向け、一瞬にして凍りついた屍が、彼の歩いてきた跡に累々と積み重ねられていたとかいないとか。
ーー俺にまでこんなに遠慮なくずけずけと聞いてくるのだから、琴子はもっととんでもないことになってんじゃないか?

今更ながら少し心配になる。
仕方ないだろう?ーーと簡単に突き放し過ぎだったろうか?

自分のように一睨みで相手を黙らせることなど出来ようもないだろう。いちいち好奇心丸出しで訊いてくる連中に、えへへと笑いながら間違いを説明していたに違いない。
こんな風に、自分の対応に何か誤りあったろうかと悩むのは、琴子に関してだけだ。
我ながら随分変わったと思う。

とりあえず今は親友二人を相手に愚痴っているだろう、あいつの鬱憤でも聴いてやるか。

直樹は、昼時で混みあっている学食へ急いだ。

案の定学食は学生たちでごった返していたが、直樹は琴子を見つけることにさほど時間を要すると思っていなかった。自分が探さなくても、琴子が真っ先に見つけるだろうと踏んでいたからだ。

しかし………

見回しても、琴子の姿は見当たらない。
自分の視界に入って見落とすことは絶対ない。
ーーまだ、来ていないのか?
授業が長引くこともあるだろう。そう思って引き返そうかとした瞬間、目に入ったのは琴子の親友二人だった。
二人はすでにランチのトレイを持って席に座っていた。傍らにいつも一緒にいる筈の琴子はいない。

「……おい、琴子は?」

里美とじん子は、突然頭上から降ってきた低い声に驚いて、食べかけたものを喉に詰まらせかかった。

「ゲホッ…やだ…入江くん、驚かせないでよ」

「ホント、琴子なら帰ったし」

「帰った? なんでだよ? 今日は、午後からも講義あるだろう?」

思いもかけない答えに、直樹は睨むように二人を見下ろす。

「やだ、怖い顔しないでよ! 体調不良で早退したのよ」

「……体調不良って…」

眉を潜めた直樹に、二人は詳しく云うべきか一瞬悩み、旦那なんだから、ま、いいか、と答えを続けた。

「あれだよ、アレ……生理痛……」

最後の単語は、一応声を潜める。

「…………ああ…」

そういえば、朝なったと騒いでたな、と思い出す。でも。

「……あいつ、今までそんなに酷かったことないだろ?」

同居し始めてから、琴子が生理痛で苦しんでいるのは見たことはない。結婚前は、そういうことを悟られないよう気遣っていただろうが、結婚してからは夜のお誘いもあるせいか、向こうからさりげなく今日ダメなのアピールをしてくることはあったが(いや、アピールなくても気づいていたが)、痛みが辛いとかは聞いたことはない。

「えっ入江くん知らなかった? あの娘、結構重いんだよ~」

「そうそう。いつも薬飲んで抑えてるけど、薬がないと、ぶっ倒れるくらい酷いの」

「高校ン時も、二回くらいヤバい時あったよね」

「うん、そう。マジ救急車呼ぼうかと思ったもんね」

「あたし、生理痛で過呼吸起こすの初めて見たし」

ーー嘘だろ...?

直樹は、知らなかった事実に茫然とする。

「……今日は、薬は持ってなかったのか?」

「なんか、病院に行くの忘れて薬切らしちゃってたみたいでさ、真っ青になってたよ」

「ちゃんと産婦人科で処方してもらう鎮痛剤じゃないとダメらしいの。市販のじゃ全然効かないって」

「昨日せっかくかかり付けの病院行って来たのに、そんなことすっかり忘れてたって、己のうっかりさを嘆いてたわよ」

「……まあ、妊娠判定の検査に行って生理痛のクスリもらって帰るってのもね~」

ぎゃははと、笑う理美とじんこを尻目に直樹はまだ呆然としたままだった。

かかり付けだったのか、土屋産婦人科ーー!
診察券を持っていたのは、ハネムーン前にピルを処方してもらったからだとばかり思っていたが、実は常連さんだったのか……!

