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桜あんそろじぃ(第三夜)



令和最初の一ヶ月がもう終わりに近くなってしまいました。

すでに北海道の最北端まで桜前線到達してしまい、焦るわたしに、「大丈夫、北海道寒いので6月くらいまでOKです!」とMさまからお言葉いただいて、そ、そっかぁ~~とずるずる伸ばしていたらいつのまにかこんなに空いちゃいましたf(^_^;

そしてまさかの5月にして北海道すら35度超え~~ひぃぃ(°Д°)

なんか、桜どころかって感じですが(-_-)


さて、本当はこの話を一番書きたかった筈なのにどんどん違ったテイストになってしまいました。またハズしちまった予感がひしひしとします……… なんだか奇妙な世界ですが、覗いてみたい方だけどうぞ……^_^;

※※※※※※※※※※※※※※


20040406~眩々(くらくら)と。






「ほらほら、みーちゃん、屋台で何か買ってこよ!」

「うん! えーとね、綿菓子とりんご飴!」

「おまえたち、今、弁当食ったばっかりだろ」

ファンシーなキャラクターのついたピクニックシートの上に座って、琴子の淹れてくれたコーヒーの入った水筒をバッグから取り出す。白い湯気とともに芳しく薫る液体をカップに注ぎながら、直樹は呆れたように、立ち上がった二人を見あげる。

ひらりと一枚の花びらがコーヒーの上に落ちた。

「ふふふ、これは別腹なのよねー」

「ねー」

二人顔を見合わせてにまーっよく似た笑顔を向け、そして「じゃあ行ってくるねー」と直樹に手を振り、その場を離れていく。

平日とはいえ、今が盛りの花見の名所はそれなりに混雑していた。
直樹は人の波を掻き分けるようにしっかりと手を繋いで歩いていく二人の背中を見送ったあと、一気に珈琲を飲み干すと、大きめのピクニックシートの上に読みさしの文庫本を置いて、ごろりと横たわる。
早めに来たお陰でこの公園のベストポジションである一番の巨樹の下に場所を取れた。横たわって上を見あげると空を覆い隠す程の見事な枝にびっしりとひしめく薄桃色の花々が絢爛豪華に頭上を彩っていた。
特に花を愛でる趣味のない直樹でもその儚い美しさにしばし見惚れるほどだ。
既にちらちらと散り始めていた桜はシートの上に花びらを散らしていた。

ーー晴れてよかったな……。

昨日までは降水確率は50%近くだった筈だ。
東京の開花期間のうち、直樹と琴子の休みが合ったのは今日だけだった。琴美も明日から幼稚園が始まる。

琴子と琴美で、昨日から何度も窓の外を眺めてため息をついていたが、夜には月が煌々と輝くのを見て、嬉々としてお花見弁当の重箱を準備していた。(もっとも寝坊して、中身はほぼ紀子作となったのはお約束なのだ。殻いり卵焼きだけはかろうじて作ることが出来たのだが)

何しろ、『お花見』という行事は琴子の中ではバレンタインやクリスマスに引けを取らないかなり重要なイベントらしい。
チューリップ祭りやアジサイ祭りなど、季節季節の花のシーズンはよく紀子と出掛けているに、桜だけは直樹と一緒に堪能したいのだと。

別にただ一緒に歩くだけでいいのだというので、忙しい年は病院前の桜並木を歩くだけの花見という時もあった。
それでも琴子は幸せそうだった。

「今年も入江くんと一緒に桜を見ることができて嬉しい!」

ーーそして、その年の最初のひとひらをふわりと掌で受けとめるのだ。世界で一番の宝物を手にいれたかのようにーー。



たいして望みを叶えてやれたことはない。
予定はいつも覆るし、ドタキャンしてもがっかりはされるが文句を云われたこともない。それが当たり前になっていたから。

けれど、琴美を妊娠した年から、せめて花見だけはなるべく一緒にーーと鋭意努力はしている。
人混みは苦手だし季節イベントには無関心だった直樹にしてはかなり革新的な出来事で、紀子たちは「やっぱり人の親になると変わるのね~」と感心しきりで琴子への感謝は惜しみない。
それは妊娠初期の頃、妊娠悪阻で苦しんだ琴子への贖罪の想いが強いのかもしれない。
退院したあとに一緒に花見をしたときの琴子があまりに幸せそうで、全てを許されたような気になってしまうのだが、桜を見ると二度と琴子に辛い想いをさせまいと改めて自戒するのだ。



ーー桜の季節になると、ほんと、日本人に生まれてよかったぁ~~って思うよね!

