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個別記事の管理2018-12-30 (Sun)




今年最後の更新です。

やっと秋本のあの方が出てきます^_^;
読んでない方にも分かるように書いたつもりですが……(妙に説明的かも笑)




※※※※※※※※※※※※※※※※





ハワイでは、まるで時間が日本とは違う流れ方をしているみたいに、ゆったりと過ごすことができた。
一昨日の新幹線での出来事はもう遥か彼方の遠い出来事のようにすら思える。
一応スマホは持っていったけど、そんなものに縛られることなく、充電もしないまま放置しっぱなしだ。
この地上の楽園にそんな無粋なものなど必要ない、という気分にさせられる。(もっとも、現代っ子のハルはしっかり海外Wi-Fiレンタルしたけどね)

あたしたちは全員、何年か前に新規に購入した入江家の別荘に滞在している。
オーシャンビューでワイキキビーチもすぐ近くで、プールもあるし、スタイリッシュなリビングダイニング、最新型の家電が備わった高級コンドミニアムだ。
別にハウスメイドも執事もいないし、ゴージャスなシャンデリアがあるわけじゃないけど、やっぱおじいちゃんとおばあちゃん、お金持ちなのねーとたまに思うわ。
ちなみに、お父さんとお母さんは結婚記念日当日だけ、かつて二人がハネムーンで宿泊したホテルに泊まる予定。しかも、スイートだってさ。25年前は急遽の予約でツインの部屋しか取れなかったそうで、そのリベンジらしい。(あ、おばあちゃんにとってのね)



ハルは裕樹おにいちゃん一家が全面的に請け負って、海やプールに連れ出してくれている。
あたしは主にぴよちゃんやおかあさん、おばあちゃんとショッピングに行ったり、お父さんの運転で少しドライブしたり。
海外ウェディングのオフィスで打合せする時間まで、しばしのんびりとバカンスらしい時間を過ごした。なんといっても女子たちは、式の日まで日焼けするわけにはいかないから、海での遊びは暫しお預け。
ハルたちはほぼ1日海へ行きっぱなしだけどね。

「……なんか、すげぇウザイのに追っかけられてんだけど」

あっという間に健康的に日焼けしていったハルが、お父さんとよく似た表情で眉間に皺を寄せて言うには、どうやらあのお母さんのハネムーンでの天敵だった(ざっくりとした事情は、だいたい聞いたけど……なかなかいい性格してたみたいね。あのオバサン)麻里さんの4番目の娘(14)に(ちなみに麻里さんちは4女1男の女系家族の模様)一目惚れされ、ずっと憑りつかれているらしい。
どんまい、ハル。

「写真撮るんだから、もうちょっと日焼けしないよう気を付けなよ」

「えー? 別にいいじゃん」

オレたちそんなこと気にする必要ある?と不思議そうな顔をして、ランチを摂るとさっさとまた海へ向かってしまった。元気なヤツ。



そして、午後からあたしたち(おばあちゃんとおかあさん、おとうさん&ぴよちゃんね)は海外ウェディングのオフィスへ。
その場で予約していたドレスを試着するのだ。変更可能なので、幾つかのランクのドレスを準備してくれてある。

「おれはテキトーでいい」とおとうさんは全くどうでも良さげ。でも、きっとお母さんのドレス選びには目を光らせるのだろうなぁ、と実は予想してるんだけどね。


「いらっしゃいませ。入江さまですね」

迎えてくれたのは日本人の女性スタッフだった。



「お待ちしておりました。ご無沙汰しております」

綺麗なお辞儀をしてにこやかに出迎えてくれたその女性は、ヨーコ・アンダーソンと名乗った。あれ? 知り合い? 年齢的にはおかあさんたちより少し上っぽいけど。

「?」

お母さんはキョトンとしているので、覚えてはない模様。

「………もしかして。25年前、ハワイの同じツアーに参加されてた……?」

お父さんが珍しく瞳を少し大きく見開いて訊ねた。

「はい。でもよく覚えてくださってましたね。ほんの数日のことなのに。確かにハネムーンカップルだらけの中、女一人旅ってかなり浮いてましたけど」

「ええっ? そうだったんですか?」

おかあさん、目を真ん丸にさせて相当驚いてる。

「おまえがホテル飛び出した時、おまえの行方を教えてくれたんだ」

「え、そーなんだ。あ、そういえばチェックアウトの時、そんな話を聞いたような、ないような……」

おかあさんが眉間に皺を寄せて記憶を手繰り寄せている。25年前のことなんてそりゃ朧気だよね。

「ご主人が覚えてくださっていたことが驚きです。行方を教えたといっても、たまたま通りがかったのでお見掛けしたこと伝えただけですし。ほんの少し関わっただけなのに」


ふふふ、と笑って名刺を差し出すヨーコさん。
なんでもその25年前の旅行でフラダンス教室のオーナーをしていた今のご主人と出会い、結婚して以来、ハワイで暮らしているらしい。
こちらでフラのインストラクターや、ツアーガイドしながら、どんどん事業拡大し、今は日本人向けオプショナルツアーや海外ウェディングの会社を立ち上げたのだとか。

「ほんとに、驚きましたわ。予約名簿の中に、入江さまと、さらに堀内さまのお名前まであるんですもの」

ほんとに、考えられないくらい凄い偶然だよね。

「堀内さまはお嬢さまの挙式というのでまだ納得しましたけど、入江さまはご本人たちで! 」

そりゃ、銀婚式、ウェディングプランで挙げる夫婦なんてほぼいないだろうなー。

「ちょっと感動しました。目からウロコでしたし。これから、うちも銀婚式ウェディングプラン、考えてみます」

いや、うち以外需要ないかと……


その後、テキパキと打ち合わせをはじめ、たくさんのドレスがある衣装部屋に案内された。
スタンダードコースにグレードアップコース、エグゼクティブコース。品揃えは思ったより豊富で、あたしとお母さんはつい目を輝かせてキャーキャーはしゃいでしまう。
ああ、やっぱりウェディングドレスって素敵。
同世代ほどファッションに興味ある訳じゃないけど、乙女心をそそられるわ。

とはいえ、ネットで仮押さえしておいたレインボーカラーのドレスもやっぱり素敵~~。

「どうする? これにしちゃう? 他のも着てみる? 」なーんて、話してたら。


「やだーこれ、素敵ぃ! 可愛い! ねぇ、ママ、そう思わない?」

と、乱入してきたのは空港で出会った堀内母娘。子供たち数名とパパ連れてぞろぞろと。
そーいえば、堀内家もここ予約したって云ってたわね。
麻里さんに、結婚式を挙げる長女の麻耶さん(24)&その娘の香耶ちゃん(1)、それに次女の麻帆さん(21)三女の麻希さん(16)ここにはいないけど四女麻美さん(14)、長男里太郎くん(11)麻耶さんの旦那さん(24)そして麻里さんの旦那の巧さん……(他にもじじばばと麻耶さんの旦那一族もいる模様)ーー空港で紹介されただけなのに、あたしって、そーゆーとこお父さん似なのよね。しっかり覚えてるわよ。この登場人物一覧表。
ちなみに男衆と四女麻美さんは今海で遊んでるらしい。あたしの弟ハルをストーカー中ってことかな?

