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個別記事の管理2018-11-21 (Wed)




さて、結婚記念日、ギリギリセーフでしょうか?

結局、結婚記念日当日まで時間が進みませんでした……。
ぶっ飛んでいきなりハワイ到着な体にしようかとも思ったんですが。

話はまだ17日の出来事なんです……orz
でもちょっと無理矢理甘々モードをぶちこんでおいたので(((^^;)その無理矢理感、笑ってやってください……





※※※※※※※※※※※※※※※※※






20181117


「ほんとについてっちゃダメ?」

甘えたような、ザ必殺上目遣い。おかあさんの得意技、あたしに向けないでよ。

「そんな子供じゃないんだし……受験くらい一人で行けるよ」

「ええーでも、神戸だよ! 遠いじゃない……」

遠いって……のぞみで約三時間だよ。

「新幹線が勝手に連れてってくれるのに? 向こうにはかをる子さんもいるし」

「琴子、ダメだ。おまえは着いていくな。絶対に、変なトラブルに巻き込まれる」

そこでお父さん、登場。
『絶対』って……。
いくらなんでも、そうそうトラブルなんてないとは思うけどね。漫画や小説じゃあるまいし。

「………………そ、そ、そっかなぁ……」

と、頭を掻いて困ったように笑うおかあさん。
自分で否定しないのね……




ーーそれはあたしの神戸医大推薦入試の朝のことだった。
あたしの受験にくっついて行くと言い張るお母さんをお父さんが断固として引き留めた。
おかあさんも不安になったのか、案外あっさりと引き下がる。
ちょっと拍子抜け。
うん、でも着いてこられるのはちょっと困ったので、(ついでにかをる子さんとこに、サプライズの銀の指輪をもらいにいくつもりだったからね)少しばかりほっとする。

「あらあら、結局みーちゃん、一人で行くの? だったら琴子ちゃんもあたしたちと一緒の出発にすればよかったわね。おにーちゃんなんか置いていって」

そして、今日は第一陣がハワイに出発する日でもある。
当初おばあちゃんが一人残ってあたしの試験を見届けるといっていたのだけれど、お母さんがやっぱりあたしが残りたいと懇願して…(別に一人で大丈夫だっていうのにーー受験生の母の気分を味合わせてよ!と駄々こねられた)そして、お父さんも先日オペを執刀した患児の予後があまり思わしくないため出発をずらすことになったりーー予定が二転三転した挙げ句、あたしと琴梨とおとうさん、おかあさんの四人だけ日にちをずらして明日ハワイに旅立つことになった。

とはいえ、成田発のハワイの便は夜の8時なので今夜出発のみんなはまだのんびりしている。ハルなんか、あたしが受験だというのにまだ起きてこないし。(まあ、昨夜寝る前に、がんばれよ~~とゆるいエールをもらったけどね)
朝食はおばあちゃんの験担ぎの豚カツ茶漬け。ヘビィなのか軽いのかよくわからない。でも、ありがたくいただいて、おかあさんの淹れてくれた温かなコーヒーを保温水筒に入れる。
コーヒーなんて何処でも買えるけど、やっぱりおかあさんのコーヒーが一番美味しい。
そして、おばあちゃんとおかあさんに駅まで送ってもらい、(運転手はおばあちゃんだけどね)あたしは東京駅から新幹線に乗り込んだのだ。

朝8時台の東京発ののぞみは、土曜日のせいか結構混んでいた。
指定席のチケットを購入しておいてよかった。
窓側の指定の席に座ったら、視界の片隅に予想外のものが目にはいって思わずぎょっとする。
おかあさんとおばあちゃんが『Fight! 琴美! 絶対合格!』って横断幕作って二人で窓から見せていたのだ。そして、すごい形相で見てみてアピールしている。
ーーーヤラレタ。
危険な予感は少々あったから、ここでいいよ、って改札で別れたのに……。
隣に座った子連れの妊婦さんに、「受験生さん? 素敵な応援ね。頑張ってね」とくすくすと笑われたあとにエールを送られ、思わず頬をひきつらせて微笑み返す。
京都の実家での里帰り出産だというその妊婦さんと、その娘さんーーまだ4歳のおしゃまな女の子とすっかり仲良くなったあたしは、受験の緊張をしばし忘れていた。
車窓はゆっくりと流れ始め、一路神戸へーー。






* * *






「あれ? みーちゃん、まだ神戸着かないのかなー?」

琴子はリビングの時計をみた後、もう一度スマホを確認する。
もう昼を随分と回っていた。
神戸に着いたら必ず連絡があるものだと思っていたのに、やはり緊張して忘れているのだろうか。
もっともしっかりものの娘のことだからたいして心配していない。
指定校推薦だし、ほぼ間違いなく合格だろう、と担任の教師もいっていたのだ。

(お母さん、みーちゃんを守ってね)

父の部屋の仏壇にお参りしてから琴子は自分達の寝室に行き、旅行の支度の続きを始める。
三日前からトランクに荷物を詰めているのになかなか終わらない。
和室に置いてあった父の荷物は古めかしいボストンひとつだ。どうして一週間も旅行なのにこんなにコンパクトになるのだろう?