琴子は春が訪れる前の辛かった日々など忘れてしまったかのように、単純に満開の桜を見ると心が浮き立つのだと嬉しそうに語る。

「寒くてどんよりしてた冬のあとに、こうしてぱぁーっと見事に咲いて、さあ春ですよ!って日本を縦断してお知らせしてまわってる桜ってほんとスゴいよねっ 開花期間はほんとに短くてあっという間に散ってしまうとこも潔くて儚くて、でも散りぎわもそれは素敵で……」

いつの年だったか。
琴子にしては珍しく詩的なことを口にするのでついからかったことを思い出した。

「知ってるか? 桜の樹がこんなに美しく見事に咲き誇るのはその根元に屍体が埋まっているからだって。いろんな屍の養分を吸い取ってこんなに美しく咲き乱れているのだと」

「それって、なんかのミステリー小説の話でしょ? よくきくフレーズよね。元ネタはしらないけど! でも桜の樹の下にいちいち死体が埋まってたら日本中死体だらけじゃない!」

もっと怖がるかと思いきやと、あっさりとかわされた。
琴子にしては意外と論理的思考ではあるが、仮にも文学部だったのなら梶井基次郎くらい知っとけと思う。


「ーーこの公園で一番古くて大きなこの桜の樹の下で美しい鬼女が出たとか出ないとか…」

桜、幻想、怪奇譚といえば坂口安吾の方が有名だな、とふと思い出してからかうように言葉にすると。

「ええっ痴女っっ!? さ、桜の木の下で?」

琴子の前では幻想文学もかたなしだった、というオチなわけだがーー。

そんなたわいもない昔話を思い出しつつ、持ってきた文庫本ーー『桜の森の満開の下』を開くことなく微睡んでいた。

思わず桜繋がりで持ってきたが、およそ琴子が好むことはない禍々しい物語だ。
不条理で救いようのない残酷な女と関わってしまった山賊の話。桜の樹の下で生首並べて遊ぶ美しい女……最後は鬼となり桜の花びらにまみれて花びらと化して掻き消えてしまう……
ただラストシーンの降りしきる桜の花びらは妖しいくらいに美しいーー








ーーー風が強く吹いた。

荷物を重石がわりにしていたのに、ピクニックシートの端が捲れた。
思わず起き上がると、しなりと枝が揺れ、桜吹雪が舞い上がっていた。

視界があっという間に花びらで塞がれた。まるでホワイトアウトだ。




それは少しばかり異様な感じがした。
周囲にあった人の気配が一切なくなったからだ。
『桜の森の満開の下』の世界のようにーー何だか異界への扉が開かれた気がした。

花びらが舞い散る。
とめどなく、ひらひらと。
雪のように。

景色が桜色に揺らいでいる。


そしてその桜吹雪の中ーー現れたのは鬼女ではなくーー小さな影がひとつ。

まだ幼い少女のようだった。
膝を抱え踞り、桜の樹の下で泣いてる。

ーー琴美?

ツインテールがゆらゆら揺れるその輪郭は琴美そっくりだったがーーしかし、4歳の琴美よりは少し大きい気がする。




ーーどうしたんだ?

声をかけると、少女はゆっくりと顔をあげた。

大きな瞳からこぼれ落ちそうな涙。

琴美ではない。
似てるけど……琴美ではなくーー


ーーなんで泣いてるんだ?

「おかあさんが………」

たどたどしく語る舌足らずな言葉。

おかあさんが、ビョーキなの。
お花見の頃には退院できるっていったのに、まだ入院してるの

保育園の進級式もこれなかったの。
あたし、今日から年長さんなんだよ。

来年、入学式は絶対いくからね、っておかあさん約束してくれたの。

絶対だよ? 絶対だよ? あたし何度もお願いして、指切りげんまんもしたの
でもなんだかおかあさん、困ったような悲しそうなお顔してて
そのお顔みてたらなんだかとてもかなしくなってきて
涙でてきて
でもおかあさんに泣いた顔みせちゃいけないと思って

ーーそれでここで泣いてるの?

こんな幼い少女が。
声を押し殺し、ひとりでひっそりと。


おかあさん、なおるよね?
ビョーキ、なおるよね?