「あら、琴子さん。ほんっと、奇遇ね。え?銀婚式って、マジにこんなドレスまで着るの? わーさすがセレブねぇ~え?それとも、今、そんな風習があるの? そりゃ、離婚式とかあるくらいだから、銀婚式も変わりつつあるのかしら?」

嫌味というよりは心底驚いてる風だ。

「はい、あたしの発案で新しい銀婚式の流行を作ろうかと」

別にそんなつもりはなかったけど、思わず胸を張って宣言しまう。

「いやー、あたしもそんなつもりなかったけど、子供たちの後押しがあったから乗っかっちゃおうかなーと」

おかあさんも頭をかきかきてへっと笑う。

「ねぇ、ママ、あたしこの虹色ドレスがいいわ。これにするー。え、まさか、このオバサンが着るつもりだったんじゃ……」

は?
あたしは思わず眉を潜め聞き捨てならない言動を言い放った麻里さんの長女をガン見する。こら、そのドレス触るな。

「こんなピンクベースのレインボーカラー、20代じゃなきゃ無理よね」

「う、うん、そうね。あたしもさすがにこれはきっついかなーと思ってたの。お嬢さんに着せてあげて」

おかあさんがへへっと照れたような笑みを浮かべて麻里さんにそう告げる。

「え? でも………」

「わー、やったー! 」

少し困惑気味に長女を見る麻里さんに、無邪気に喜ぶ長女。
こら、まてまて。
あ、なんか、ムカつくぞ、この娘! (あたしより年上だけど) 麻里さん、相当ワガママに育てたな?

早速試着しようとする長女に、「悪いけど」と、いつの間にか割って入ってくる大きな影がーー。

「入江くん!」

「これ、うちの奥さんが予約していたヤツだから」

「えー、でも、あたしに譲ってくれるって……」

「麻耶! いい加減になさい。人のものが欲しくなるのは、ホントうちの悪しき血筋だわ」

おや、ちゃんとワガママ娘を叱れる親のようだ。

「あんたは初めてのウェディングドレスなんだから、花嫁さんらしく予定通りあっちの『スタンダード』の白のドレスにしてちょうだい。カラードレスは日本に帰ってからの披露宴でいいでしょ? とにかく、このレインボードレス、既に予算オーバーだから!」

「ちぇー」

ふて腐れる麻耶さんの頭をぺしっと叩いたあと、「ごめんねー琴子さん。大丈夫! あなたなら似合うわ! 自然の摂理に反するくらいの空前絶後の童顔だもの。それを着こなせる40代、世界広しといえどあなたしか居ないわよ! 自信もって!」とばんっと肩を叩いて励ましてきた。

「直樹さんも空前絶後にカッコいいわよ! やっぱり25年前もっと頑張れ
ばよかったかなー。あ、やだジョーダンよ、ジョーダン!」

「言っとくがいくらあんたが頑張っても……」

「わかってるわよ、だからジョーダンだってば……」

「ねー、ママは駄目でもあたしはどう?」

わ、ここで次女麻帆さん(21)が、唐突に割り込む。彼女が一番顔立ちが母親似だ?

「いくら奥さん童顔でもあたしの方が絶対若くて綺麗でしょ? ほら、本物の女子大生よ! おじさま、チョーゼツあたし好みなんですけど!」

こいつ、さっきから瞳をハートマークにしておとうさんを見てると思ったら! ロックオンしてたのねっ
ってか、今時女子大生なんて流行んないわよ!

「ダメーー! 入江くんは渡さないんだから! それに入江くんはそんな尻の青い若い娘にキョーミないのよっ」

おかあさんががっちり手を広げて、次女のラブラブ光線から、おとうさんをガード。その辺の反応はさすがに素早い!

「いや、まず女子大生見飽きてるし」

お父さんも鼻で笑うように突き放す。
ええ、大学教授だもんね!

「馬鹿ね。ママが落とせなかったのにあんたが落とせるわけないでしょ。それに、いくらなんでも年が離れすぎよ。あんた、ホントに年上好きなんだから! 今後もママより年上の息子はちょっとパスだかんね!」

は?
年は関係ないでしょっっ!!
娘に説教してる麻里さんの言葉がピンポイントで引っ掛かってしまった。

「年齢差なんて関係ないわよっ! 好きになったらそんなこと問題ないものっ! それより問題なのは配偶者のいる人を好きになること! そっちを叱りなさいって!」

思わず拳を振り上げて母親と同年代のオバサンに噛みついてしまう。

「へぇーあなたも年の離れた人が好きなんだぁ~~」

しまった……
にやりと笑った麻里さんがあたしの耳元で囁いた。
お母さんはきょとんと。
………おとうさんは……なんかしぶーい顔してる。えーと………。

「でもね。それこそ、既婚者だろうが、パートナーがいようが……好きになっちゃったら関係ないのよ?」

ふふふっと意味深な笑みを残して、麻里さんは子供たちをぞろぞろと引き連れて出ていった。


ーー疲れた。
なんなの、あの一団はっっ!!

年の差はいいのよ!
不倫は絶対だめに決まってるでしょっ


「みーちゃん、好きなひと、いるの?」

おかーさん……今、それ訊かないでよ……?

「まさか、俺より年上とか……?」

おとーさん、怖い! 瞳が怖いっ

「えーと、何のことかなぁ? さ、とりあえずドレス試着しちゃおーよっ」


とりあえずその場はなんとか誤魔化したけど……(いや、誤魔化しきれてない……?)さて、どうしようーー?











* * *





いやー驚いた。

ほんと、驚いたわ。
数週間前に、日本からネットの問い合わせで銀婚式をチャペルで挙げれないかって相談受けた時も珍しい依頼だなーとびっくりしたけど。まさかそれがイリエくんとコトコさんなんて。



彼らとの出会いは25年前。
詳しくは『秋本』を読んでねーーと言いたいけど、持ってない方のためにざくっと説明するとね。
25年前、あたしは婚約者に裏切られ結婚式をドタキャンしたの。その式場でちゃっかり式を挙げたのが入江夫妻だった、というのが妙な縁の始まり。その後、ハネムーンに行くはずだったハワイにお一人様で参加したらそこでやっぱり入江夫妻とあの堀内夫妻と同じツアーで。
関わりあいは殆どなく、ただ彼らのドタバタしてた様子を横目で見てた傍観者に過ぎないんだけどね。
それでもなんとなく一生懸命で健気な琴子さんを密かに応援してたりしたわ。あたしが挙げる筈だった式場で式を挙げた二人には幸せになって欲しかったのよ。

最終日に、やっと幸せそうにハワイを去っていった二人を見送って、あたしはしばしハワイを堪能し、結局そこで出会った人と結婚してハワイに暮らすことになったのだから、人の未来なんてほんと、わからないわね。
今や海外ウェディングの事業所のオーナーやってるんだもの。

そして、まさか25年後に、銀婚式でハワイを訪れた入江夫妻の挙式を請け負うことになるなんてね。(銀婚式で挙式っていうのも妙な感じだけど)
実際驚いたけど、今日、二人と再会してさらに驚いたわ。全然変わってないんだもの。入江くんはいい感じに渋味を増して大人の色気を感じるくらい相変わらずのいい男振りだけど、琴子さんは……麻里さんも言ってたけど、化け物かっ!と突っ込みたくなるくらいの変わらなさ。これはもうヴァンパイア級よね。
それに、その麻里さん!
25年前に人の旦那に色目使ってたワガママなウザ嫁が、今回挙式を予約したお嫁さんのお母さんとは、予約の段階じゃ全然気がつかなかったわ。
奇しくもその二組の夫婦が、家族ぞろぞろ引き連れてこの地で合間見えるなんて、どんな奇跡的な偶然よ。
しかも堀内家のかしましい娘たちはみんな母親譲りでキョーレツなまでなウザキャラたち。
さっそく入江家と揉めてるし……
うわー何事もなければいいのだけど。

あたしは思わずハワイの神々たちに祈りを捧げずにはいられなかった。




ーーとはいえ、なんとかつつがなくドレスも予定通りのレインボードレスに決まり、チャペルでの進行もなんとか決まった。結婚式ではないからどんな段取りしていいのかよくわからなかったのだけど、その辺りはほぼ企画したという娘さんの提案にお任せした。お父さんが派手な演出好まないから、シンプルにーーまあハワイの海を目の前にして、これまでの幸せに感謝をささげ、これからの未来の幸せを誓うのだとか。神父も牧師も要らないらしい。
だいたい日本で銀婚式って、家族でちょっといいディナーを戴くくらいだからあまり畏まった感じはせずに、結局は写真撮影がメインな感じね。そーゆーのインスタ映えっていうのかしら。
そう訊ねたら、うち誰もインスタやってないんでーーとあっさり。
唯一やってるおばあちゃんには家族の写真を無闇に乗せるなと禁止してあるんで、と琴子さんによく似た娘さんが笑って教えてくれた。
「まあ、うちは、無駄に目立つ家族なので、これまでにストーカー事件やら色々警察沙汰があったから、ちょっとSNS関連は神経質になってるんです」
なんか大変そうなことをさらっと教えてくれた娘さん。なんか大人びてる。顔は琴子さんでも中味はお父さんに似てるのかしら?
「そーでもないですよ」……訊ねたらあっさり否定されたわ。