「琴子。そんじゃ、おれたちは先にいくからよ」

父重雄が琴子たちの部屋に来て、声をかけた。
午前中は店の方に行っていたが、弟子たちに任せると決めたからにはくどくどと指図するつもりはないと早々と帰ってきていた。

「あれ? もう出発? 飛行機は夜なのに」

「なんといっても団体さまだからなー。海外旅行も久しぶりだし。子供らもいるし。とりあえず余裕を持ってでかけようと」

「そっか。ハルをよろしくね、お父さん」

「おうよ。主役はおまえたちなのに、なんか悪いな」

「主役って……これは家族旅行だもの。あたしたちの銀婚式がオマケみたいなものよ。1日早く楽しんできてね」

そんな会話を父としているとインターホンが鳴り、隣からお迎えが着たようだ。
ちなみに空港に行くのに旅行会社の小型バスをチャーターしていた。
一陣だけで総勢9名である。

「じゃあ、琴子ちゃん、明後日ハワイで会いましょうね」

すっかり気分はハワイといった感じの紀子やハルたちを見送ってから、琴子はお昼寝モードの琴梨を抱っこして家に入る。

(もうそろそろ面接試験も終わる頃よね……)

琴梨をベッドに寝かせたあと、なんとなく落ち着かなくて、スマホをちらちらチェックしながら、荷物を詰めなおしたり、遥樹が取り寄せてくれたレンタルウェディングドレスのパンフレットを眺めたりしていた。

「この海外ウェディングのコーディネーター、ハワイ在住の日本人だって。花嫁さんに一番よく似合うドレスを選んでくれるって評判らしい」
そういって渡してくれたパンフレットだった。

PCを開き、パンフレットからホームページを検索して、ウエディングドレスの画像を開いてみる。

「ほんとに、素敵ね~~」

ため息がでる。
デザインもカラーも色とりどりで決めるのは難しそうだ。
Aラインにプリンセスライン。マーメイドラインにエンパイアライン。
年齢を考えるとやっぱり落ちついたこのスレンダーラインだろうか。
色はシンプルに白……いやいや、でもあなた色に染めてね、というには既に直樹好みに染まりきっているのではないだろうか?
うーん、銀婚式だから銀色? 光沢のある銀のドレスって……女王様っぽいかしら。

などと思いながらウェディングドレス以外のカクテルドレスも画像を検索する。
色も本当に華やかだ。
わー、今さらだけどどれもこれも着たいわねぇ、などと欲張りなことを思う。

「わー、このレインボーカラー素敵~~」

琴子のマウスの手が止まる。

アイボリーのドレス地にピンクやブルー、オレンジや紫がほんのりと淡いグラデーションで彩られていた。
虹色なんて派手な色合いなのに、全体的にぼやけているせいが、そこまで派手な感じはしない。
プリンセスラインでどうみても若い20代向けのドレスだろうと、ちょっと残念な気分になる。
とはいえーー。
若さが羨ましいとは特に思わない。それなりの経験を重ねてきた今の自分を誇らしく思うし、つらいことも悲しいことも色々あったような気もするけれど、そんな些末なことは直樹の傍に居られる幸せな時間がすべて上書きしてくれた。

このドレスを着られる歳に戻りたいわけじゃないけどーー
この歳で流石にこれはないな、とページを閉じかけたときーー

「割りといいんじゃない?」

唐突に声を掛けられ、ドキッとした。
今この家にいるのは自分と琴梨だけかと思っていたのだ。直樹がいつの間に帰ってきたことに全然気がつかなかった。

「いつの間にーーあ、患者さんは大丈夫だったの?」

「ああ。安定してきた。多分もう大丈夫だろう」

教授ともなれば執刀した後の予後の管理は他の医局員に任せることが殆どだろう。だが直樹はたまの教授回診でちらりと様子を見るだけ、なんて真似は一切しない。そもそも局員ぞろぞろ引き連れての教授回診など一度もしたことがなかった。
今問題になっている大学病院の無給医局員など斗南には一人もいないのは、直樹たちが旧態依然とした医局を改善し、教授自ら臨床と教育と研究を率先し、事務的なことは事務局が賄うよう取りしきった。そして、この大学で一番多くのオペをこなし一番多くの患者と接しているのが教授である直樹であった。