琴子のことで、自分の知らなかった一面があることに直樹は少なからず衝撃を受けていた。

「ちょうどこの時間ってさ、病院も午前の診察終わって、午後の診察が始まるまでの休憩タイムじゃん? すぐにクスリもらえそうにないから、痛みが酷くなって動けなくなる前に急いで帰るって、2限目終わった後猛ダッシュで帰ってった」

「あれ、みんなつわりと思ったわね、きっと」

「………わかった………ありがとう」

思いもかけず直樹から礼を言われてびっくりしながらも、
「どういたしまして……」
と返す二人。

「多分、入江くんが帰る頃にはケロッとしてるよ。ほんとに一時的に酷くなるだけで、峠を過ぎると、さっきのアレ何? ってくらいあっさり治っちゃうみたいだから」

「……そうか」

直樹は、軽くじゃあ、と手を挙げて行こうとしたが、ふと思い出して二人にもう一言添える。

「…どうせ、あんたたちも面白がって妊娠の噂広めたんだろう? 責任持って自分達が伝えた人間くらいは否定しといてくれ」

「……うっ…わかったわよ」

気まずい顔の二人を残してそのまま踵を返し、学食を後にする。

午後の講義は、とりあえず後でノートを見せて貰えぱ大丈夫な科目だ。出席しなくても問題ないだろう。
直樹は、ぼんやりとそんなことを、考えながら、家路へ急いだ。たかが生理痛………すぐに治まると、友人二人も言っていた。
なのに、直樹はなんの躊躇いもなく、絶対サボったことのない講義を放って妻の元に向かおうとしている。

イライラする。
もやもやする。

………イヤだった。
自分の預かり知らぬ処で琴子が苦しん
でいて、知らないうちに治ってしまっているのが。
そして琴子は何事もなかったように自分に笑いかけてくるのだろう。

それは、夫として妻の全てを把握しておきたいという束縛からなのか、医者になりたいと思う者の興味なのか、と自問する。
しかし答えはでない。

答えは、実に簡単。ただ琴子が心配で心配でたまらない、という単純極まりないことだとーー彼は気づいていないだけーー。





「ただいま」

直樹がリビンクの扉を開けると、紀子が驚いたようにキッチンから出て来た。

「え? お兄ちゃん、今日は遅いんじゃ……?」

「琴子は2階?」

「ええ、寝室で寝てると思うけど……え? お兄ちゃん、琴子ちゃんが心配で帰ってきたの?」

驚いて問う母には答えずに、「何かクスリ飲んでた?」と、訊ねる。

「少しお腹に入れなきゃって、菓子パン少し食ぺた後、市販の鎮痛剤飲ませてあげたわよ。いつもの薬より効き目は悪いみたいだけど、飲まないよりマシだと思って」

「……お袋は、知ってたのか? あいつの生理痛酷いって」

「ここに一緒に住むようになってからは、忘れずにお薬飲んでたから、酷かったことはないと思うわよ。前に通ってた病院が遠くなっちゃったから、土屋さんを教えてあげて、最初は一緒に行ったのよ」

「そうなんだ」

「病気じゃないから大丈夫よ。でも、驚いたわ。お兄ちゃんがわざわざ琴子ちゃんの為に帰ってくるなんて」

少し嬉しそうに、感動の涙まで浮かぺる紀子。

「………………………」

直樹は、面倒臭そうに母を一瞥すると、そのまま2階へと向かった。

ーー病気じゃないから。

同じ女同志でも、そういう認識なんだよな。
倒れたり過呼吸起こしたり、著しく日常生活が阻害される場合は、月経困難症といって病気の範躊だろう。
でも意外と本人も周囲も、病気だという認識はない。女だから仕方ないーーそういうものだと。


「琴子………大丈夫か?」

二人の寝室に入ると、真っ先に目に入ったのは、ベッドの傍らで、クッションをお腹に抱えて胎児のように丸まっている琴子だった。

ーーなんで、ベッドの上じゃなく床の上なんだ?

琴子がベッドから落ちても痛くないよう、フローリングの上には毛足の長いふわふわのカーペットが敷いてある

「……いり……えくん…?」

琴子が一瞬驚いて身を起こす。
血の気がまったくないような、真っ白な顔……手には紙袋を持っている。

「………過呼吸起こしたのか?」

直樹が駆け寄る。

「あ……うん……でも、大丈夫だよ……なんとか収まってきた…………」

「顔、ひでぇな…………」

「う……何よ……仕方ないじゃない......j

「生気のない人形みたいだ………」

「え...?」

ベッドの上に、空の薬袋があった。土屋産婦人科、と印刷されている。

ーーどんな薬だ?