そしてーー

11月21日。
午前中は麻耶さんの結婚式を、午後からは琴子さんの銀婚式を挙げる予定で、スケジュールは進行していた。


雨季とはいえ、朝からの突然のスコールにあたしは妙な胸騒ぎを覚えながら、窓の外を見つめていたーー。





※※※※※※※※※※※


やっと、11月21日です。
リアルタイム進行の筈がどんどん遅れていく~~(((^^;)ま、いつものことですが笑
あと2,3話で終わりたい~~(((^^;)


そして、気がつきゃ年の瀬です。
漸く仕事納めして、大掃除何一つすることなく残すところあと2日となってしまいました^_^;


今年一年、当ブログをご訪問くださりありがとうございました。

そして、来年もよろしくお願いします♪

年末はまたemaさんの処で恒例年越しチャットが開催されると思いますので、ぜひお越しくださいませ。
(開設されたらこの記事にリンクを貼りますが、マメにemaさん宅をチェックしていただけるとよいかと)

私ももちろん参加する予定です(^-^)v
一緒にハッピーニューイヤーの瞬間を共有しましょう!

では皆様、よいお年を!


『2018イタキス年越しチャット』

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Re.heorakim様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪
年末にいただいたのに、もうお正月もとうに過ぎてしまいました。リコメが遅くなり、すみませんm(__)m
いつも読んでくださってありがとうございます。今年も、なんとか頑張っていきたいと思ってます(^^)heorakim様もご自愛くださいね。



Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪
リコメ、年明けてしまい申し訳なかったです。
やっとハワイに着きました。でもハワイに行ったことないのでテキトーな仕上がりになるかも……f(^_^;

堀内家のイメージ、こんな感じです。そして、きっと男性陣は陰が薄いだろうなー。あまり出てこないけど、末っ子の弟はきっと虐げられてるにちがいない笑
琴美の恋愛ネタ、ちらちら匂わせつつも、今回の話では回収しきれないかも……そんな気がしてますf(^_^;とりあえず、銀婚式を終わらせます!

秋本では名前のなかったヨーコさんもようやく登場。
まさかの銀婚式にコーディネーターとしてお手伝い。……一刀両断……できるかなー。もしかしたら今回はただの立ち会い人としてだけかも〜〜

はーい、こちらこそ、旧年は色々ありがとうございました♪



Re.ひまわり様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

年末のご挨拶をいただいたのに、お正月も松の内もとうに過ぎてしまいました。リコメ、めっちゃ遅くなってすみませんでした。

そうそう、秋本の第三者目線だったあの方、いよいよ登場しました。秋本で、話を振った以上、書かねばなるまいと〜〜無事だせたけど、活躍できるのかしらんf(^_^;

それと、拍手オマケページのこと教えてくださってありがとうございました。PC疎いのでなぜそうなったのか分からずわたわたとしてましたが、なんとか直せました。その後のあけおめの拍手オマケ、今度は全部「猪突猛進」になってしまい焦りましたが……それも大騒ぎをして直せました……

そんな私ですが懲りずに今年もお付き合いくださいませ。

ふふ、手作り年越し蕎麦、いかがでしたか?蕎麦10人前なんて、すごい!ってか、手作りなんて考えられない〜今回は茹でる手間すら惜しんで、茹でてある1袋100円の蕎麦ですませましたよ……(((^^;)


個別記事の管理2018-12-24 (Mon)


連載の続きを書いておりましたら唐突にX'masネタを書きたくなりました(((^^;)

短いですけどねっ







※※※※※※※※※※





直樹は走っていた。
クリスマスに浮かれ楽しそうに道行く人々の波間を器用に避けながら、険しい表情を携えて、息を切らして走っていた。

クリスマスイブの午後8時15分。

人通りの絶えない街並みは、街路樹を彩るイルミネーションのお陰で昼間よりも目映いばかりに耀いていた。
ショーウィンドウはツリーやリースなどクリスマスカラーで溢れかえり、店内から漏れる音楽は、クリスマスソングばかり。

ケーキ屋の前ではミニ丈のサンタクロースのコスチュームを身につけた学生らしき女の子が、道行く人に声を掛けてクリスマスケーキを売っていた。

それらに気を取られることもなく、彼はひたすら舗道を走っていく。

きつく握りしめられた一枚のメモ書きにはいくつかの×が付けられていた。
漸く目的地のひとつにたどり着いた彼ではあるが、暫くすると少し憂いを帯びた表情で肩を落とし、その場から離れる。そしてすぐに携帯で電話をかけた。
幾ばくかの会話をしたあと、メモ書きにまたひとつ×をつけ、そしてまた走り始める。

次は何処だ?!
彼の脳内にインプットされた東京鉄道路線図から、地下鉄なのかJRなのか瞬く間に検索し、もっとも目的地まで最短で行けるルートを探索する。

地下鉄の階段をかけおり、やって来た車両に迷いなく飛び込む。
意外と混んでいる車内の僅かに空いている席にすわることなく、彼は窓ガラスに映る自分自身の顔を睨み付けていた。

早くーー早く、着け!

地下鉄の車両が駅に着くと、ドアが開いた途端に彼は再び走りだす。
時は無情なまでに過ぎていく。立ち止まっている時間はない。

地上に出ると、やはりこの街もクリスマスイルミネーションに彩られ、行き交う人々は皆笑顔に満ちて楽しげに見える。
カップルや若者たちが舗道一杯に闊歩し、直樹は器用にそれを避けながら全力で走っていた。


そして、ようやく次の目的の場所にたどり着くと自動ドアの開くのさえもどかしげに飛び込んで、レジにいる店員に詰め寄るように訊ねた。


「申し訳ありません。その商品は先ほど最後の一つが売り切れてしまいましてーー」

本当に申し訳ないと思っているのかどうかわからない営業スマイルで、そのショップの店員が下げた頭を起こさないうちに彼は踵を返し、次の目的地へと向かい始めていた。
時間はないのだ。
急げーー急げ!



ーーそもそも。
ことの始まりは琴子からの一本の電話だった。




今夜は珍しく当直にも当たらず、急変もなく、直樹は7時過ぎには帰宅できそうという奇跡的な夜だった。

まだ第二子の遥樹の育休中である琴子は張り切ってクリスマスの手料理を準備している筈だった。(一週間かけて紀子からレクチャーを受けていたから、きっと大丈夫と信じたい)

その琴子から携帯に電話があったのは一時間前。ちょうど着替え終えて帰路に着こうかというときだった。

「い、入江くん、どーしよう! とんでもないことが判明したのよ! みーちゃんが欲しかったプレゼント、違ってたのよ。『ピュアコトリンスーパーメロディラケット』じゃなくて、その前のモデルの『きらきらコトリンエクセレントメロディラケット』の方だったのよぉーー! ああどうしよう! もう準備してしっかり隠してあるのに!」

まるでこの世の終わりのような嘆きっぷりで語る琴子に、直樹は当初、なんでそんなことでわざわざと、冷たかった。

「サンタだって間違えることもある。そう説明しておけばいいんじゃないか?」

「ダメよ……みーちゃん、あたしたちを試したの。本当はきらきらコトリンシリーズが好きなのに、敢えてピュアコトリンが欲しいなーと呟いてみて、サンタが実在するならきっと自分の欲しいものを届けてくれるハズって。もし、ピュアコトリンが届いたら、サンタじゃなくてパパとママがプレゼントしてくれてるんだって。アンジーにそう話してたって、クリスが教えてくれたのよー!!」