「え? この虹色ドレス、あたし着て大丈夫?」

「とりあえず、露出が少ないからOK」

「そ、そこ?」

たしかに腕やデコルテは細やかなレースで覆われている。

「でも、やっぱり可愛いすぎるよー。ちょっとイタイかも」

「まあこの際、旅の恥はかき捨てで」

「えー」

「隣に立つおれがいいって言ってるわけだし」

「うーん、入江くんがいいなら、ま、いっかー」

実のところかなり似合うと思っていたのだが、その辺りは口には出さない。
20代のその辺の小娘がそれを着るより、はるかに琴子の方が似合うだろう、なんて。

「現地で実物みたらまた色々気が変わるかもしれないし」

「んー。そうだね……」

「ま、主役は奥さんなんだから、好きなの着たら? せっかく子供たちが段取りしてくれたんだし」

「ふふ、そうだよね。ありがとう、入江くん」

「で、旅行の準備はできたの?」

「う……まだ……」

「ったく、何やってんだか」

呆れながらも直樹も手伝う。

「ほら、旅行なんて行くの久々だからね」

「悪かったな。どっこも連れていってやらなくて」

「え、いや、いいよー。あたしも仕事してるしさ」

学会で海外に幾度に夫人や家族を伴っていく医師も多い。
直樹自身は一年の半分近く海外にいたときもあったが、家族を同伴することは一度もなかった。
琴子も着いていきたいと懇願したことはない。琴子自身も自分の仕事を大切に思っていたからだ。
自分が抜けたからといって回らなくなるわけではないが、いろんなところに負荷が掛かるのは重々承知している。それくらい人手不足は日常的な世界だった。

そんな琴子に甘えて、家族を連れて学会や研修にいく段取りをしようなど考えたこともなかった。
小さな家族旅行はちょこちょこあったが(主に佐賀か秋田か、パンダイの別荘のあるあちこち)すべて紀子の采配だった。
今回もだが………

「来年は……ストックホルムにでも連れていってやるか……」

「ストック……? どこ?」

「いや、何でもない」

「ーーあたし、幸せだったよ? 旅行とか行かなくったって全然平気。入江くんと25年もーー四半世紀も一緒に過ごせただけで、もう最高に幸せだもん。これ以上の奇跡なんて望まないよ」

琴子はふふっと少しはにかんで直樹を見つめる。

「幸せだった、って過去形かよ」

「ふふ、これまでの25年は過去形だよ。そして、これからの25年は未来進行形。金婚式目指して、世界で一番幸せなおじいちゃんとおばあちゃんになろうね」

最高に幸せな笑みを浮かべる琴子の瞳の輝きは25年前となんら変わらない。

「不思議だよね。あたし、相原琴子の人生より入江琴子の人生のほうが長いんだよ? 25年前に来ていた真っ白なウェディングドレスはすっかり入江カラーなの」

「なんだよ、その入江カラーって」

「ふふ。きっと、あのドレスと同じ、幸せな虹色だよ」

もう一度幸せなそうに笑いながら、ぎゅうぎゅうとトランクに服を詰め込む琴子の手を取り、直樹が唐突に掠めとるようなキスをした。

「へっ!? な、なに? 突然!」

「したくなったから」

くすっと笑いながら、もう一度深くキスをする。

25年も夫婦をやっているのに、何故キスひとつにこうも真っ赤になれるのだろう。少しも変わらない琴子の反応に、ついうっかり妙なスイッチが入ってしまう自分も25年前から変わらないわけだが。
自嘲気味に笑いつつも、少し唇を貪ってーー

「……入江くん、ぴよちゃん起きちゃうよ」

「……ああ。わかってるよ」

無論近くで琴梨が眠っているので、続きはハワイでのお楽しみだ。
でも、今はもう少しだけーー。


その時。

「あ、スマホ、鳴ってる……」

琴子のスマホがバイブの音ともに着信を知らせていた。

「あれ? みーちゃんだ」

琴美からの電話のようだ。

「試験、終わったのかなー?………もしもし? みーちゃん、試験、どうだった? え? ええっ! な、なんで………」

「琴子?」

琴子が驚きのあまりスマホを落としそうになっていた。

「入江くん、どうしよう……みーちゃん、今、浜松だって……」

「は?」

「神戸に……受験会場に行けなかったって……」

「………………」

ーー直樹はこめかみを押さえて、そして確信した。
例え琴子が着いていかなくても……トラブルメーカーの遺伝子は、しっかり琴美の細胞ひとつひとつにも刻まれているのだと。






