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20041031 ~Happy Halloween Party

2016.10.31(20:31) 265





連載のお話でなくてすみません。ちょっと今、新しい仕事で頭が飽和状態になってて妄想ストップしております(ーー;)

かわりに、季節ネタをどうぞ~~(((^^;)







※※※※※※※※※※※※※※







「ちょうど今年は日曜がハロウィンだし。我が家でもパーティしましょうか」

紀子がそんなことを言い出したのは三日前だ。
琴美が参加した英会話教室のハロウィンパーティで、琴子が少しばかり嫌な想いをした。
その意趣返しなのか仕切り直しなのか。

そもそもその英会話教室のパーティとやらに参加するのも直樹にとっては寝耳に水で、聞いたときには思わず眉間に皺を寄せた。琴美がそれは楽しみにしてるようなので、強く反対はしなかったが。

「いったい、いつ琴美は英会話教室なるものに通いだしたんだ。聞いてないぞ」

自分も裕樹も塾など通ったことがない。
琴美にもお受験させるつもりもないし、琴子も「もうお受験目的の幼児教室や習い事をしている子が多いのよ! びっくだよねー」とかなり他人事な様子で話していた。何にしろ紀子も全くセレブな周りの奥さま連中のご意見を無視して、直樹を一番家から近いと言う理由で斗南の幼稚園に入れていた。(一応受験はあったらしいが)
とにかく子供は自由に! それが入江家の教育方針である。
英語が習いたければ自分が教えるし、クリスの娘のアンジーと仲が良いせいで、琴美は4歳にして簡単な会話は話せるのだ。しかもクイーンズイングリッシュだ。少なくとも琴子よりはネイティブな発音で単語や歌を聴かせてくれる。
なのに何故英会話教室?
そこがまず大きな疑問だった。


「お試しみたいなものなのよ。幼稚園のお友だちの咲ちゃんママから誘われたの。ハロウィンやクリスマスみたいなイベントの時には生徒さん以外も参加できるんですって。一種の生徒さん集めよね。参加したからって入塾する必要はないみたいだし、楽しそうだから行ってみようかなーって」

「ふーん」

この頃はまだ家庭でハロウィンパーティなど、それほど一般的ではない。テーマパークでイベントが行われるようになり、認知度は高まってきたが、せいぜい教会や英会話教室で子供たちがちょっとした仮装をしてお菓子を食べるくらいだ。

「へへ、何の仮装しようかなー。みーちゃんは何になる?」

「うーん、お姫さま~~」

「あら、だったら私がお姫さまのドレス作ってあげるわねー」

「わーお義母さん、ありがとうございます!! じゃあママは何にしようかなー」

ワクワクと楽しげな琴子に「なんだよ。付き添いの親まで仮装をするのかよ」と、直樹は呆れたような顔を読んでいた新聞の影から覗かせる。

「うん、最初は子供だけ、ってきいてたんだけど昨日咲ちゃんママから親も仮装するのよ、って連絡あってねー。もう、恥ずかしいわよねーこの年で」

と、いいつつ楽しそうに娘と何にしようか話している。

「いくらそんなに腹が目立ってないとはいえ、妊婦なんだし着られるものは限られているだろう?」

琴子は現在第2子を妊娠中だった。琴美の時ほど悪阻もひどくなく落ち着いた妊娠生活で、漸く安定期に入ったところだった。

「まだ全然普通の服着れるよー。ナース服だってまだまだ大丈夫だし」

子供の為のパーティだし妊婦だし変に露出の高い格好をすることもないだろう、と特に直樹は何も止めだてすることもなかった。外人講師が金髪イケメンの若い男だということは少々引っ掛かりはしたものの。

「お前、ハロウィンってのはそもそもケルト人の収穫祭で、いわゆる『お盆』みたいなもんだぞーー」

と、一応蘊蓄を垂れてみるが、無論女三世代はそんなことは聴いていない。

「やっぱり定番な魔女かなー」

魔女なら全身すっぽり黒ずくめで安心だろう、と思いつつも一応検閲してみたら、ノースリーブにミニスカートの魔女っこスタイルで、妊婦がそんな冷えそうな格好するな、とすっぱり却下したのは云うまでもない。
結局琴美の白雪姫と継母の魔女の設定で、真っ黒のロングドレスに長いつけ鼻をつけてパーティに向かったのが三日前。