「…だったらもうそろそろサンタの正体ばらしたら?」

親を試そうとはなかなかやるな、我が娘ながら。と、直樹は軽くため息をつく。そんなところは妙に自分に似ている気がする。
そのクセ琴子級の天然ぶりも発揮するからさらにタチが悪い。
目が離せなくてほっとけないのだ。いや、目に入れてしまいたい………

「だって……まだ6才よ? せめて、あと2年くらいは信じてて欲しいじゃない」

直樹は物心ついた時から本を読みふけっていたせいで、いつの間にやらサンタクロースの正体は知っていた気がする。
琴子は、父重雄が頑張ってくれてはいたものの、やはり母がいなかったせいか、欲しいものの探りが下手で、いつの間にか父親がサンタだと知っていたという。

ふと、何年か前のクリスマスに、「いつまで子供にサンタクロースの存在を信じさせてあげられるかなー」と楽しそうに琴子が話していたのを思い出した。


「………でも、今さらどうにもならないだろ?」

「うん。一応お義父さんやお義母さんの携帯に電話してみたけど……通じなくて。それに繋がっても、そんなふうに融通してもらうの、やっぱズルい気もして……」

コトリンシリーズのオモチャは全てパンダイから発売されている。とはいえ元々用意していた新製品の方だって、きちんと琴子は店で予約して購入した。きっと琴美が何を欲しがっているか知ったら紀子も重樹も、すぐに持ってきてくれただろうが、クリスマスミッションは親の使命よ!という琴子なりの拘りがあるらしい。
今回の旧モデル商品も、紀子たちに連絡さえつけば、在庫からすぐに取り寄せてもらえるかもしれないが、今夜は恒例のパンダイクリスマスパーティーで連絡がとれない。裕樹もしかり。

「で、何軒かのオモチャ屋さんに電話して在庫があるか確認したんだけど、ひとつ前のモデルだから元々数が少ない上に、人気も高かったらしくてプレミアついちゃってて、もしあってもすぐに売れちゃうって……取り置きもできないって」


何とかして手を尽くそうしていたらしい。

「で、でもね。池袋と恵比寿の大手玩具店と、秋葉原の家電量販店で在庫見つけたんだけど……あと何軒か他の支店に行けばあるかもって教えてくれたとこもあって……入江くんが家に帰ってきたらあたし、買いに行こうかと……何時くらいに帰れそう?」

「………いいよ。今から病院出るからおれが買いに走るよ。どこの店って?」

「ええっ? 入江くんが? え、で、で、でも! 仕事終わったばっかで疲れてるのに……」

「大丈夫だよ。琴美はおれの娘でもあるんだ。それくらいどうってことない」

「ありがとう……入江くん!」

本音を言えば、口八丁で誤魔化す方簡単だとは思う。
サンタクロースだって、世界中の子供たちにプレゼント配ってるんだから間違えることもあるさ、とか。
パパとママがサンタさんに頼んでるから、間違って伝わっちゃったとか。
家庭ごとに色々なサンタクロースの扱いがあり、同僚の医師は「うちはサンタクロースからアンケート用紙もらってるからこれに欲しいもの書いて靴下にいれておくことって子供に渡してる。1ヶ月前に希望を言わないと望んだものは来ないことになってるんだ。何てったってサンタは多忙だから」などという家もあった。
「うちはサンタクロース協会の東京支部と埼玉支部の狭間で担当が決まらなくてもめたせいで親が代わりに渡す契約になってるのよ」という凝った設定を披露してくれた女医もいた。(なんでも県境が入り組んでいるらしい。マンションの端と端で住所が違うのだと)夢があるのかないのかわからないが。
それぞれ工夫を凝らし、子供から欲しいものの情報を聞き出し、サンタの存在を信じさせようと努力しているようだ。


聡い琴美は長いこと信じ続けることはないような気がする。
思い通りにならないこともあるのだと妥協と納得を繰り返して成長していくことも必要だとも思う。
でもほんの短い間でも、この幸せなイベントを信じさせてあげたいという琴子の想いに応えてやりたかった。ただ、それだけだった。


というわけで、今、彼は琴子の指示のもと、都内の玩具屋を駆けずり回っているのだ。
そして、まず初めの一軒で、あと一歩遅かったと言われ、次の二軒目はすでに売れたあとだった。オモチャ屋の看板があれば手当たり次第飛び込み、琴子からの新たな指令を受けては奔走しーー

琴子の情報では最後の一軒だ。
店の閉店時間も刻々と迫っている。
直樹は再び走り出した。

「すみません………」

8時間近いオペをこなすこともあるのだ。体力には自信があったが、流石に日頃の運動不足と30代半ばという年齢のせいか、かなり息が上がっている。

「『きらきらコトリンエクセレントメロディラケット』が欲しいんですが」

「申し訳ありません、たった今、ラスト一つが売れてしまいまして……」

レジの店員がちらりと横目で包装を待って端に立っていた客の方を見つめた。

「渡辺!?」

「ええー? 入江っ?」

なんと、直樹より僅かに早くゲットしたのは高校時代の同級生、渡辺だった。

「それ……おまえもかよ……」

一歩及ばず入手し損ねた直樹はがっくりと肩を落とす。

「え? もしかして、おまえもこれを狙ってた? って、これ、おまえんちの会社の製品だろーが?」

渡辺が不思議そうに訊ねた。

「ほんの数時間前に、突然、琴美の欲しいものはこれだったって判明したんだよ。お袋たちは今日は連絡つかないし、こんな時ばっか頼るのもな」

「なるほどね。ま、じじばばは頼られりゃどんな時でも嬉しいだろうけど」

「おまえんちの娘、確かまだ3歳だろうが。ほんとにそれが欲しいって言ってたのかよ?」

四年前に結婚した渡辺には琴美より三つ下の娘がいた。
たしかメロディラケットの対象年齢は四歳からである。

「オモチャ屋の広告みせたらこれを指差したんだよ。でも中々手に入らなくて、ここ数週間ずっとオモチャ屋巡りして漸く手にいれたんだ」

だからやらねぇぞ、とばかりにニヤリと笑う。

「譲ってくれる気はなさそうだな……」

軽くあっかんべーをして、「友情より、我が子に決まってんだろうが。おまえに勝ったと思うとちょっと嬉しいしな」とどや顔をする渡辺。

「まあ、早いもん勝ちだ。悪いな」

「仕方ない。おまえも父親やってんだな」

「お互い様だろ。段々サンタのプレゼントにいい反応見せる年齢になってきたからな。楽しみでしょうがないんだ」

高校時代とあまり変わらぬ飄々とした雰囲気の彼は、眼鏡の奥で幸せそうな瞳を映す。

「おまえが、この真冬に額に汗を光らせて子供のために奔走するなんてな。高校時代のおまえと琴子ちゃんに教えてやりたいよ」

「うるせぇ」

「じゃあ、琴子ちゃんに謝っといて。そしてまた遊びに行くって伝えておいてくれよ。うちのがあまりママ友いなくて寂しがってるんだ」

「ああ。いつでも来てくれ」

思いもよらなかったひょんな再会に少しばかり心が和んだが、結局直樹は希望のモノをゲットすることは出来なかった。

ーーこれでもうアウトかーー。

外に出ると、ひらりと霙らしきものが頬を掠めた。
とはいえ、降り積もることはないだろう。東京のホワイトクリスマス率は限りなく低い。

暫くJRの駅に向かって歩いていくと、ふと、ここがパンダイがパーティを開催しているホテルに近いことに気付いた。

もし、このままホテルに向かい紀子に相談すれば、間違いなく、パーティを飛び出して、全ての販売店や工場在庫を確認して、たとえ長野の工場でも今から取りに行くと言い出すことだろう。

(でも、流石にそれは禁じ手だ。なあ? 琴子)