※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


結婚記念日四日前のお話でした……(((^^;)

ほぼ、結婚記念日にアップするために無理やり二人のまったりシーンを挿入したというf(^_^;そして、無理矢理の七色ウエディングドレス笑
(最初はずっと琴美目線の一目惚れ回想シーンとトラブル巻き込まれ話を書いてたんですがね~~それは次回に……って、いつハワイに旅立つんだよっ!)


そして、昨夜のチャット、またまた大にぎわいで楽しかったですよー。
よくコメントくださる方もきてくれて嬉しかったです。
そして、何より感動したのは以前イタキスサイトを運営されていたmさまがイタキス熱再燃ということで、チャットに参加され、そしてサイト復活していただいたことでしょうか。HPからブログに移行して8年ぶりの復活! 素晴らしい!
私が二次を知った頃には既に閉館されていたので、嬉しい限りです。これからの楽しみが増えました。

そして、うちにも秋本届きました~~♪
まだ読めないけど。
手に取られた方、感想などいただけると嬉しいです!
(なんか色々ミスがあったようで……まだ確認できてないけどドキドキ……うーむ)





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* Category : イタkiss期間 2018
* Comment : (8) * Trackback : (-) |

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Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

なんとか結婚記念日ギリギリでアップしました。いやーもっと早くにあげて、二日目チャットもしっかり参加したかった〜。めっちゃ盛り上がってたみたいで、跡地を指を咥えて眺めておりましたよ。
ふふ、琴子ならどんな受験生の母をやるのだろうと想像しちゃいました。
そーなんですよ。そこで秋本の彼女が登場予定なんですが、なかなかハワイに旅立てません。
そのまえに琴美の問題あれこれが片付かないとね〜〜
(結婚記念日にそんなの書いても誰も萌えないよ〜とさくっと削除しちゃったんですよ。次に回します……)
でも、25年経ってもラブラブな二人は健在ってことでf(^_^;





Re.るなたま様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

おお、秋本読んでいただけたのですね!ありがとうございました。はい、ハワイではあの彼女と25年ぶりの再開の予定なんですが、なかなか辿り着けないのです(((^^;)
現在進行形の筈がどんどん遅れていきますね。
46歳のイリコトに琴美目線って、なんか萌えないのかなーとハズしてる感あったので、素敵といってもらえてうれしいです。

あら、るなたまさんは推薦入試、着いていったんですね。うちは友だちと一緒だったので送り出しましたが、一人だったらついてったかなー?

そうそう、チャットも参加していただいてありがとうございました。よくコメントしてくださる方のお名前みて、ちょっと嬉しくなりました。おそらく年越しチャットもあると思いますので、その時にもぜひ(^^)d







Re.ちびぞう様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

ふふ、琴美に何が起きたのか〜〜
ほんとは、そのあたりの話を書いていたのに、結婚記念日にどーなの?とさくっと削除して、ムリやりイリコトいちゃこらをいれちゃいました。琴美のハプニングは次回に〜(なのでまだハワイに旅立てない……)
そうそう、裕樹くんちは三人兄弟なんですよね〜。親世代いれると7人家族。大家族です笑。それに重雄さんとハルとで9人なの。
レインボードレス、琴子にどんなドレス着せようかと検索してたらあったんですよね。今回のテーマが七色イリコトなんで絡めたくて。でも派手だよね〜〜と思いつつ、直樹さんには了承していただきましたよ(((^^;)カラフルでも似合っちゃう、46歳琴子です(^w^)




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Re.麻紀様 * by ののの
コメントありがとうございました!

返信おそくなりましてすみません。
チャットで麻紀さんとおはなしできたことは今年のイタキス期間の最大の収穫でした。
ふたたび麻紀さんを再燃させたふるほのイタキス万歳! (私も日キスでどはまりしたヒトです)
お話の感想もありがとうございました。25年たっても変わらぬ二人です。甘い言葉はかけずにしれっとウエディングドレスに難癖つけるダンナですが……f(^_^;
さてさて琴美ちゃん、何があったのか。トラブルメーカーの遺伝子はしっかり受け継がれてしまってるようで(^w^)

あ、公開非公開はご自由に。皆さん非公開なのでFC2は公開にするの、戸惑っちゃいますね。まあその方が安心してコメントしやすいかたもいるのかなーと思ってます(^w^)

個別記事の管理2018-11-20 (Tue)












はい、予告通り結婚記念日もチャット開催しますよ♪
しかも、な、な、なんと!
いい夫婦の日のカウントダウンもしましょうと、2日連日のチャット開催していただけるそうですよーー!
アフターチャットは初の試みですね~







当日、emaさまのブログコチラより入室できますので、ぜひ一緒にお喋りしましょう!