てっきりその夜は楽しかったパーティの報告を聞けるかと思いきや、妙にテンションが低くて、どうにも琴子らしからぬ様子だった。

「うん、ちょっと手違いがあったけど、楽しかったよね」

それ以上は語らない琴子に代わり、琴美に訊ねると、年少にしてはかなりしっかりとした説明をしてくれた。

「あのねー。ハロウィンにいったらね、ママたちの中で仮装してたのうちのママだけだったの」

「………親子揃って仮装じゃなかったのか?」

「咲ちゃんママがそう言ってた、ってママいってたのに。咲ちゃんママも普通のお洋服だったの。大人でそんな格好してたのママ一人でーーちょっと恥ずかしそうだったの。みーちゃんもみんなから『ママ変わってるね』っていわれちゃうし」

「ふーん…………」

「……他のママたちが、ママのことクスクス笑っててね。なんだかみーちゃんまでイヤな気分になってきて、あまり楽しくなくなっちゃったの。
先生だけはママの仮装に喜んで受けてて、クリスマス会もぜひって云われたけど、もう行かなくっていいやー」

「そっか。クリスマス会はおうちでやるから大丈夫だよ」

「うん。おうちのパーティの方が楽しいよ」

直樹は琴美の頭を撫でると、疲れたから先に休むと寝室に行っていた琴子の元に向かう。

部屋では琴子がドレッサーの前でヘアブラシを持ったまま、ぼんやりと座っていた。髪をときながら考え込んでフリーズしてしまったようだ。

「……で、結局どんな行き違いがあったわけ?」

後ろから声をかけると、琴子は鏡の中に直樹の姿を認めて、驚いて後ろを振り返る。

「うーん。ちょっと色々ね……なんか、ママ友たちとの付き合いって難しいなぁって思っちゃって。ただの連絡ミスだったのかなーって思ってたけど、あたし、どうもイジワルされてたみたいで」

へへっと恥ずかしそうに笑う。

「ほんとはね。咲ちゃんママが他のママたちからイジワルされてたらしいの。それをあたしが全然気づかなくって、一緒に話したり幼稚園の催しに誘ったりしてたから、今度はどうもあたしの方が目をつけられてたみたい」

たまたま入園式の日に琴美の席の隣が咲ちゃんで、幼稚園に入ってすぐに仲良くなり、親同士もよく話をした。とはいっても琴子は基本仕事にいっていて、送迎も紀子が行くことも多く、他の母親たちのように送迎の際にいつまでも園庭でお喋りに興じたりとか、ついでにランチやお茶をすることなど滅多になかった。忙しい琴子にはそんな付き合いをしている暇はなかったのだ。
だからあまりママ友同士の人間関係や内部事情に詳しくなかった。

咲ちゃんママは地味で目立たないタイプだったが、咲ちゃんが幼児教室の成績がよくて、それまでトップだった陽菜ちゃんを抜かしたことから、クラスのママ友派閥の頂点にいるらしい陽菜ちゃんママの妬みからいじめをうけていたらしい。(ママ友派閥なるものが存在することすら知らなかった琴子である)

「……そんな3歳児の成績の一番二番で親が嫉妬したり苛めたりとか、その発想がよくわからないのだが」

「うん。あたしも理解できない……」

琴子は肩を竦めてため息をつく。

「実は花村さんから電話をもらってたの。陽菜ちゃんママとその一派が通ってる英語教室には行かない方がいいわよって。いっくんとはクラス違うのに、何故か花村さんの方がうちのクラスの内部事情に詳しいみたいで……」

花村一斗は琴美と同じ病院で生まれた幼馴染みである。幼稚園も一緒だがクラスは別れた。

「どうやら入園前の幼児教室時代から、咲ちゃんママと陽菜ちゃんママの間に確執があったのは有名らしくて。
で、陽菜ちゃんは本当は斗南より偏差値の高い幼稚園を受験してたから園が別れればもう大丈夫って思ってたら、陽菜ちゃん本命落ちて斗南に入ったらしいのね。そしたら咲ちゃんとクラスまで一緒になって。そしてまたさりげなく嫌がらせをされてたらしいの。
そういえば、あたしも陽菜ちゃんママから『あの方昔キャバクラに勤めてて成金のご主人に見そめられたそうよ』とかとか『一緒にいて楽しいかしら? 幼児教室の時に少し話したけど話題が噛み合わなくって。やっぱり育った環境が違いますでしょ』とか妙に刺のあることいってくるなーって思ってたんだよね………」