世の親たちは自分たちの出来る範囲で精一杯子供を喜ばせる努力をしているのだ。

……ホテルに近いということは……もしかして。

直樹は思い出してその道の先に進む。

ーーああ、やっぱり。

フライドチキンのフランチャイズの店と、その三軒先にケーキ屋があった。
もう10年以上昔に、パーティを抜け出した直樹が家でひとりぼっちでクリスマスを過ごしていた琴子のために、チキンとクリスマスケーキを買った店だ。

ーーまだあるんだな。

隣の店は不動産屋だった気がするが、コンビニに変わっていた。

チキンの店は、この時間なのにまだ客は多かった。
ケーキ屋は流石に街頭売りのテーブルを片付けてそろそろ閉店の準備をしているところだ。

家では琴子がケーキもチキンも準備している。買って帰るつもりはないが、懐かしくてふと立ち止まってしまった。

あの夜ーー琴子が約束していた友人が彼氏とホテルに来ていた姿を見た瞬間ーー直樹はパーティから抜けだした。
自分の行動が全く理解できなかったが、売れ残ったものを押し付けられたと嘘の言い訳を準備して、チキンを買い求める行列に並んだのだ。
生まれてはじめて自分で買い求めたクリスマスのケーキとチキン。
まだ自分の感情が何物かもわからなかったあの頃に、懐かしさとこそばゆさを感じる。

けれど、あの夜の琴子の幸せそうな笑顔は、今でも忘れることはない。その笑顔で自分もまた幸福を与えられているのだとーー気づくまで随分長くかかったものだ。

あれから何度も二人でクリスマスを過ごしてきた。琴子の笑顔だけが欲しかった筈なのに、自分の至らなさから何度も悲しい顔をさせたこともあった。
それでも決して自分の傍らから離れなかった琴子にどれだけ救われてきたことだろう。

出来れば今夜も琴子の笑顔が見たかった。
琴美にサンタを信じ続けさせたいという琴子の望みは叶わないかもしれない。
だが、なんとか口八丁で誤魔化す手助けはしてやろう。あいつの得意の妄想力に、論理的な補足をしてやるのが自分の役目となるだろう。

そんなことを考えながら歩いていたら、ふと、しゃんしゃんしゃん、とシンバルを叩く音が耳に入り足を止めた。

へぇ……こんなとこにおもちゃ屋が。

家電量販店や外資の大手玩具店が増えていく一方、町の小さな玩具店はどんどん姿を消していた。
けれど、そこには商店街の狭間にひっそりと佇む昔ながらのオモチャ屋があったのだ。しかも量販店ならともかく、こんな個人商店で夜遅くまで開いているとは。
ショーケースには小さなツリーとダンシングサンタクロース。
外の台座にシンバルを叩くサルのオモチャ。妙に調子っぱずれだし、第一外に野ざらしなのか色褪せている。
かすれたレトロな看板の文字は、『たちばな玩具店』と書かれてあった。
木製の引き戸は自動ドアではなかった。
立て付けの悪いガラス戸を開けて中に入るとカランカランと音が鳴った。
狭い店舗なのに、テレビゲームや最新型の携帯ゲーム機などもちゃんと置いてある。意外と穴場かもしれない。
とはいえ昭和レトロ感満載な店内は、品揃えは豊富とはいえない。ボードゲームやカードゲームといった昔ながらのオモチャの方が沢山ある。
地球儀やぬいぐるみやブリキのオモチャなどが雑然と並び、ジグソーパズルやプラモデルの箱が棚にぎっしりと詰まっていた。

やはり、此処じゃ無理かーー

直樹が諦めようとした時、ニット帽を被った腰の曲がった店主らしき老人が奥から出てきた。

「おや、そろそろ閉めようと思ったら、お客さんがおったかの。何かお探しかな?」

直樹はダメ元で訊ねた。

「きらきらコトリンのーー」

店主はそのタイトルを聞いて、暫く天を見上げるように考えてーーそして、一言。

「あるよ」

そういってにんまりと笑うと、レジの奥の部屋へと引っ込んでしまった。
その後、ほどなくして一つの箱を抱えて戻ってきた。

店主が奥から取ってきたその箱は、間違いなく琴美が欲しがっていたものだった。


ーーー任務完了(ミッションコンプリート)。














* * *



「ふふ、朝起きたらびっくりするだろうなぁ、みーちゃん」

その時の情景を思い浮かべているのか、琴子は幸せそうに笑う。
すぅすぅと可愛らしい寝息をたてる琴美の枕元には緑色に赤いリボンで包装された大きな箱が置いてある。

「ほんと、ありがとね、入江くん。お疲れさま」

「どういたしまして。でも労いは言葉より態度でほしいな」

にやっと笑う直樹に「え? え?」と一瞬たじろぐ琴子だが、話題をそらすように「あ、そうそう」とベッドの下から小さな箱を取り出した。

「何処に隠してあるんだよ……」

「へへっまた時計で申し訳ないけど、もう少し大人な値段のものを着けて欲しいかなーと」

さすがにロレックスだのフランク・ミュラーだの桁違いのブランド時計は無理だが、信頼と安心の日本有名ブランドの時計である。学生の頃にもらったものより少しずつ高級感を増して、琴子からの時計コレクションは増えていく。

「じゃあ、おれも。メリークリスマス、琴子」

直樹も同じくらいの大きさの箱を琴子に渡す。

「わ、ありがとう、嬉しい! え? これって……」

琴子は中身を開けて瞳を大きく見開いた。
自分が直樹にあげたものとお揃いのペアウォッチだった。

「どうして……」

驚く琴子に、「うちの御用達の時計宝飾店で買ったろう。情報バレバレなんだよ」そういってにやりとほくそ笑む。
実はたまたま店に入っていく琴子を見掛けたので、その後で琴子が何を買ったのか確認したのだが。

「へへ、嬉しい。ペアなんて、はじめて~~」

腕につけて無邪気に喜ぶ琴子に、「じゃあ、そろそろ態度でしめして欲しいな、奥さん」と頬に軽く口付ける。

「ミッション完了したご褒美をーー」

「……ありがとう、入江くん」

そして、琴子の方からそっと直樹の首に腕を回し、唇を重ねていく。


「今からのミッションの方が、結構難易度高いかもな」

唇がようやく離れた瞬間に、琴子の瞳に映ったのは少し意地悪な、でも楽しそうな直樹のドアップな顔。

「ど、ど、どんなミッション~~??」

「琴美を起こさずに三戦こなすミッション」

何故に三回~~???
琴子の頭上のハテナマークは直樹によって簡単にはねのけられ、そしていつの間にか甘い吐息だけが部屋を満たしていく。


聖夜はまだまだ明けないーー。







※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


なんか、とりとめのない話になってしまいました~~(((^^;)



そして、最後に話には何の関係もない蛇足の落書きを~








年内、あと一回くらいは更新したいなぁ。
一応、連載のお話書きかけてはいるんですが(はい、完結はまだですぅ……^_^;)

そして、年越しチャットも待ってますからね~!