そうそう、emaさんちの秋本

「イタズラな秋の記念日」





ぱっと見、同人誌には見えない表紙になってますので、ついうっかりリビングに置いてしまっても安心ですよー(いや、裏表紙にはイリコトいますけどね)

自家通販の方は発送が済んだようです。
注文したアナタ!20日には届くかもですよー! もしかしたら、本を片手にチャットできるかも~~(^w^)
(2日目は、それこそ本を手にいれた方、多いかも。まだ中までは読めないかもですが、さくっと表紙や装丁の感想をチャットでいただけるとemaさん、めっちゃ喜びます!)
emaさん、発送作業、お疲れ様でした~♪♪


boothの方の在庫も残り僅かなようです。もう、最後のチャンスかも?
(boothでご注文の方はもう少し時間がかかるのでおまちくださいませね)






肝心の結婚記念日のお話アップはできるかどうかなんですが……連載の続きを更新しようと思ってます。でも、結局まだハワイにいけてないのー
結婚記念日の日に結婚記念日な話になりそうにもない……orz


本の発行と合わせて、ハワイの銀婚式ネタに行きたかったのに~~(前にもいったけど秋本に寄稿したお話とリンクしてるんです。25年の時を経て……あ、別に秋本読んでなくで繋がりますので大丈夫ですよっ)

まあ、つまるところ、うちのイタキス期間はまだ終わりそうにないです(((^^;)
今年中に終わるといいなーf(^_^;

とりあえず!

チャットでお会いできるかた、お待ちしてますね♪






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* Category : イタkiss期間 2018
* Comment : (4) * Trackback : (-) |

No title * by なおちゃん
お誕生日おめでとう、入江君への誕生日プレゼントは、やっぱり琴子ちゃんかな。v-274v-273

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Re.なおちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

入江くんの誕生日のものをいったん下げて結婚記念日に再アップしたので、何かずれちゃってごめんなさい〜〜(((^^;)

Re.麻紀様 * by ののの
パスワードありがとうございました!
そして、チャット、参加してくださってありがとうございました。こんな風に再び盛り上がって、やっぱイタキスって凄いなーと再認識です。麻紀さんちのお話の更新も楽しみにしておりますね(//∇//)

個別記事の管理2018-11-17 (Sat)


さてさて。

先日の入江くんbirthdayカウントダウンチャットには最大10名の入室、閲覧者の方も含めると30人近くの方が訪問されたようで、嬉しい限りです。
初めましてと勇気をもって入室してくださったみなさまありがとうございました。
みなさまとイタキスを語れて、そして入江くんのハピバをお祝いできてとっても楽しかったです。
自分もすっかり更新ペースは亀の歩みですし、始めた頃の妄想力も創作の勢いもかなり落ちてはいるんですがf(^_^;
それでも新たにイタキス二次を始める方々もいるようですし(素晴らしい!)このチャットの参加人数をみてもまだまだみんなのイタキス愛は不滅ね~と多田先生の凄さを再認識するのでした(^^)



さてさて、そんなチャットを開催してくださったemaさまからお知らせです。







イタキス同人誌『イタズラな秋の記念日』通称、秋本。BOOTHにて申し込み開始いたしました(^^)d
予約まだの方、自家通販を悩んでいた方、ぜひ一度ご購入を検討してみてくださいませ。

かなり分厚い本です。176ページとな!(背表紙追加したもよう笑)読みごたえたっぷりです。そして、イタキスマニアの年齢を考え、字、大きめ(笑)
R18もそうでないのも混載してます。(あ、私、前にも書いたけどエロ書いてまーす。初夜でーす。えへっ)
総勢12名の絵描き小説書きが、イリコトの秋の記念日について綴っております。(まだ読んでませんが~~でも、もうすぐ完成のはず!結婚記念日あたりには届くのかなー。私もめっちゃ楽しみにしてます)