おにーちゃん、お医者さんなんでしょ?

ーーえ?

いつの間にか自分は白衣を着ていた。
さすがにこれは夢だな、と理解する。
とはいえ、目の前の少女は妙にリアルでーー

おにーちゃん、おかあさんのビョーキ、なおして!
おねがいっ! おねがいします!

そういってすがりつく少女ーー

大丈夫、きっと治るよーーそんな風に安易に云えなくて。
なんと答えるべきかーー患者に話すように簡単には言葉が出てこない。

ただ……優しく頭を撫でて。
「もっと、泣いていいんだよ?」と背中をとんとんと叩いてあげる。

しゃくりあげてしがみついてくる少女を
抱き止める。

「琴子………」

ちいさな……琴美よりほんの少し大きいくらいの幼い琴子。
それは間違いなく琴子だった。

降りしきる桜吹雪の中ーーやさしく、ぎゅっと抱き締める。

ーーもっと、もっと、声を出して、泣いていいんだよ………




桜の花びらがーー再び激しく舞い落ちる。まるで雪のようにーー舞い上がり、舞い落ちる。
視界があっという間に塞がれて、足元に花びらが落ちていく。

そしてーー薄桃色の花びらがいつの間にか真っ白な雪に変わった。

ひらひらと舞い散っていた筈の花びらが牡丹雪となりしんしんと吹き荒ぶ。

雪のなかで……


白い布に包まれた箱を抱きかかえている小さな琴子。

ぼんやりとどこか虚ろな瞳のまま、降りしきる雪のなか、傘もささずに……

ーーいつまでもそんなところにいると風邪をひくよ?

うん。でもね、この中におかあさんがいるの。もうすぐお墓にいれないといけないから。もう少しこうしているの。
東京のおうちから秋田のばあちゃんちまで連れてきたの。ほら、おかあさんのおばあちゃんとかも一緒だから寂しくないよって。
でもね……お墓のなかって暗いよね。お化けとか幽霊とかいるんだよね? 怖いよね……おかあさん、大丈夫かなぁ。おかあさん、とっても怖がりだもん……

おかあさん……

虚ろな瞳。心をどこか遠く切り離したような。

ーー悲しかったら泣いていいんだよ?

悲しいのかな……よくわかんない。
でもおかあさんがいなくなってさびしい………

おとうさんも毎日泣いてるから、あたしがなぐさめてあげないと


ーーおとうさんは大丈夫だよ。だからきみも泣きたいときに泣けばいいんだ。

ほんとに?

ーーああ。

みるみるうちに瞳にたまる大粒の涙。
くしゃっと歪む幼い表情。

降りしきる雪のなかで泣き叫ぶ少女を優しく抱き締める。

琴子から母親の話をあまり聞いたことはない。殆ど覚えていないのだと云っていた。

悲しい記憶を全て雪の中に封じ込めてしまったのだろうか。







ーーまた、雪がひどく降り始めた。真っ白だ。息が詰まるくらいの吹雪だった。
けれど不思議なことに寒くはない。

寒くなくてーー逆に暑いーーいや、暑いのではなく、『熱い』。

ほら、琴子の身体が熱い。
やっぱり熱が出たんだ。雪のなかで長いこと佇んでいたから……

するといつの間にか雪は窓の外に変わり、琴子は布団の中では真っ赤な顔をして目を瞑っていた。

幼かった琴子は少し大きくなっていた。小学校高学年くらいだろうか。

古い和風の部屋だ。
石油ストーブに、その上のヤカンからしゅんしゅんと湯気がでていた。

「琴子、大丈夫か? 病院行かなくていいのか?」

「平気だよ、おとうさん。寝てれば治るから、仕事いってきてよ」

「ほんとに……大丈夫か?」

心配そうなお義父さんに無理矢理笑顔を作って布団の中から手を振る琴子。
全然大丈夫じゃないだろ? おまえ。
そんな小さなころから無理ばっかしてたのかよ。

誰もいなくなった部屋で、こんこんと咳き込みながら、雪が降りしきる窓の外を見つめる。


ーーあたし、熱とか滅多に出なくて健康優良児だったからね。
あんまり寝込んだ記憶なんてないんだよね。
ほら、馬鹿だから風邪なんてひかないの。

そういって結婚してからも風邪っぽくてもあまり休むことなく気合いで治してしまうことが多かった気がする。
だから琴美を妊娠したときもただの風邪だからと無理してぶっ倒れてーー
そういえば大学受験の時の虫垂炎も、いつまでも我慢して倒れたんじゃないか。

つらいならツラいと……傍にいてほしいならそう、甘えればいいのに。
いやーーできるわけないよな。

おまえがお義父さんを心配させるようなこと……

眠る琴子の額に手を当てる。
雪の冷たさも室内の暖かさも実感できないのに、何故か琴子の額だけ、妙に熱く感じるのだ。

リアルに、熱いーー

「………誰?」

ーーー?