では素敵なX'masをお過ごしくださいませ。







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No Title * by なおなお
クリスマスの夜だもんね?相変わらずラブラブな二人だね。それにしても、琴美ちゃんの願い道理のプレゼントいいねv-353v-341

Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

今回は街を必死に激走する直樹さんを書きたかったんです。まるで身代金の指示を受けて犯人に翻弄される父親みたいに走り回ってるけど、でも実は……というオチな感じに書きたかったのに、イマイチ逼迫感足りませんでした〜〜^_^;
ふふ、たちばなって、ぽんっと頭に浮かんだ名前をぱっと付けちゃったけど……マロンさんのコメントみて、そうか、朝ドラかーと自分で納得しました。
ええ、「あるよ」はあの方です。おじーさんより、がっちりしたおっさんにした方がよかったですね……でも、店の雰囲気はジブリな感じにしたかったので、やっぱりおじいさんかなぁ、と。

ま、親がサンタっていつかわかることですしね。それまでそれぞれの考えでよいのでは、と(^w^)

Re.ひまわり様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

はい、手抜きのローストチキンと安いスパークリングワインで低コストなディナーを堪能しました。そういえばとうとうツリーもリースもX'masグッズさえ出すことなく、X'mas感なかったなー。
ひまわりさんも素敵なX'masを過ごせたようで。お取り寄せケーキ!いいなー!
食べ物のお取り寄せってしたことないんですよ。もっとネット使いこなさなきゃ〜

いやー入江くんも娘のためなら走ります!走りまくります!地の果てまでも!(笑)そんな入江くんを描きたかったので、ちょっと満足です(^-^)v

Re.なおなお様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

ドタバタでしたが、最後は幸せなX'mas。一緒に過ごす夜が互いにとっての最高のプレゼントですよね〜(^w^)

個別記事の管理2018-12-08 (Sat)






すっかり更新が空いてしまいました。
先週には更新できる予定だったのに、校正してたら、どんどん書き直し始めて、結局はじめ書いたやつ、全部消しちゃって………(((^^;)

チャットでイタキス期間延長しまーす♪
って宣言したものの、いつまで延長可能かしらf(^_^;どうにもこのまま年越しそうです……



そしてお話は、まだ11月17日です。すっかりお忘れでしょうが、琴美が神戸に受験に向かう途中、何があったのか~~!? というところで、続きからどうぞ^_^;









※※※※※※※※※※※※※※※※





その日はーーあたしにとって長い長い1日となってしまった。
一生忘れられない日に。

まっさか、受験に向かう新幹線の隣の座席の妊婦さんが突然産気付き、そして車内で出産して、そこに立ち会ってしまうなんて!

そんなこと実際にあるのねー。仰天ニュースでしかみたことなかったよ。

いや、あたしはなーんもしてないけどね。横でおろおろするばっかりで。
出産経験もないし、医者の卵ですらない。ただ産婦人科医になりたいなーとぼんやり思ってる無力な高校生に過ぎないのだと、ただ思い知っただけ。

まだ9ヶ月の妊婦さんの突然の破水に、新幹線のスタッフがドクターや医療関係者はいないか訊ねて回ってくれたけど、そんなに都合よく現れてはくれなかった。
結局赤ちゃんを取り上げたのは、たまたま近くの席にいた出産経験のある3人のオバチャン達だった。

「あたしゃ子ども3人産んだけど、みんな帝王切開だったのよ~~っ他人の出産なんて立ち会ったことないからわかんないわよ!」と喚いていたおばちゃんが、「ほら、ひーひーふー! さあ、いきんで!」と、何だかんだリードして、破水から20分、赤ちゃんは無事産まれた。響き渡った産声に、車両内はそりゃもう盛大な拍手に包まれたわ(現場はブルーシートで隠されてたけどね)。
いやーもう、感動したわー。
あたしも四年前にぴよちゃんが産まれたときも感動したけど、あのときは学校から連絡あって駆けつけた時にはもう生まれちゃってたもんな。本当は立ち会いたかったのだけど。
ほんとうに、生の出産に立ち会ったのは生まれて初めてで。
あたしはその妊婦さんが連れていた4歳の女の子をぎゅっと抱き締めて感動の涙に打ち震えてた。

ちなみにのぞみは新横浜から名古屋の間ノンストップで停車駅はない。一番最寄りだった浜松駅に緊急停車すことになり、待機してもらっていた救急車で近くの総合病院に運ばれることとなったのだけれど、不安そうな女の子があたしのスカートの裾を掴んで離さなかったために、あたしも一緒に降りて、そして何故だかそのまま救急車に乗り込むことに。
(オバチャンたちに見送られ、あれよあれよと……)
いや、もうその時は受験のことなんてすっかり忘れてたわよ。
出産を終えたばかりのお母さんは、病院できちんと処置され、赤ちゃんも感染症の疑いもなくすこぶる元気な男の子だった。35週の早産ではあったけど、2300グラムはあり、保育器にも入らずにすむらしい。ああ、よかった! ほんとによかったよぉ。
あたしはお姉ちゃんになったばかりの女の子と一緒に新生児室のガラス窓に張り付いて新幹線で産まれた奇跡の赤ちゃんを飽きもせず眺めていた。
京都から実家のお母さんが駆けつけ、東京から旦那さんが駆けつけーー女の子があたしからやっと離れて、ようやく自分の置かれている状況を思い出した時には、とうに受験時間は過ぎていた。

ーーやばっ

あたしはかなり焦った。
焦ったけれど、この緊急事態だもの、事情を話せば再受験できるのでは、という淡い期待を抱いて大学に電話をした。
だって、仮にも医者を育成するための教育機関だよ? この状況を見過ごして受験するなんて、あり得ないでしょ?

けれど、大学の入試事務局の人は頭が堅かった。
それは本当なのか、その状況を証明できるか?とか、何故もっと早く連絡出来なかったのか?とネチネチ言われ、あたしもカチンときて、じゃあいいです!と電話を切ってしまった。

そして、しまった!ーーと後悔するわけだけど。

ーーまあ、いいや。

あたしは案外あっさりと諦めがついた。
まだ一般入試があるもの。
どのみちセンターは申し込みしているんだから、ちゃんと学力試験を受けて挑戦してやろうじゃないの。
なにしろ生の出産シーンに立ち会って、産科医になりたいという想いはよりいっそう強くなった。







お父さんとお母さんに電話をして事情を説明し、あたしは結局そのまま東京に引き返した。
東京駅には二人が揃って迎えにきてくれて。

「お疲れ様。大変だったね、みーちゃん」

駆け寄ってきたお母さんがぎゅっと抱き締めてくれて、不覚にも涙が出そうになってしまった。
何の涙かよくわかんないけど。

お母さんもあんな想いをしてあたしを生んでくれたんだぁと実感したせいかもしれない。

お父さんがふわりといつものように頭を撫でて、「いい経験をしたな」と優しく笑ってくれた。

「しっかし、おまえは間違いなく琴子の娘だな」と呟かれたけどね。





そんなドタバタな日の翌日ーーあたしたちはハワイに旅立ったのだ。
その間、疲れやら旅行の準備やらであまりスマホを触れることはなかった。
ううん、元々あたしはツイッターもインスタもやってないし、そんなにネットニュースもみない。世間一般の女子高生と比べてスマホ依存度の少ない希少人種だと自負していた。
ーーなので、『新幹線で出産! その場に居合わせた乗客たちで赤ちゃんを取り上げ!』なーんてニュースがネット上を駆け巡り、『新幹線出産』がトレンドワード入りしてたなんて、そしてその時の動画や写真が拡散していたなんて知る由もなかったのだ。












* * *



20181118





「きゃー懐かしい! ハワイよー! ハワイ!」

お母さんが子どものようにはしゃぎまくってる。
あたしも家族と海外旅行って久々すぎて(一人で短期留学とか、アンジーのロンドンのおばあちゃんちへーーちょっとしたお城ねーー二人で行ったりとかはあるのだけど)じつは密かにテンション高いんだけどね。
ほら、前日の出産の興奮も冷めやらぬ、って気分だったし。
受験生なのに海外旅行なんて!などという考えはもうどっかにいっちゃったわ。なるようになる。とにかく、帰ったらセンター試験に向けて頑張ろう。

尤も、最近のドタバタを思うと、まさか飛行機の中でも「お客様の中にお医者さまはいらっしゃませんか」という放送かかったりしないでしょうね、と少々怯えたけれども流石になかったわ。
でもお父さんいわく、今は航空会社にドクター登録してあるので、放送で呼ばなくても乗客名簿に登録ドクターがいれば直接呼びにくるはずだ、とのこと。
「今まで呼ばれたことはないけどね。もっとも琴子と乗ると何事か起きる確率は格段に高くなる気もする」とにやりと笑っていたけど。
うん、あたしもそう思う。それにどうやらあたしもトラブル呼び起こす資質備わってるみたいだから危険は倍増よ。
(でも、とりあえず往路は平穏にフライトを終えたわ)


入国審査を終え(お母さんが英語でもたつくのはお約束。お父さんがあっさりフォロー)、手荷物受け取り所に向かう。
暫くしてやっと流れてきたキャリーケースを受け取って、税関をでれば入国完了だ。

「はぁーでももうホノルル空港じゃないのね。覚えられないわ、この空港名」

うん、ハワイホノルル国際空港は去年ダニエル.K.イノウエ国際空港に名称変更してるんだよね。なんかぴんとこないよね~。


「もぉーーっ!! なんでまた荷物出てこないのよ! 巧くん、訊いてきてよ!」

後ろで日本人が騒いでいる声がした。
バゲージトラブルは海外の手荷物受け取りじゃよくあることだけど、しょっぱなからじゃ、ちょっと萎えるよね。

「え~~?」

お母さんが、その声の主の方を振り返り、そして絶句していた。
え? 知り合い?

