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個別記事の管理2015-11-30 (Mon)

きゃー♪
前の記事でむじかく様のお話のパロディを書きましたら、なんと!! むじかく様からソッコー「『木婚式の夜に』の第三者目線のお話書いていいですか?」と、まさかのパロディ返し!
しかも相変わらず早い!
メールやりとりした2~3時間後には送られてました(真夜中丑三つ時に)

気になりつつもすっ飛ばしたバーでの他のお客さんの様子……むじかく様得意の第三者目線での突っ込み炸裂です♪
こんな拙作に妄想していただいてめっちゃ嬉しいです(^o^)

アップしてOKと許可を頂きましたので、アップさせていただきます(^w^)
これを一人で楽しむのは勿体ない♪

というわけで、むじかく流『木婚式の夜に』サイドストーリィを続きからどうぞ。





※※※※※※※※※※※※※※








昨年、このホテルで挙式をして今日が1年目の結婚記念日・・・の前夜。

偶然にも21日の今日が土曜日、22日の結婚記念日が日曜日、その翌日も勤労感謝の日で祝日と3連休なので、少し奮発してこのホテルに泊まりに来た俺達。

まだ1年目という事もあって、目の前の妻ともラブラブ。

このまま来年も再来年も10年後だって、こういう風にいつまでも過ごせたらいいねなんて甘い事を語って居た時に、一人の女性がこのバーを訪れた。

そんな事を言いながら早ければ来年には子供が欲しいかな・・・なんて、今日励んじゃおうかという心の声をその女性に聞かれたくなくて、口を閉ざした俺。

妻からはテーブルの下で足を蹴られ「あの女性に浮気しないでよ」なんて可愛い嫉妬を受ける。

「こんなに綺麗な奥さんが居るのに、浮気なんかしないよ」と歯が浮くセリフを口にしながらもあの女性の視線を感じてやはり見てしまう。

妻も気にしている様で、二人で彼女を見ると「いいえっ 後から連れが来ます」と割と大きな声で言っているのが聞こえてきた。

なんだ、相手がいるじゃん。

少し安心して妻とまた会話を始める。

「そろそろ結婚記念日に相応しいカクテルでも飲もうか」

俺がそう声をかけると妻も喜んでメニュー表に目を通す。

このメニュー表に乗っているのは代表的なカクテルだけで、今日の自分達の気分やイメージを伝えると、そのイメージに沿ったバーテンオリジナルのカクテルを作ってくれるのがここの売りだ。

結婚式の打ち合わせの後とか、何度かここのバーを利用しているのでその説明は既に受けている。

でもそんなにカクテルに詳しい訳じゃなく、バーテンと会話できる様な席でもないから、一般的な日本人としてはメニュー表から頼みたいと思ってしまうけど。

「ねぇ、やっぱり結婚記念日に相応しいカクテルだからピンク色のが飲みたくない!?」

そう妻に問われるが、俺は特に甘い飲み物は好きではなく、酒ならグビグビと飲めるビールみたいのが好きだ。

なかなか、そうだねと相槌を打つ勇気がない。

そうこうしている内に、件の彼女も結婚記念日らしくバーテンに結婚記念日だと明るい声で語っているのが聞こえて来た。

成程な、だから『連れ』で後から来るのか。

妻と二人でそっちに注目していたら、優しそうな色合いのカクテルを提供されているのが見えた。

俺が「あれ、良さそうじゃない!?」と妻に言うと、妻も頷く。

近くのボーイを呼んで「あそこの彼女が飲んでいるカクテルの名前を知りたいんですが・・・」と俺が頼むと、妻が「あの人が飲んでいるカクテルを2つください。主人と乾杯したいので」とあっさり注文してしまった。

「全く・・・君には敵わないよ」

俺は自嘲的に妻にそう告白した。


しかし時計はまだ23時。俺達の結婚記念日には後1時間ある。

「まだ結婚記念日には1時間早いよ」と苦笑しながら言うと、妻も「あら、本当だわ」と困った顔をする。

カクテルは度数が高いから酔いやすい。

あれを飲んで帰ろうと言うならいいけど、そうじゃないならもう1杯は必要そうだった。

妻はまた近くのボーイを呼んで「さっきのカクテル取り消し」と堂々と頼んでいる。

思わず「おいおいっ」ってツッコミしてしまった。

「だって、やっぱり記念日に乾杯したいんだもの」と言われて後1時間粘る事にした。

そしてそのカクテルの名前は「ホワイトローズ」で、意外と度数が高い事も分かった。

今飲むと1時間も粘れなさそうだ。

取り消す代わりに別な注文として、妻にシンデレラというノンアルコールカクテルと、俺にクーニャンという桃の酒のウーロン茶割を頼む。

クーニャンというのは中国語で『娘』という意味。

俺は目の前にいる綺麗な妻よりも、カウンターで一人飲んでいる彼女に似合いそうな酒をつい注文していた。

そして俺達の注文のカクテルがテーブルに届いた頃、事態は急展開してて、彼女は酔っ払ってある男性に暴言を吐いていた。

さっきから彼女の声が聞こえてくるから、こういう場には慣れてないんだろうとは思っていたけど・・・正直酔っ払って男の人に噛みつく彼女に幻滅してしまう。

それでも彼女の良いところは、ご主人を悪く言わない・・・事??