こえーよな、女って。

聞いてて背筋にぞわりとくるものがあるが、特権階級意識の強い勘違い女は確かに高校時代のA組にもいたな、と思う。

「花村さんいわく、斗南付属幼稚園はそこそこの経済力のある家庭でなければ入れない名門私立幼稚園だから、咲ちゃんママが元お水で、旦那さんが成金の居酒屋チェーン店の経営者ってのも気に入らないんだって。
斗南の格が下がるとかなんとか。
……ってか、咲ちゃんママが元お水とか、なんでそんな情報を他のママたちが知ってるのかそっちのが怖いんだけど。
きっと、あたしだってしがない料理人の娘だってばれてるわよねー。別に恥じることもないけどさー。でも、あたしも絶対話題は合わないわー」

「それをいったらうちだって成金だよな。パンダイなんて親父一代ででかくしたようなもんだし」


そして、今回のことは再三咲ちゃんママとは付き合わない方がいい、という忠告を無視した琴子にイジワルの矛先が向いたようなのだ。
しかもその咲ちゃんママを使って嘘の情報を流し、琴子一人に仮装させて笑い者にするあざとさ。
思わず直樹も顔をしかめる。

「咲ちゃんママから『ごめんなさい、言うこときかないと咲までいじめられちゃうから……』って謝られてーー」

でもね、あたし、咲ちゃんママを責めるつもりはないのよ。ただ、なんで真っ先に相談してくれなかったのかしら、ってそれがちょっとショックで。
別に前もって言ってくれればもうちょっと頑張って、一人で乗りきれる気合いのはいった仮装をしていったのになーって!!

なんか悔しいなーって!

少し凹み気味だったのが、段々奮闘モードに変わっていったらしい。
だがそれでこそ琴子だ。

「子供たちは? やっぱり派閥があっていじめみたいのあるのか?」

「ううん。それはないみたいだから、ちょっと救いかな。
幼稚園の先生の話だと、みーちゃん、みんなの人気者らしいの。陽菜ちゃんママが娘に、咲ちゃんと遊んじゃだめ、琴美ちゃんと遊んじゃだめっていっても、子供たちは琴美のことが大好きでみんなが一緒に遊びたがるんですって。それは陽菜ちゃんも同じで。そして、琴美はまず咲ちゃんを誘うから、咲ちゃんが省かれることもないみたい。
ま、陽菜ちゃんママはそれも気に入らないみたいだけど。自分の娘が一番じゃないとイヤみたいね」

「………親の方がよっぽどか子供だな」

「そうだねー。でも、色んなひとがいるから。看護師仲間でもやっぱきっつい人もいるし、変な価値観の患者さんもいるし。だからあたし、きっと耐性は出来てるよ」

ふふっと笑って大丈夫と力こぶを見せる琴子。

「だいたいあたし自分が苛められてると気づかないくらい鈍感だし」

「………知ってる」

そういえば、看護師仲間に嵌められて男湯に飛び込んだこともあったが、自分がそんな嫌がらせを受けたことなどすっかり忘れているだろう。
直樹の方はきっちり覚えていて、しかも密かに真相をつきとめて琴子を嵌めた看護師三人組には病院に戻ってからきっちり釘を刺しておいたのだが、琴子はそんなことは知らないだろう。

「噂にはママ友イジメとかきくけどな。まさかこんな身近にあるとはな。とにかく一人じゃ対処できない時は云えよ。おれも琴美の父親だ。それに妊娠中に変なストレスがかかっても困る」

「うん。ありがとう。嬉しいよ、入江くん」

思わぬ優しさに少し涙ぐむ琴子。
そのあと最初に準備して却下した露出多目の魔女っ子コスチュームの琴子を可愛がったのはまた別の話だ。(一応安定期になったばかりの自粛バージョンで無体はできないので、本当にちょっと可愛がっただけである………)