表の印刷を確認すると、ロキソニンとある。頭痛や抜歯の痛み止めにも出される一般的な鎮痛剤だ。
常習的に飲まなけれはならないホルモン系の薬ではないようだ。
直樹はベッドと琴子の間の狭い隙間に腰を下ろすと絨毯の上に横たわった。そしてそのままクッションを抱えた彼女ごと抱え込む。

「いっいっいっ………入江くん!? 」

「この格好が楽なのか?」

右半身を下にして横たわる琴子と同じ体勢をとって、彼女の背中に密着するようにぴたりとくっつき、右腕を彼女の脇から差し入れ、左腕はそのまま上から包みこむ。そしてぎゅっとクッションを握りしめている両手を、優しく解きほぐすように、やんわりと覆うように握った。

「……冷たい………」

琴子の手は氷のように冷たかった。

「あ…ごめんね………あたしはあったかい。入江くんの手……すごくあったかいよ」

か細い声が、直樹の顔の直ぐ近くから囁く。

「背中もあったかい…」

背中に直樹の心臓の鼓動や体温を感じ、痛みさえ薄らいでくるようなえもいわれぬ幸福感。

ーーこれは夢......?

胎児の如く丸くなっている琴子を背後から包み込むように抱えている直樹の姿は、さながら子宮の役割を果たしているかのようだった。

大切なものを守り育むもの一ー。

「……ありがとう………入江くん……すごく楽になってきたよ」

こんなに直樹が優しいなんて、嘘みたいだ。
琴子は最悪だと思ってた今回のことも何だか凄く得したように思えてきた。
この家に来てから、紀子が気にしてくれたお陰で、クスリを飲み忘れることがなかった。だから、この耐え難い痛みの訪れも、実に何年かぶりのことだった。
久し振りのこの感覚。多分、外にいたら絶対倒れるという予兆があった。無事に家まで辿り着いたけれど、部屋に入って直ぐに倒れ込んだ。息をするのも辛い激痛が下腹を襲っていた。
時間がたてば治るのは分かってる。でも、一人で耐えるのが堪らなく心細い気がしていた。

ーー-理不尽だ。
なんで、女ばっかりこんな目に………
そんなことをつらつらと考えながら痛みを凌いでいたときに、直樹が帰ってきてくれた。
そして思いもかけず優しくてーー。
痛みがいつもよりも早く引いていくのがありありと分かる。

「……ふふ………入江くん、お母さんみたい………」

「何だよ、それ……」

お母さんって、女かよ………

「小さな頃ね………まだお母さんが生きてた頃、あたしがお腹が痛がってた時、ぎゅっで抱き締めて、痛い所をずっとさすってくれてたの。不思議とすぐに痛いの飛んでっちゃったんだよね…」

「こんなふうに?」

クッションの下に直樹の手が差し込まれる。彼の大きな手が、琴子のお腹を優しく摩る。
手のひらから不思議なエナジィが流れこんでくる。

ーーじんわりと温かい…………。

「………ひとの手って、確かに科学的には説明できない治癒力があるんだよな」

直樹の低い声が、耳元に直接響いて心地よい。

「でも、やっばり母親の手が一番だろ?」

「………ううん……きっと世界で一番大好きな人の手が、一番癒しになると思うよ…」

好きな人の手から生まれる力は、壊れた細胞を再生させ、ストレスを緩和し、人がもともと持ってる治癒力を高めてくれる。
それくらいパワ一がある。
だから、みな遥か昔からこうやって苦しむ人の痛みの場所に手を当てて呪文を唱えてきたのだ。
………イタイノイタイノトンデケ……