ひりえくん??

待ってるのは確か主人って言ってたよな。

ひりえくんって・・・あだ名か??

急に何かなぞなぞめいて、しかも大声で怒鳴っているから注目しない方が無理だ。

「ひりえくんわーめっちゃつまる男なんですぅーー」

それを聞いた瞬間、妻と噴いた。

二人して咳き込む。

つまる男ってなんだよっ

そんな事を思ってたら、ドアがパーンと開いてキラッキラの美形が登場した。

うわっ ドラマの様な展開か!?

その男がわき目も振らずに彼女の元へ猛スピードで行く。

この先はどうなるのかと固唾を飲んで見守ったら、またとんでもない光景が目に飛び込んできた。

「あにすんのよぉーー!!」

「ぎええええっ」

正直、何が起こったのか分からなかった。

俺の目が・・・脳が・・・今の光景を言葉にする事を拒否している。

ただ茫然と・・・あの男、痛そうだなと思って自分の大事なところを隠した。

彼女に手を出さなくて良かった。

じゃないとこれから妻を抱けそうにないから。

何となく頭でそう考えたが、この壮絶な顛末を見ずに席を立つなんて考えられない。

俺達は椅子に縫い付けられた様にそこから動けなかった。


彼女は自分にkissするんじゃないと怒って『ひりえくん』しかダメなんだと言う。

俺はその『ひりえくん』とやらを見つめた。

するとまた彼女がその男以外とkissしていたと叫びだす。

さっきまで無表情に彼女と間男を見つめていた男の眉間にしわが寄った。

美形なだけにそれだけで迫力がある。

「琴子」と、その男は奥さんを呼ぶ。

奥さんはその男を見つけて嬉しそうにほほ笑んだかと思ったら、すぐに泣きだし男の胸を叩きながら懺悔(?)した。

「理加ひゃんとキスしてたぁーああ、なんてことなの~~~」

「はあ??」

思わず声を上げてしまい、慌てて口を閉ざす。

旦那も慰めている様で「ノーカウント」という言葉を聞いて、俺はホッとすると同時に緊張が解けて噴きそうになってしまった。

グッと歯を食いしばり耐えると、机が揺れている。

ん!?と思って妻を見ると机に突っ伏して声を殺して笑っていた。

そしてまたそのバカップルは「ひりえくんも理加ひゃんとのキスはノーカウントだよーー?」「ああ」なるやり取りをしている。

何なんだよ、この罰ゲームは!!

笑いたい、笑えない・・・机に置いているクーニャンまで俺らの振動でカタカタと震えている。

どーでもいいが、リカひゃんとやら。二人とkissしてんのな。

5歳くらいの子供か!? それともやっぱり人形なのか??

なんて考えてたら、その奥さん脱ぎそうになってて、さすがに旦那さんが止めて・・・うわっ凄んでいる。

「貴様……琴子に、何を飲ませた?」

そんなセリフ・・・ドラマ、そうドラマだよ。

笑って悪かった。カメラはどこだ??

急に笑いが収まり、酔いも冷めてキョロキョロと挙動不審にカメラを目で探す。

ボーイは俺が呼んでいると勘違いしたのか側に寄ってきた。

仕方がないので「撮影ですか!?」と聞いたら、声を出さずに首を横に振って返事をした。

じゃあ・・・目の前で行われているこれって・・・本当の事か!?

け、け、け、警察?? ちょ・・・ヤバいんじゃね??