興味のある方はとりあえずBOOTH

にて、ご確認くださいませ。


そうそう、今年はその素敵な本を企画してくださっているemaさま、そして私が二次にはまったきっかけともいえる水玉さまのブログ10周年のアニバーサリーイヤーでもあります。
10年!
すごいです。
そんなに長くブログを続けてきて、イタキス二次界を牽引してくださったことに感謝感謝なのです。
そして、お二方が続けていなかったら、私は二次創作にのめり込まなかったかもしれないし、ましてや自分でブログ開設して、同人誌まで参加しちゃうなんてーー間違いなく有り得なかったと思うのです。

五年前は一読者に過ぎなかった私が、こうして日々イタキスだけでなく、漫画やドラマなど、たわいのない日常の雑多な出来事を、お二方をはじめとするイタキスサイトマスターの皆様と繋がって語り合えるという奇跡!(今日も色々アドバイスありがとうございました~)
水玉さまemaさまに最初にリンクに誘っていただいたときは、これは夢か?と思いましたもの笑
ほんとに10年お疲れ様でした!11年目もよろしくお願いします。


私は4年目過ぎたばかりの若輩者ですがこっそりお二方のあとを小判鮫のようにくっついて(決して影は踏まないよう気を付けます~~)イタキス二次界の片隅に生息できればなと思っておりますので、これからもよろしくお願いします♪

さて、次は結婚記念日チャットかなー。
また、皆様、詳細をおまちくださいませね!
なんとかそれまでにお話も一本は書きたい! いや、なんとか銀婚式ハワイに連れてきたい! しばしお待ちを~~~(^^)d








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* Category : お知らせ
* Comment : (2) * Trackback : (-) |

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Re.くんちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

わー、boothでご購入してくださったのですね! しかも病院本まで! ありがとうございました。
ええ、このページ数、この装丁でこの値段、emaさま料金設定間違えた〜〜というくらいお得なものになっておりますので!
booth発送はもう少しお時間かかるかもですが、届きましたら是非ご堪能くださいませ。よろしかったら感想などお聞かせ願えるとうれしいです♪


個別記事の管理2018-11-12 (Mon)






入江くん、はぴば~~♪
今年はリアルタイムの入江家を描いてますが……中年な二人を書いてる気がしない……
46歳になってもいつまでも若々しい二人です(^^)









※※※※※※※※※※※※※※※※※







気がついたら朝晩の冷え込みも激しく、刻々と秋が深まっていた。
今年はどうやら暖冬らしくて、今も昼間はわりと穏やかな暖かさで、一旦出しかけたコート類もまだ袖を通してない。でも、今週あたりからまた気温も随分下がるらしいから、風邪引かないよう気をつけてなくっちゃね。

お母さんの誕生日のあと、あたしの18歳の誕生パーティーも身内だけで開いてくれて、(この年で誕生日会なんて恥ずかしくて、友だちはアンジーしか呼んでないけどね)そのあとは何事もなく平穏に季節は進んでいる。
とうとうあたしも選挙権を持つ歳になっちゃったんだなー。18歳でそこそこ派手なパーティーだったので、こりゃ二十歳が思いやられるわ。(無論、すでに成人式の美容院は予約済み。振り袖はおかあさんのお下がりをリメイクする予定だけど、帯や小物は買いましょうとおばあちゃんと卒業後に呉服屋さん巡りに行く予定なのよね)

おばあちゃんは嬉々としてハワイ旅行のプランを提案しに我が家にやってきてる。
ハルはオプショナルツアーでどのマリンスポーツをやるかパンフレットを見ながら真剣に悩んでいた。
呑気でいいよね。
ーーと、つい口にしてしまったら、
「でも義足だから色々制約あるんだけどな」といわれて、一瞬言葉につまる。
普通に歩いて普通に生活しているから、ついうっかり忘れそうになっちゃうけれど、成長期で義足のサイズはどんどん変わるし、日々細やかな不自由さは常にあるのだろう。
運動好きでいろんなスポーツにチャレンジして、何をしてもすぐに代表になれるくらいの運動神経の持ち主なのに、相変わらずの飽きっぽさで、どれも続かない。
東京パラを見据えて車椅子テニスやバスケもやってみたけれど、どうも歩けるのに車椅子に乗ることに抵抗があるみたいで。
無論、車椅子選手の中には普段は義足で普通に歩いているのに試合は義足を取って車椅子でプレイをする選手も多い。
車椅子でのプレイは迫力もあるし、床と車輪との摩擦で焦げた匂いがして白熱する。
ただハルはやっぱり自分の足で動きたいと立位にこだわって、立位テニスのサークルに入っていたのだけど、車椅子競技に比べて認知度も低いし、無論パラの競技種目にもない。
義足をつけていい競技は陸上とか個人種目に限られるし、それだって義足の性能がどうとか物議を醸してしまうし、障害のランクとかも細かく分類されていて、正直ハルは「だーーっもうめんどくせぇ!」と頭をがしがし掻いておしまい。
パラへの夢はあっさり諦めて、たまーに気が向いたら障害立位テニスのサークルに参加していた。それだって一応全国大会とかあって、ジュニアの部で全国優勝してるんだけどね。