忘れかけていた母の声が蘇る。

「あたしね...」

痛みが和らいできたためか、琴子がぼつりぽつりと話出した。

「……実は初潮が来るのが凄く遅かったの。ほら、最近の子は発育いいから、小学生のうちから来る子が多いんだけど。
……でも、あたしは中2になっても来なくて………凄く不安だった。
もしこのまま来なかったらどうしようって………
小学校の保健体育の時、先生から16歳くらいまでに来なかったら病院を受診するように、って言われたの。あたし、高校生になっても来なかったら、病院行かなきゃ…でも、一人で産婦人科なんて絶対行けないし…そんなこと…ずっと考えてた。
…あたし、生理用品とか全部自分で準備してたの。お父さんそういうことに気が回る人じゃなかったし。相談するのも恥ずかしかったし………
…中2でやっときて、一人で処置して、そしたら翌日凄く痛くなって……どうしたらいいかわからなくて……その時、ほんとになんであたしのお母さん、死んじゃったのって悲しかったなぁ……。
で、結局学校で倒れちゃって、保健室に運ばれて。お父さんにも連絡がいって……
お父さん、『ごめんな、気が付かなくて』って、お赤飯炊いてくれたな。
ふふっあたし、斗南高校の保健の先生にも随分お世話になったんだ……やっばり学校で二回くらい倒れたときにね、先生が、あまり生理痛酷いのも病気の可能性があるから一度ちゃんと受診したほうがいいって、病院に付き添ってもらったの。
…もう、内診って死ぬ程恥ずかしいよね。あたしあのとき、絶対二度と内診台乗らないって思ったもの。赤ちゃんなんて、生まないって!
でも、まあ、とりあえず病気はないってわかって……ただ人より少し痛みが酷いだけだからって、鎮痛剤出してもらって。
………入江くん……どうしたの?」

琴子は、直樹の手が一瞬妙に強く自分の手を握りしめたのを感じていた。

「……その初めて内診した医者は、男か、女か?」

「へ?」

何故直樹がそんなことを気にするのかわからずに、頓狂な声を上げた。

「……男…っていうか、おじいちゃんだけど? でももし若くて、入江くんみたい
にカッコいいお医者さんだったら恥ずかしくて逃げ出してたかも……」

……じじぃだろうが、男には違いないだろう!

俺より先に見たやつがいたのか......!
少なからず直樹がショックを受けていることに気がつかずに琴子は尚も淡々と話し続ける。

「……なんで女ばっかりこんな思いするんだろうね。男の子も少しは体験すればいいのに。出産だって、夫と妻が交代で産むとかさ。
出産って、この痛みの何倍も痛いんだよね。あたし、単純に赤ちゃん欲しいなんて言って、何もわかってないよね。こんなんで、赤ちゃん産む痛みに耐えられるのかな...?」

「……男は絶対その痛みに耐えられないって言うよな。
……おまえは、大丈夫さ。女はみんなそういうふうに出来てるんだよな……」

「そっかな…」

「おまえは、出産の痛みにも耐えられるし、ちゃんといい母親にもなれるよ」

「……入江くん...?」

なんにも分かってないのは、俺のほうだ……。
直樹は自分を嘲笑う。
母親になるというのがどう言うことか琴子には分かってないと、勝手に思い込んでいた浅はかさ。
頭では分かってなくても、心でちゃんと分かっているのに。身体がずっとそういう準備をしてきたのだ。14歳からずっと。痛みと戦って心も育ててきた。
琴子が誰よりも根性があって、溢れんばかりの心の強さを持ってるのを知っているくせに。そこに何よりも魅了されたくせに。
何もわかってないのは、おれのほうなのだと。

「親父の気分味わったとか、昨日言ったけどさ」

「…うん」

「実際、俺は琴子が母親になるよりも簡単には父親にはなれないと思う。…多分、世間一般のどこの父親母親と同じようにね」

「え~? 入江くんが!? ううん、そんなことないよ。入江くん、なんでも簡単に出来ちゃうもん。パパにだって簡単になれそう」

「知識や知能だけじゃ父親にはなれないよ」
直樹は苦笑した。

「……多分、俺のほうがずっと準備に時間がかかるから、待っててもらっていいか?」

「あたしが・・・入江くんを待つ
の?」

「……そう」

「あたしのほうが、入江くんより先にいるの?」

「そうだよ」

「ふふっ……そんなこともあるんだね。ちょっと嬉しい」

「……実は結構、おまえに敵わないこといろいろあるんだけどね」

「ええっうそ! 他に何があるの?」

「……教えない」

「うん、もう意地悪…..うっ」

丸まっていた身体を少し伸ばし、背後にいる直樹の方を振り返った琴子の唇を一瞬にして塞いだ。

「声に少し元気が出てきた。だいぶ治まってきたか?」

唇を離すと、真っ赤になった琴子が、うん、と頷いた。

「起き上がって大丈夫か?」

もう一度頷いた琴子を抱えあげたまま身体を起こし、寝転がった体勢からベッドに背を預け絨毯の上に座り、相変わらずクッションを抱えたままの琴子を膝に乗せて、そのまま自分の胸に顔を押し付けるようにして、しっかりと抱き締める。