そして、日曜日。
琴子の話を聞いて憤慨した紀子が、相当の気合いを入れてハロウィンパーティの段取りをした。
もちろん陽菜ちゃんママをはじめとするセレブグループを含めた幼稚園のクラス全員に、いっくんやアンジー、理美やじんこなどの友人たちもを招いての大掛かりなものとなった。
自宅のリビングでは手狭だからと結局レストランを貸しきっての盛大なパーティだ。

会費も手土産もなし。
ただひとつ決められているのは『必ず仮装をしてくること』そして正装はお断りーーのみだった。

琴子をあからさまに馬鹿にした陽菜ちゃんママ一派が来るかどうか心配だったが、やはり何度か姿をちらりと見ただけで、とにかく超絶イケメンと噂の琴美の父親会いたさに参加することにしたらしい。



そしてーー

その会場のレストラン周辺は、奇妙なコスプイヤーたちで溢れかえっていた。


子供たちはお姫様に王子さま、天使に猫耳ウサギ耳モコモコな着ぐるみなどが定番で、みんな可愛らしい。

幼稚園のママ友たちはさらにバリエーションが賑やかだ。〇ッキーやミ〇ーの着ぐるみに、アニメのキャラたち。
アリスにウォー〇ーにハリー〇ッター。
咲ちゃんママも恥ずかしそうにメイドの格好をしてきてくれた。
そして、一番懲りまくっているのが入江家御一同様だった。
全員見事に特殊メイクを施したゾンビに妖怪などのホラー系だ。

紀子はベラだし。
重樹は子泣きじじい。
裕樹は顔なしのお面をつけている。
好美は猫娘。
重雄はどくろスーツを身に付けていた。

さらには琴子の友人たちもホラー系で統一。金之助はフランケンシュタイン。クリスはメデューサ。金之助が食材で作ったと言う蛇を一杯につけたかつらが妙にリアルだ。
理美とじんこは魔女コンビだ。メタルバンドが身に付けているような妖艶な魔女たちだった。


そしてーーこのパーティの主賓夫妻はーー

「それコスプレ?」
と、思わず唯一職場から参加出来た(みんなシフトの都合で来れず)幹から突っ込まれていた。
(ちなみに幹はリアルなゾンビメイク。頬の皮膚がぱっくり割れている)

「別に職場の身に着けてる訳じゃないからコスプレでしょー?」

そう笑って答えた琴子が来ているのはナース服。しかも血まみれ。そして大きなオモチャの注射器を持っている。
ついでに直樹が来ているのも白衣である。やはり血まみれだが。
ドクター&ナースなカップルである。何処がコスプレなんだか、と誰もが突っ込んできたが、直樹が唯一受け入れた仮装がこれだったのだ。

「………ある意味リアルに一番怖いかも」




幼稚園児たちがいるのであまり真に迫ったホラーコスプレは泣き出さないかと心配したが、会場全体は明るいオレンジカラーで飾り付けられているし、何にしろドラキュラも魔女もゾンビもみんな、けらけら楽しそうに笑っているせいか、特に泣き出す子供たちはいなかった。
それに天使の羽とわっかを着けたエンジェル琴美が友達たちにいちいち身内や母の友人を紹介してまわっていたせいもあるだろう。少しゾンビたちにびびっていた子供たちもすぐに打ち解けていた。

浮いている、といえば琴子を嵌めたという陽菜ちゃんママの一派だったろう。
直樹は特に顔を知っているわけではなかったが、会場に入ってきてすぐにわかった。
コスプレというよりは申し訳程度の猫耳をつけて、しかしばっちりブランドのパーティドレスを身に着けている。
それがかえってこの会場では異様だった。


「ふーん、さすがパンダイの御曹司の力よね」

「御曹司っていっても、所詮ただの勤務医でしょ? お給料はたいしたことないはずよ」

「あら、このサンドイッチとっても凝ってるわね」

「こっちのスイーツも……」

「お気に召しましたか? これ、昨日から義母と一緒に作ったんですよ」

琴子がにっこり微笑みながらそのグループに近づいてきた。

「え? ここのお店の料理じゃ……」

「持ち込みオッケーなんです。此処は会場借りただけで。子供だけだったらうちのリビングでもいいかなーと思ったんですけど、ママたちも呼びたかったので、此処にしたんですよ」