「ま、今度はマリンスポーツに目覚めて、サーフィンとかウエイクボードとかやってみよっかなー」

そういいながらマリオにスポーツやらせてコントローラを手離さない弟はまだ中学生。eスポーツに行く可能性、大かな。パンダイもeスポーツ普及を支援するためプロチーム作るなんて話もあるらしいし。(あ、eスポーツっていわゆるエレクトロニックスポーツ、まあ対戦型のコンピューターゲームの大会のことよ)

ま、ハルは考えてみれば成績だってあたしよりずっといい。全く勉強なんてしてないのにずっと中学は首席だし。やっぱり父さんに似て天才肌なんだよね。自分の障害もあって医学にも興味あるし、パンダイのゲームも一番のテストプレイヤーだし、実際パソコンでいろんなゲームやアプリ作ってて、裕樹おにいちゃんや開発チームの人がハルのとこに相談に来たりしてるもんなー。
若干器用貧乏なところはあるかも。
でもね、君にはいろんな可能性があるのだよ。模索したまえ、少年。


「それより、おとうさんの誕生日、今年は何あげる?」

それぞれ両親の誕生日にハルと二人でお小遣い出しあってプレゼントしてるけど、毎年悩むんだよなー。
お母さんは何あげても喜ぶけど、お父さんは無表情だからわかりづらい。
口角の上がり具合で、あ、喜んでるな、と読み取れるようになったのは小学生の時から。うん、まあ父さんも何あげても喜んでくれるけどさ。やっぱ好んで使ってくれるものの方がいいじゃん。
そして、ほぼ毎年お母さんとどっちが父さんに気にいってもらえるかを争ってるので、互いに何を準備してるかは相談しないんだよね。
でも、この時期になるとお母さんは一人ぶつぶつ悩んではネット検索してるみたい。あたしのバースデイが終わったあたりからずっと上の空なんだから。

結局なんだかんだお母さんのものの方が嬉しいんでしょ?ーーてことはまあ気がついているんだけどね。むかしっから両親の誕生日とか結婚記念日とかの夜は両親の部屋から追い出されて、ぜったいおばあちゃんと寝てたし。
今ではぴよちゃんをあたしが預かってあげてるわよ。
あー、誕生日、それがいいかなー。ぴよちゃんを夜預かってあげる回数券。
ーーいや、やめよう、さすがに4人目とかできたらお母さん、身が持たないわ。


「いや、おれちょっと誕プレ考えたんだだ。っていうか、ハワイのオプション調べててなんとなく思い付いたんだけど…」

珍しい。
いつもなーんにも考えずにあたしに乗っかってるだけのハルが。

「でも、予算的に厳しいかなー」

「なになに? おねえさまにいってごらん?」

今年はあたしもノープランなので、一応訊いてみる。

「うーん。いいと思う! すっごくいいと思うけど……確かに予算が……」

それはお小遣いの範疇を越えてるよ、ハル。

「結婚記念日分と合わせるにしてもかなりきついよな」

「とりあえず、おばあちゃんに相談してみよう……」

結局、そーなるんだよね。
ごめん、おばあちゃん、おもいっきりお財布当てにして…。

そしてーー。当たり前の如くおばあちゃんはあたしたちの計画に乗ってくれた。
というか、もうあたしたち以上に乗り気だったけどね。


そして、その頃、お母さんはまだ悩んでいた。

どうにも今年の誕生日プレゼントが決まらないらしい。

「みーちゃん……決まった? パパに何あげるか……」

「まあね」

「ええー! ええー! ええー!?」

なに?なに?なに?教えて教えて教えて!