「まさか……まさか……うっそぉー!!」

「おい……まじかよ」

お父さんまで唖然としていた。
お母さんの声が聞こえたのかその声の主もこちらを見る。

「ええ!? 直樹さんと琴子さん!? うっそー。ほんとなの? これ!」

満面の笑みを携えてこちらにドスドスと突進してくるのは結構ボリューミィな体型のおばさんだった。ぼってりとした唇に左の口元の泣きボクロが印象的。
ウェーブのかかった茶髪に派手な化粧で若くは見えるけど、40半ばは過ぎてるだろうなー。多分お母さんと変わらないくらい? (見た目はお母さんの方がだいぶ若いけど)

「もしかして……麻里さん……?」

眉を下げたお母さんが恐る恐るといったていで訊ねる。

「もしかしなくても麻里よ!堀内麻里! やだあ~~25年振りね~! まっさか、またハワイで出会うなんて運命的過ぎるわー」

と、肉食系乙女な瞳でふふふっとうちのお父さんを見つめる。娘としてはちょっと不快な目付きね。

「………っでも、二人とも、ぜんっぜん昔と変わってないじゃない! 一体どーゆー魔法使ってるの? もしかして不老の特効薬でも開発したの? 」

そういってじろじろとお母さんを眺めている麻里さんは、化粧で誤魔化してるけれど、年相応な雰囲気を醸し出している。

「ふん、どーせ、あたしはすっかり変わったと思ってるんでしょ? 」

「え。あ、まあ……でも顔立ちは全然……」

「そうなの。あんまり顔は変わってないでしょ? まあ、体重はちょっとばかし増量しちゃったけど。そのかわり巧くんがどんどん痩せほそっちゃったわよー」と、けらけら笑って、必死で英語で荷物の行方を訪ねている旦那さんらしき人を指差す。
うん、たしかに今にも消えてしまいそうな線の細さだわ……。

お父さんがすたすたとそっちへ行き、空港のスタッフに英語で話しかけていた。
旦那さんが飛び上がらんばかりの勢いでお父さんをマジマジと見つめ、そしてペコペコ頭を下げる。

「ふふ、またお世話になっちゃったわー。巧くん、相変わらず英語力なくってさー」

「はあ……でも、こんな偶然あるものなのね……」
お母さんは未だに呆然として、信じられないモノを見ているような眼差しで麻里さんを見つめていた。

「ほんとね~~そして、直樹さんってば相変わらずカッコいい」

語尾にハートが三つくらいついてるようなうっとりする目でお父さんを眺めている。

「ちょ、ちょ、ちょっ、ダメよっ」

「あらー。25年も一緒にいたらもう飽きたでしょ? ほら、美人は3日で飽きるっていうから、イケメンもそうよね。そろそろあたしに貸すってのは………」

「飽きるわけないでしょ! 入江くんは一生飽きないわよ!」

「あらそう? でもあなたの方は流石に飽きられて……」

なによー、このひと。娘のあたしが横にいるのにも構わず、意地悪な表情でにやりと笑う。

「こいつのこと飽きるわけないね。25年間、日々刺激的なネタを提供し続けてくれる嫁はそうそういないしな」

お父さんが、ぽん、とお母さんの頭に手を置いた。

「あら、やだ。そんなに睨まないでよ、直樹さん。ジョーダンだから!」

けたけたと麻里さんが笑う。

「えーと、麻里さんも、銀婚式の記念で?」

「え? やだ、ちがうわよ。うちは娘が明後日ハワイで式を挙げるのよ。それで、家族揃って来たの。もぉ海外旅行なんてそれこそ25年ぶりよー。子育てでそんな暇もお金もなかったもの」

「ええ? そうなんだー! うわー、おめでとう!」

「ママー何やってるの? こっちよー。荷物もきたわよー」

団体さんの一団かと思ったグループが丸ごとこの麻里さんの家族だったらしい。麻里さんによく似た感じの娘さんが赤ちゃんを抱いたまま手を振っていた。

「あれが、長女の麻耶。そして、抱っこしているのが、あたしの初孫のきららなのー」

「ええっ? 孫っっ!? 麻里さんってあたしより一つ下だったよね?」

お母さんが両頬を手で包み込んで驚嘆の声をあげた。
たしかに、おばあちゃんには見えない。
でも二十歳で結婚してるなら、孫もアリだよね。

「だって、うちハネムーンベイビーで娘が産まれて、その娘ももう24よ。去年授かり婚で結婚して、お式ができなかったから、子どもが少し大きくなってから海外ウェディングすることになったのよ。あなただって孫、いるじゃない」

と、お母さんが手を繋いでいたぴよちゃんを指差す。

「あ、この子はあたしの娘で……」

「ええっ? 娘? いくつで産んだのよ~~」

「41……だったかな~~?」

へへっと頭を掻くお母さん。

「へぇーーびっくりだわ。うちなんて、五人目産まれたあとは、もうすっかりレスになっちゃったわよ」

「五人!」

いや、五人もビックリだけど、横にあたしいるのにレスだのなんだのって…

「うわー、賑やかでいいわね。うちは3人なのよー」
と、お母さんは気にすることなくあたしとぴよちゃんを紹介する。

「長女の琴美、高校三年生です」

どうもこのおばさん、生理的にあまり好きじゃないけど、親の知り合いなので一応頭を下げる。

「あら、ママ似ね。お父さんに似たらもっと美人になったのに!」

こーゆーとこが、受け付けないのね、きっと。
そう思いながらもにっこりと微笑みかける。

「あら、高三? じゃあ、一人目出来たの遅かったのねぇ!」

「ええ、うちの両親仲良すぎて、あたし生まれるの暫く遠慮してたんで」
と、ずけずけとした物言いにしれっと言い返す。

「あら、言うじゃない」

「やあねぇ、みーちゃんたら」

「おい、荷物も見つかったらしいからそろそろ行くぞ」

「あ、はーい」

そして、あたしたちはあたふたと入国ゲートへと向かった。

「ふふ、また同じホテルかしらぁ」

「やめてよね!」

「ああ、直樹さんに会えるんだったらもっとダイエット頑張っておくんだったー」

「大丈夫。ダイエットしてても相変わらずあなたには興味ないから」

う、お父さん。意外とばっさり。

「やだあー、直樹さんも相変わらず、きっついわねぇ! そーねー。100回会っても無視してやるって宣言されたもんね」

「え? 入江くん、そんなことを!?」

お父さんにそこまで云わせるなんて、このひと、いったい何したのよ……

へこたれる様子もなく、この麻里さんもけたけたと笑ってるけどね。






「琴子ちゃーん、こっちよー」

国際線ロビーに出たとたん、みんなして鮮やかなアロハシャツにレイを首から下げて、前日入りしていた入江家の面々があたしたちを迎えに来てくれた。

「ハル~もしかして、もう日焼けした?」

いっくらなんでも早くない?