「そ、そうなの?」

用意されていた料理やお菓子は文句のないくらい見事なもので、陽菜ちゃんママの一派は会場の片隅で妙な居心地の悪さを感じながらも、何処かにケチのつけ処はないものかときょろきょろと目を光らせていたところだった。

「楽しんでいますか?」

そこににっこりと営業スマイルでやって来たのは血まみれドクター直樹だった。

「あ、入江くん」

「こ、こんにちは。今日は親子でお招きいただいて……」

途端にぽっと赤くなるグループの面々。

「招いたのは私ではなくて、妻と母なので。先日、英会話教室のパーティに誘っていただいたお礼ですよ。妻も娘も大層楽しかったようですから。幼稚園では保護者として今後もお付き合いすることが多いと思いますのでよろしくお願いします」

そういって殊勝に頭を下げる直樹に、「こ、こちらこそ……」
と恐縮して頭を下げる。

先日のパーティの詳細を聞いていないのだろうかと恐る恐る直樹の顔を見ると、にっこりと笑みを浮かべていたがその瞳は冷たく氷のようだった。
一瞬にしてぞくっと寒気が走る。

「妻はまだお腹は目立ってませんが今妊娠5ヶ月に入ったばかりなんです。妊娠中にストレスは大敵ですから。こんな風に日々楽しく過ごしてくれることを願ってるんです。ええ、無論妻にストレスを与えるものがいれば徹底的に排除します。徹底的にね」

「いやーん、入江くんってばー」

直樹の言葉に素直に嬉しがる琴子に反して、陽菜ちゃんママたちグループは凍りついたようにその場にフリーズしてしまった。

「あ、そうそう。連絡が周知されていなかったなら申し訳ないんですが、今日のパーティは正装不可の筈だったんですが」

「え? いえ、あのこれは別に正装では」

「ええ、こんなの普段幼稚園に保護者会とかでも着ているワンピースですから……」

「そうですか。実はパーティ最後のゲームでパイ投げがあるんです。皆さん仮装なので汚れても大丈夫かと。その為に正装不可にしたんですが、そのお召し物は大丈夫ですか? ブランド品のようにお見受けしましたが」

「え……?」

「汚さないよう気を付けてください。では失礼します」

そうして血まみれの白衣を颯爽と翻して、直樹は去っていった。






さてその後パーティは大変盛り上がり、盛況のうちに終会した。
ハロウィンの本来の目的は何なのだと問いたい気もするが、所詮クリスマスもバレンタインも本来の意味合いなど日本ではどうでもいい話なのだ。
琴子や琴美が笑顔ならそれでいい。

最後の罰ゲームでみんなパイまみれになっていたが、流石にセレブな奥さま方には投げないように気を付けていたようだ。しかし結局、自分のパイまみれの子供たちに綺麗なドレスは汚されて、早々に退散していった。

無論その後彼女たちが琴子や咲ちゃんママに何か仕掛けたという話はきかなくなるのだが、それは当然のことだろう。メデューサの如く一瞬にして石に変えるくらいの威力を持った直樹の眼力ビームを浴びてしまったのだから。
琴子は何故だかわからないまま、きっとハロウィンパーティ楽しかったのね~~♪ 良かった! と単純に喜んでいたのだが。


そしてそのハロウィンの夜、ブラッディドクターが愛するにナースに「どうせならお医者さんごっこでもするか?」とお誘いをかけたらしいというのも、また別の話。(でも妊娠中のため本当に『ごっこ』だけで終わったらしい………もしかして、一番忍耐力を試されてストレスがかかっているのは直樹かもしれないーー)





悪霊すら寄り付かない入江家の幸せな夜にーーHappy Halloween!!