急ぎで帰りたかったけれど、今度は恐怖で足が動かない。

何かあの奥さんクスリ盛られたって・・・そりゃヤバイよな。

そう思いつつも、目が離せなくて見て居たら相手の男が這うように逃げ出した。

名前は知らないけど悪役の方。ひりえくんじゃない方って事だけど。

奥さんは解決したと分かったのか部屋へ行こうと旦那を誘う。

「お部屋いってぇーーえっちしよーー」

それを聞いた俺の方が赤くなった。

それって・・・と思ったら、更に旦那が輪をかけて凄かった。

「あたりまえだ。せっかくの記念日、しないでどーする」

当たり前・・・当たり前・・・当たり前・・・俺の頭の中でセリフがグルグル回ってる。

しかも俵担ぎで奥さん引き取って帰っていった。

強者だ。。。

これから・・・いっぱいエッチするんだろうなー。

そう思いつつも、決して羨ましいという感想は湧かないのだけど。

ふと時計を見るとその騒ぎで日付を更新し、更に1時間ほど時計の針が進んでしまっていた。

「か、乾杯・・・しよ」

俺がそう声をかけると妻も「そ、そ・・・うね」とぎこちなく手元にあるカクテルグラスを手に持つ。

俺もすっかり氷が解けてしまって水嵩が増したクーニャンのグラスをかかげて静かにグラスを合わせた。

チッと微かな音がすると同時に誰かが噴き出し、俺達もグラスを持ったまま噴き出した。

もちろんグラスの中身が笑いの振動でこぼれ、笑っているから口にも運べない。

結局グラスを置いて、気のすむまで妻と爆笑するしかなかった。

そして乾杯から10分後、喉の渇きを潤す為だけに飲み残していたカクテルを飲んだのだった。


とんだ結婚記念日の思い出・・・しかし、一生忘れそうもない思い出にもなった。

それがきっかけで俺達に子供が出来たのだから。

いっぱいエッチしたお陰・・・とは、子供には言えないけどな。







※※※※※※※※※※※※※



むじかく様、本当にありがとうございました♪
むじかく様からのコメントにもあったのですが、この夫婦が斗南の小児科にかかって再びバカップルに再会~~ってのもありそうですね(^w^)


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Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

本当に静かなバーで突然起こったドタバタ劇場に、周りはどう思ったでしょうね〜〜
いや、そのあたり少し詳しく描写しようか迷ったけれど、先に進めたくてスルーして、せめて翌朝モーニングビュッフェに言って噂の的になってた、という展開にしようかと思ったのに、入江くん朝方まで抱き潰してチェックアウトギリギリになっちゃったしf(^_^)そのへん書き損なったところをむじかく様にフォローしてもらった感じでとっても、感謝ですよ♪

ほんと、バカップル劇場はコントのようで幸せ撒き散らしちゃいました。

まさかのパロディ返し、思いもかけないコラボに私も感動です(^-^)v

Re.りょうママ様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

本当にむじかく様の第三者目線、爆笑ですよね。この目線はまさにむじかく様自身の目線のようです。
そして、りょうママ様もこの場にいたような気分になっていただけて……
なんだかいつも応援して下さってる皆さんが実はバーの席に座っているような気さえしてきましたよ(^w^)

こちらこそ喜んでいただいて嬉しいです(^-^)vむじかく様に感謝♪

Re.ちびぞう様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

むじかくねえさま! ←この言葉にむじかく様とってもバカウケでしたよー。
しかし時系列的には麗華さんカップルではあり得ないのですよー。
実は最初は『Mは見た』というタイトルでそのMはむじかく様、という……そう、むじかく様自身の目線のお話だったのです!

ふふ、二人のコラボ、読んでみたかったなんて、嬉しい御言葉、ありがとうございました(^-^)v

Re.heorakim様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

むじかく様の第三者目線、ほんと、突っ込み具合がサイコーですよね。笑いたいのに笑えない……でもきっとその場に居合わせた客たちはいつまでもその不思議なドタバタ劇場について語りぐさにしたでしょうね(^w^)

Re.むじかく様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

いえいえ、こちらこそ、まさかこんな風に第三者目線のお話書いていただけるなんて、思ってもみなかったので本当にありがとうございます\(^o^)/

いや、まさかそんな『つまる男』にそんなにウケてもらっていたとは〜〜
ふふ、当然皆様一話目のラストの展開、相手は直樹に決まってる〜〜と、信じていたと思います(流石に表でそんな鬼畜な話は書けません)でも、予想外の展開って言っていただけて嬉しいです(^-^)v
おお、木婚式から既に木のように一体化をイメージ! 実はラストの数行が思い付かずに検索して出てきた木婚式の説明から無理矢理繋げたのですが、えろにしか繋がらなかったという……いやーでも本当あたしたち、似てますね。以心伝心ですわ。

私の中では琴子は何がなんでも一生入江くん以外に操どころかキスの一つもさせやしない!というイメージなんですが、唯一直樹以外に琴子の唇を知っているのが理加ちゃんだわーと突然思い出しちゃって。それであんなセリフが琴子の口から飛び出したという……
お陰ですっかりバカップル(^w^)

いやーいいタイミングであの話、送りつけちゃったんですね、私。本当にあっという間の早業でいつもながら感服です。

あー時間、書き直した方がいいのかな?と思ったけれど、文章も少し訂正しなければならないかな?と、ちょっといじるのはやめました。大丈夫、誰もそんなに深く気にしてませんよ。そして、鶴さんが一時間やられていようと、誰も同情はしないでしょう(^w^)

夫婦のなまえ……やっぱりM氏夫妻としか(笑)星新一みたいだわ。

いやー媚薬研究。片手間に勤しむこと出来そうですね♪
勝手にタイトルつけちゃってf(^_^)M氏は見た!の方がいいかしら、と思いつつも自分が付けたほうに……こちらこそ了承ありがとうございます♪

今回は思いがけずコラボ出来て、本当に楽しかったです(^-^)v

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