さっきまで小学生だった琴子が急に大きくなっていた。
中学生か高校生くらい?

すげぇな、夢って。空間軸も時間軸も、自由自在だ。
夢だと理解して、妙にこの状況を客観視している自分に笑える。

「わぁ。入江くんだぁ。夢なら醒めないで……」

おれを見てふわっと微笑んだ。
どうやら高校生以上のようだ。おれを知っているということはーー

「……大丈夫か? 琴子……」

額の熱さからかなり高熱だと思われる。
驚いた表情でぼんやりとおれを見つめる琴子。
夢のはずなのに、琴子が伸ばしてきた手を握り返すと、額の熱さとは真逆に氷のように冷たい。思わず温めるように両手で包み込むと、嬉しそうにふわりと微笑む。

「片思いの相手が枕元に現れてくれるなんて、素敵な夢……」

夢ーーそう、これはおれの夢だ。
琴子の夢ではなく、おれの。

ほらーー窓の外の雪が再び桜吹雪に変わる。


ひらひらと……



ひらひらと散った桜のひとひらを空に差しのべた掌でつかみとった琴子が嬉しそうに微笑んだ。

「ふふ、今年の最初の花びらゲット! これで願い叶うわ!」

ーー何を願うんだ?

「決まってるわよ。お腹のベビちゃんが無事に生まれることよ」

当たり前でしょ? と言わんばかりにおれを見て、そしてその花びらを手帳に挟んだ。とても大切そうに。

ーー大丈夫……琴美は無事に生まれて健康でいい子に育ってるよ…

「琴美? 何いってるの? みーちゃん、もう中学生じゃない」

ーーえ?

そういえば、目の前の琴子の腹はいつの間にか、かなり大きくなっていた。そして少し大人びて……というか年を重ねてみえた。いや、それでもーー中学生の娘を持つ母には見えないが。