「………随分よくなったよ。……びっくりしたでしょう? ほんとは嫌なんだよね、他人に見られるの。無駄に心配させてしまうから……」

「俺は他人じゃないんだろうが」

少し怒ったような口調の直樹に、琴子は慌てて弁解する。

「……うっうん、ごめんね。でも、やっばり恥ずかしいし」

「恥ずかしがることじゃねぇだろ? 俺はお前の旦那だし。医者の卵だし......」

「うん……」

「……だから」

頬に手をかけ、琴子の瞳を見つめて。

「……もう俺の居ないところで痛みを堪えるな……」

そして再び唇を重ねて一ー。
身体の痛みを別ち合うことなんかできない。この先彼女が陣痛で苦しむことがあっても。病気で苦しむことがあっても。
喜びは、二倍に。悲しみや苦しみは二分の一に。よくある陳腐な決まり文句だけれど。でも、ひとがつがいになるのは、間違いなくそのためだ。別ち合いたいという。

そして今は。
ただ、愛しいと思う心のままに君を抱き締めたい一ー。






※※※※※※※※※※※※※


うわーっくさいっくさいぞーっ なんか、めっちゃ恥ずかしいもの出してしまった気がします(^^;

うだうだくどくどと書いてきたのはただ、生理痛に苦しむ琴子ちゃんを直樹さんが後ろからぎゅっと抱くというシーンが書きたかっただけなんですね……(^^;

言い訳めいたもの、後から書きます(^^;書かせてくださいっ(..)


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* Category : とある1日のお話(西暦シリーズ)
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No title * by なおちゃん
生理の、痛み、いやだね、私も、何度も、倒れたよ。

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Re.彩様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

きゅんきゅんしていただけたのでしょうか、嬉しいです(^^)
くさくないですかぁ~?よかったです。自分で校正で読み返してたら恥ずかしくなってきてしまって(^^;
自然な、ありのままの二人……そういっていただいてうれしい! そんな二人の成長、がんばって書いていきますね♪ あまあまな話ばっかですが、これからもよろしくお願いしますね(^^)v

Re.にゃんこ様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

はい、あまーい二人ですよ♪ 熱くて、恥ずかしくてつい顔をはたはた扇いでしまいそうでした(^^; これ以上甘さ増量で? 鋭意努力いたします(^^)v

Re.なおちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

そうですね。私は軽い方なんですが、周りがしんどそうな人、多いのです。倒れたなんて、大変でしたね。しんどい時はイリコトで癒してくださいね!

Re.紀子ママ様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

はじめまして。こちらこそよろしくお願いします(^^)紀子ママさんのブログ、いつもお邪魔させてもらってます。(韓ドラでチェックしたのが始まりでした)ケーキやパンがあまりに美味しそうで涎垂らしてます(^^;

紀子ママさんも辛かったんですね~私は自分は軽いのですが周りがみんな酷くて、見ていて可哀想でした。
ふふ、そうですね。入江くんは頭でわかっても、実際こんな琴子ちゃんを目の当たりにしない限り実感しないと思います。
少し思い知って大切にしてあげてほしいと思い書きました。
そうそう、この半年後にはまたやらかすんですもんね、彼は! まだまだ成長途中です(^^;

うるうるしていただけたなんて、嬉しいです。母がいないと女の子って大変だよな、と想像して書きました。私も娘の為にいつから準備した方がいいのかと凄く悩みましたもの。
素敵な感想、ありがとうございました。よろしければまたご訪問くださいませ(^_^)

Re.sasa様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪

初めまして! いやーまさかあの名言で検索されるとは! そして、この話にヒットするとは〜!! 突っ込むなと云われても突っ込みたくなっちゃいますが笑

大好きな妊娠騒動のエピですが、ひそかに「いいのか、作っちゃって‼ まだ学生の身で!」と突っ込んだものです。なので、ちゃんと経済的なことも考えて欲しいというのもあったし、この妊娠騒動の時に多分違うと思うと確信してたのは琴子の生理周期を把握してたんだろうなーとか……そんなことを妄想しつつ出来たお話でした。
素敵なお話といってもらえてとても嬉しいです(//∇//)

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