※※※※※※※※※※※※※


ハロウィン、ギリギリセーフです。 この時期が琴子ちゃん妊娠中というのをすっかり忘れていて、慌てて書き直して遅くなったというのはちょっと言い訳かしらーf(^^;お陰で直樹さんが不憫かも………



ハロウィンとは全く無縁なわが家ですが……
カボチャすら買い忘れていましたよf(^^;




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コメント
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【2016/10/31 21:53】 | # | [edit]
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【2016/11/01 20:47】 | # | [edit]
入江君に、拍手、さすが‼琴子ちゃんや、琴美ちゃんが、泣かされて、黙ってる、入江君じゃないですよね。でも、女の、嫉妬いやですね。
【2016/11/02 10:09】 | なおちゃん #l4Ka55xg | [edit]
コメントありがとうございました♪

こんな筈では~~っと叫びたくなるくらい忙しいですが、とりあえず生きてますf(^^;お気遣いありがとうございます(^_^)

本当にここ数年のハロウィンの盛り上がりにはびっくりですが、恋愛事に奥手な人たちが増えたからバレンタイン抜かしたという話もあるようで。
うちも誰も(娘すら)興味ないようですが、イリコトワールドでは定番なイベントのようなので(←?)はずせません笑

東京の私立のそこそこの幼稚園ならママ友同氏のドロドロあったりするのかしらなどと(ドラマの受け売り)妄想してちょっと書いてみました。
そうそう、琴子はターゲットになりやすいでしょうねー。
でもなんだかんだ上手くまとめて仲良くなっちゃうのかな、とも思います。確かに~~自分は苛めてもいいけど他人が苛めるのは許せません。だって琴子は自分のもんですから(^w^)

妊娠中なのでえろが書けなかったのがちょっと失敗でした。ストレスたまってちょっといちゃこらあまーい二人の話を書きたい気分なのですf(^^;
【2016/11/04 21:07】 | ののの #- | [edit]
拍手コメントありがとうございます♪

ハロウィンで受けた意地悪はハロウィンでお返しなのです。とはいっても特にやり返すつもりもなく楽しいパーティを見せつけらればよかったのですが、入江くんはそーゆーわけにはいきませんよねー笑

素敵なお話と云っていただいて嬉しいです(^_^)
【2016/11/04 21:17】 | ののの #- | [edit]
コメントありがとうございました♪

ふふ、その通りでございます。おそらく琴子は楽しめなかったパーティをちゃんと楽しみたいだけで特に仕返しとか考えてないと思うのですが、そこは直樹さんが許すはずはないのですよね。

いやー実際そんなことがあるのですねー。ドラマのようだわ~~
うちは田舎ののほほんとした保育園だったので、セレブママはいなかったのですが………うーん、でも役員決めの時なんかは結構ドロドロしてたかもf(^^まあ女の世界はいつの世代でも何かしらあるものですよね(ーー;)
【2016/11/04 21:26】 | ののの #- | [edit]
コメントありがとうございました♪

本当に女って面倒ですよね。
でも家族のためには氷殺ビームを惜しげもなく発射する入江くんがいるので、常に平和が保たれている入江家なのです♪
【2016/11/04 22:02】 | ののの #- | [edit]
拍手コメントありがとうございました♪

ほんと、いつの時代、どの世代でもありますよねー。特に女性ばかりの集団にいるとなんやかんやあります……(ーー;)
ふふ、ちびぞうさんだけですよー。そこに気がついたの!そうヘビウリでしたー笑(みんなどんなビジュアル想像したんだろう?)
しかしメデューサの如く相手を石化できるのは、直樹さんの眼力ビームですよねー。メデューサより怖いの、間違いないです(^w^)

ま、とりあえず琴子や琴美がパーティを楽しんだならそれでよいのです(^_^)v
【2016/11/04 22:53】 | ののの #- | [edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2016/11/08 12:47】 | # | [edit]
コメントありがとうございます♪

ほんと、最近のハロウィン凄いですよねー。
ええっ娘さん五回も! 楽しすぎ。うちの娘の時代はなかったなー。未だに盛り上がってないようですが……f(^^;
娘の友達が英会話教室に行ってまして、そこだけはちゃんと、ハロウィンパーティと仮装とかやっていたようで、それを思い出して出来た話です。
10年前もそんなにハロウィンは盛り上がってなかったと思いましたが、入江家ではきっとなんやかんややってたのではと思われます。なんといっても紀子ママがいますもんねー。
入江くんのコスプレといえばドラキュラや狼男が定番な気もしますが、絶対拒否ル気がして、白衣にしましたよ。仮装になってないわーと密かに突っ込みますf(^^;
いやー私もついうっかりこの時期が妊娠中というの忘れていて、お医者さんごっこ妄想しかかっちゃいましたよーf(^^;

【2016/11/13 23:08】 | ののの #- | [edit]
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