「着いて真っ先にみっきいまっきいとビーチで遊びまくった」

ほんとだ。双子たちもほんのり赤い。元々が白いから肌が痛々しく赤くなっちゃうタイプね。

「それより、ねーちゃん、試験どーだったんだよ」

あー一応心配してくれてたのね。

「まあ、そのことは後でゆっくりと……」

話せば長くなるからね……。

「何? この人たち」

あたしたちの後ろには堀内家がぞろぞろと行進していた。
結婚式を挙げる娘さんの旦那さん家族もいるから、総勢13名?
うちも12名だからいい勝負だわ。
しっかし、25年前、ハネムーンで一緒になった夫婦と同じこの地で再会なんて。冗談みたいなシチュエーションね。
波瀾の予感しかないわ……。


そして。
ハワイでの怒濤の一週間が始まったのだったーー。











※※※※※※※※※※※※※※※※※




丁度先日の仰天◯ュースで電車内で出産ネタやってて(この展開は決めてたので)驚いたのののでした(((^^;)

実はこの新幹線出産シーン、かなり長々と丁寧に描写してたんですけど、こりゃちっともハワイにいけないや、とさくっと消して書き直しました。
琴美の恋愛事情もあれこれも書いてたんですけど……そんなに興味ないかなぁとさくっと削除。(このまま有耶無耶にしてしまうかも……気になる方はご一報ください~)







ここからはちょっと私的な話を。
実は11月17日は、リアルにうちの娘の志望大学の推薦入試の試験日でして。琴美は最初から試験を受けられない予定だったので、なんとなく娘の結果がわかるまでこの話を書くことできずにおりました。
もっとも、受かる確率はとっても少なかったので、たとえ落ちてもアップするつもりでいた鬼畜母ですf(^_^;
そして、おやまあびっくりなことに娘、合格しまして! あっさり受験生活から解放です。
娘も母も若干、気が抜けて脱力気味です……(((^^;)
まあ、申し込みしてあるからセンター試験は受けますけどねー。
春からめでたく琴子と同じ道を進みます。ガンバレ、娘! 母は何かネタを拾えないかとわくわくしておりますの(^w^)

そして、12月は某ライブやらお芝居やらミュージカルやら妙に予定を詰め込んでしまってまして……さて、また次はいつアップできるのか……気長にお待ちいただければとf(^_^;
いや、年内にはもう一本くらいはなんとか。銀婚式まで行けるといいなぁ。













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* Category : イタkiss期間 2018
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Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

そう、そんなことに巻き込まれていたのです。多目的ルーム……そんなの、あったんですね。あまり乗らないので、通路の広いとこかな、くらいで。最初かなり詳細に描いてたものの、ボロがでそうでばっさり消しました。そして、20分なら掛川に止まればよかったじゃん、と後から気が付く……f(^_^;

ほんとはそのとき出会いがあったりしたんですがそれもカットしちゃったので、さて、どうしよう……

はい、やっとハワイに。
とりあえずおばちゃん化した麻里は出したかった…笑
はい、何か起こるんではないかと……多分…きっと……^_^;

ふふ、そしてお祝いのお言葉もありがとうございました〜〜(^-^)v


Re.さち子ママ様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

娘へのお祝いのお言葉もありがとうございました!はい、ほんと、一安心です。これで、すっきり続きをかけるぞーと思ってたのに更新できなくてすみません。

ええ、このメンバー揃えば25年前のドタバタが再び……だったりして。
なんとか無事ハワイに着いたものの、何が起きるのやら。
しばしお待ちくださいませ^_^;



Re.TakaYuki様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

TakaYukiさまの娘さんも合格したのですねー!おめでとうございます!
うちはとりあえず第一志望が合格だったので、一応センター受けますが、気持ちはだらだらになっております。
TakaYukiさまの娘さんも第一志望が受かるようお祈りしています!同じ看護の道で、これからが大変ですが、四年後の国試めざしてともに応援していきたいですね♪


Re.麻紀様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

いえいえ飛んでもないです。すぐに読んでいただいただけで嬉しいです。うちこそ、全然コメント書けなくて申し訳ない(でもちゃんと読んでますよ♪)
そうなんです、まさかの出来事が色々と笑
お約束通りの刺激的生活は脈々と受け継がれ、きっとエンドレスに事件は起きていくことでしょう(^w^)がんばれ入江家!
琴美の恋愛事情、気になりますか? いやー需要なさそうでこのままスルーしてしまおうかとも思ったんですが。ちょっと考えときます笑
娘へのお祝いのお言葉もありがとうございました。はい、ダメ元で受けて、受かる筈のない倍率だったので、かなり嬉しかったです。もう、ほんとよくやったよーと。
麻紀さんちの娘さんの後を追ってうちも頑張ります(^-^)v
ふふ、心置きなく娘とライヴいってきましたよ〜その話はまたメールで♪



個別記事の管理2018-12-02 (Sun)

イリコト結婚記念日から二週間近くたってしまい、他の素敵サイト様たちが精力的にお話をアップされているというのに、うちはなかなかお話の更新できなくて、待っているという奇特な方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
(ただいま絶賛校正中。一両日中にはアップできるかな~~?)

気がつきゃ今年もあと1ヶ月。
平成最後のクリスマスがあっという間にやってくるのでしょうね。

さて、今回はお久しぶりのリンクのご案内です。

すでにむじかくさまのサイトで訪問された方も多いのでは?

はい、そうです。

一ノ瀬麻紀さまの運営される

passe-temps

です!


一ノ瀬さまは2004年から2010年の間にイタキス二次とときめきトゥナイト二次のHPサイトを運営されておりました。
私がイタキス二次の世界を知るずっと以前からイタキス界を盛り上げてくださっていた草創期の大先輩でございます。
この秋、ふるほのイタキスを初めてご覧になり、イタキス熱が再燃! 先日のチャットに参加され大いに盛り上がりました。
そのチャットがきっかけで、既に閉鎖していたサイトの過去ログをこの度新しくサイトを作り発表していただけることとなり、現在順調に過去ログ更新中です。


そして、なんと新作としてむじかくさまとのコラボ作品も更新中!
麻紀さんが投下した昔の妄想メモから発展したIFストーリィ(エロあり)、必見です(^w^)

麻紀さんのこの空白の8年の間、某ジャニーズにはまっていたと聞いてついコメントしてしまった私です。(私も今年は久々に当たったので名古屋ドームに参ります♪やったね20周年)


なお、麻紀さまのサイトは、お話に関しては全て限定記事となっております。
お問い合わせすれば簡単にパスワードを教えていただけますので、メールフォームにてお問い合わせしてみてくださいね。


それでは麻紀さま、今後ともよろしくお願いいたします。


passe-temps 調べたらフランス語で『趣味』だそうで。お洒落~♪


あともうひとつ。
実はemaさま発行の秋本、『イタズラな秋の記念日』の私のお話において、一部文が欠落しておりまして。おや?と思った方も、あっさり読み流していただけた方もいるかと思いますが。
念のため、下の方に訂正後文章を記しておきますね。
秋本をお持ちの方で気になっていた方はご確認くださいませ。
どうでもいいかたはスルーで(((^^;)

尚、秋本、booth分も完売。(素晴らしい!)冬コミ参戦するために、再版が決定いたしました。(少部数ですが)再版分は訂正していただける予定です。
冬コミ行ける方、是非、emaさんのイタキスブースへ遊びに行ってみてくださいね。































『イタキスな秋の記念日』
ののの作品訂正箇所


151ページ上段6行目

【誤】

イリエくんも全然楽しそうじゃない割に)としなさいよ。


【正】
イリエくんも全然楽しそうじゃない割にはウザ女をちっとも追い払わない。もっと毅然としなさいよ。








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Re.麻紀様 * by ののの
コメントありがとうございました!

いえこちらこそすぐにコメントいただいたのになかなかリコメが遅くなりまして申し訳なかったです。
ふふ、mさまの執筆スピードは神業ですからねぇ。ついていくのは並大抵ではないと思いますけど、コラボ作品楽しみにしてますよ♪
そうそう、どんな意味なんだろう、と調べちゃいました。フランス語ってなんかお洒落デスヨネ(^w^)
はーい、こちらこそこれからもよろしくお願いいたします!