どうやらこれは未来の夢らしい。


琴美、中学生って……十年後にもまた子供が生まれるのか。頑張ってるな、おれ……
いや、別に予知夢とは限らないか………。

「元気な赤ちゃんが生まれますように……」

そういっていとおしそうにお腹を撫でる琴子の手に自分の手を重ねて、「大丈夫だよ、琴子……」そしてぎゅっと抱きしめてーー

ーー再び激しく花吹雪が舞い上がった。
思わず腕で顔をガードする。
目を瞑ると、くらくらと地面がーー世界が歪んだような気がしたーー。







「入江くん! こんなとこで寝てると風邪ひいちゃうよー」

「そうだよ、パパー!」


頭上で直樹を見下ろしている瞳が4つ。

直樹は慌てて飛び起きた。
起きた瞬間に、髪やら服やらから花びらが舞い上がる。

「わー、すごいよ、入江くん。花びらに埋もれてた」

「すごいねー」

楽しそうに琴子と琴美が直樹に張り付いていた花びらをはたはたと落とす。

「なんか、夢見てた?」

琴子がにやりと訪ねる。

「『大丈夫だよ…琴子』……って呟いてた。ねぇねぇ、あたし、入江くんの夢の中に出演してたの?」

「出演料でも寄越せと?」

自分でもぱっぱっと桜の花びらを払い落としながら、気まずい表情を下に向けてため息まじりに応えた。

「そんなセコいこと言わないよー。単純に、入江くんが夢に見るくらいあたしのことそんなに日々思っててくれるんだぁーって、すんごく嬉しいだけ」

ふふふふっと勝ち誇った笑みを向けられるのはちょっと癪だ。

「おまえの図々しさはおれの夢まで侵食してくるってだけだろ」

直樹の憎まれ口など聴こえなかったように、「ねえねえ、どんな夢だったの?」と訊ねてくる。

「猫型ロボット所有のタイムマシンに乗って旅する夢」

「えードラちゃんの~? いいなー!!」

琴美が瞳を耀かせて直樹にしがみつく。

「入江くんならタイムマシンくらいちゃちゃっと作れそうだよね!」

「悪いがそれはムリ。量子物理学を極めても実現にはほど遠いな」

ーーそう、時間旅行なんて夢また夢で。

だから、今のもただの夢でーーー

「この桜の大樹が見せた幻か……」

「え、なに?」

「いやーー」

ひととき世界を絢爛たるものにしていた桜の花びらの、命尽きる瞬間に見せてくれた眩惑だったのか。
それともこの不思議な生命力に満ちあふれた桜の巨木に秘められた妖かしの力なのか。
そんな非現実的なことを思いながらも、直樹は幸せそうに真っ赤なりんご飴を頬張る妻と娘を、いとおしげに眺める。

「あ、入江くん、この栞使ってくれてたんだ!」

琴子が目敏く、文庫本に挟んであった栞を見つけて、嬉しそうに笑った。

それはいつの年かの琴子が手に取った願いの叶う最初のひとひらをラミネートして作った栞だった。


ずっと叶えられないーー決して叶うことはないーー願い事があったことを思い出した。

ひとりでいっつも我慢して
寂しいのを我慢して
無理して笑ってきた幼い琴子に
我慢しなくていいんだよ。泣いていいんだよ。 弱音吐いてもいいんだよーー
そういって抱きしめてやりたいとーー思ったことを。


「………本当にすごい効き目だな」

「へ?」

琴美と同じように口の周りを真っ赤にして間の抜けた返事をする琴子に思わず苦笑する。

「いや、何でもない」


ああ、きっとそうだ。
桜が見せた幻などではなくて。

この栞に封じ込められた桜のひとひらの魔法なのだろう。

つまりは。
琴子のもたらした奇跡なのだ。






※※※※※※※※※※※※※※


ほら、へんなテイストだったでしょー?
(坂口安吾『桜の森の満開の下』と梶井基次郎『桜の樹の下で』、ごっちゃに記憶してました……)



この話は元々、以前書いた『My Do根性 Girl』で直樹さんがタイムマシンに乗って幼い頃の琴子ちゃん抱きしめてやりたいと語っていまして、それを叶えさせてあげたいと前々から思ってたわけですが。
それに前の令和初のお話にもちょいと絡めまして。
なんだか思ったようには繋げられなく、タイムマシン製造並みに難しかったのです……f(^_^;


さて、このアンソロジーもあと一夜で終わらせたいかと。……せめて梅雨の前には~~^_^;(ごめん、グダグダで……)



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§ Re.マロン様

コメントありがとうございました。
リコメが遅くなり申し訳なかったですm(__)m

そうそう、マロンさんのキリリクでしたよ!訳あって鍵付き(えろないけど)のままですが、『ど根性』のその後としてわりと気に入っているのです笑(そのせつはリクエストありがとうございました)
タイムトラベルネタとして妄想してたのに何だか違う感じになってしまいました。
幼い頃の琴子と直樹さんを遭遇させたかったのにただの幻想風景のようになってしまい、ちょっと不完全燃焼な私です。
ええ、琴子の作ったものはお守りも栞も……計り知れないパワーを持ってしまうのかも……スピリチュアル琴子、恐るべし、なのです笑

§ Re.ちびぞう様

コメントありがとうございました♪
リコメが遅くなって申し訳なかったですm(__)m
人間的に成長した直樹さんが幼い琴子を抱き締めるというお話が書きたかったので、ちびぞうさんにうるうるしてもらえてよかったです。
私も安吾は何冊か持ってたけれど、挫折した記憶が……今回もウィキ調べです( °∇^)]
そんなアニメがあるとは知りませんでした〜
イメージは、夢の遊眠社のお芝居『贋作 桜の森の満開の下』のラストシーン。ステージに舞い散る桜吹雪がそれは綺麗で幻想的だったなぁ……f(^_^;

§ Re.りん様

コメントありがとうございました♪
リコメが遅くなって申し訳ないですm(__)m

はい、やっとここで回収できました。今頃かよって感じですが……( °∇^)]
ふふふ、琴子ちゃんのパワーはもはやSFですね。お守りにだって桜のひとひらにだって、てるてる坊主にだって愛のパワー注入できて、願いを叶えちゃうのですよー

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管理人の、のののです。イタズラなキスにはまって、二次創作を始めました。

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