ーーって、思いっきり瞳が訴えてるけど、教えてあげない。

「ナイショ」

「みーちゃんのケチ」

唇尖らせて、子供かっ

「ああ~~どうしよう。流石にネタ切れなのよね~」

ぶつぶつ呟いてリビングをうろうろしている母。

去年は確かスマホケースとスマホスタンドだったかな。その前の年はタブレットケース。
それ以前は、時計、万年筆、仕事用の鞄、名刺入れ 、財布、マフラー、タイピンとネクタイ……もうその辺りは何年かおきのルーティンとなっているようで。
そのなかにたまに受け狙いの面白グッズを差し込んで、お父さんから冷たい視線をもらったりして。
モアイ像と大仏像のティッシュカバーとか、毎日しゅーぞーカレンダーとか。
お母さんの等身大の抱き枕、とかね(でもお母さんが夜勤の時に密かに愛用しているのをあたしは知ってる……)

「今年のテーマは7色イリコトらしいから、7色のスーツってどう?」

って意味不明なことを呟き出すし!
(そういえば薔薇の花束以外に今年の誕生日、7色ベビードールお父さんから贈られたって……おばあちゃんと好美ちゃんがひそひそ話してるの聞いてしまったけど、ホントかしら!? それを買いにいってるお父さん全く想像できないけど、今はスマホでポチっと簡単にお買い上げできるからなー)

まあ、おかあさんのベビードール姿なんて、娘としてはあまり想像したくないけど、ピンクや紫のスーツ着てるお父さんは、想像するとかなり受けたわ。(←なんかツボった)

なんだかんだお母さん本人にリボンつけてプレゼントするのが一番喜ぶんだろうなーと思ってしまうのは娘としてどうなの? ま、両親がこの歳でもラブラブなのは結構なことなんだけどね。











20181111


ーーそして、誕生日前日。

その日は日曜日で、珍しく二人ともお休み。ハワイ行きのために仕事を詰めていて相当忙しかったおとうさんの久々の休日だ。おばあちゃんからの誕生日プレゼントだというホテルのランチ券をもらったけれど、おかあさんはせっかくのお休みなんだから1日のんびりしましょうと、結局どこにも行かなかった。
お出かけするには絶好の秋晴れで、暖かく気持ちのよい日曜日なのにね。
書斎に籠っているお父さんのために何度もコーヒーを届けていたおかあさん。しばらく二人して書斎から籠って出てこなかった時間もあったけどね。
(でも、ちゃんとぴよちゃんを連れて公園にお散歩も行ったりしてたかな)
そして、夜は1日前倒しでお父さんのお誕生日のごちそうやらケーキを作って(今年はポッキーを飾り付けたビターなチョコレートケーキ。ほぼあたしが作ったのよ)、うちの家族だけでささやかにお祝いをした。
おとうさんが派手なパーティーを嫌うので、この日はおばあちゃんも裕樹おにいちゃん一家も誰も来ない。
そして、10時前にはさっさと就寝。
「ぴよちゃん、預かろうか?」といまだ両親の部屋で眠っている琴梨を引き受ける提案をしたら、「じゃあよろしく」と
にやりと笑いかけられた。(ああ、あたしってばなんて気の利く娘なんでしょ)
一応、お父さんに0時に「おめでとう」ってLINEしたけど、朝まで未読だったな。あたりまえか。
結局、プレゼントのメインディッシュがおかあさんなのは毎年のことなんだよね。








20181112


「お父さん、誕生日おめでとう」

ーーというわけでおとうさんの誕生日の朝。
朝食の仕度をしているおかあさん、お肌ツヤツヤでまた五歳くらい若返って見えたのは云うまでもない。
(少々腰がよろよろしてるけどね)
これじゃ、また姉妹に見られちゃうじゃない。

「ああ、琴美もLINEでおめでとうメールありがとな」

お父さんはあたしの頭をぽんぽんと撫でるように触る。子供の頃から変わらない仕草。実はこれが未だに好きなんだよね。

結局おかあさんからの誕生日プレゼントは、あたしがおかあさんにあげたのと同じマッサージクッションの色違いだったらしい。自宅の書斎用と病院のデスク用と2つですって。なんかパクられた気分だけど、おかあさんがそれを気に入ってくれたのならまあ良しとしよう。


「でね、うちらの誕生日プレゼント兼銀婚式のお祝いなんだけど」

今夜はお父さん、帰りが遅いらしいので今のうちにいっておく。

「別に特に何もしなくてもいいぞ。どうせ結婚記念日はハワイだし」

「うん、そのハワイでね、これ予約しちゃった」

「は?」

お父さんはパンフレットを見て目を丸くしてた。

それはーー
ハワイアンウェディングーー。海の見える教会での挙式プランだった。

「琴美。これはなんだ?」

「うん、だからこの教会、予約しちゃった。ごめんね、さすがに10日前だからここくらいしか空いてなくて」

多分キャンセルで空いてただけだと思う。なんといっても、仲介してるコーディネーターの会社が20周年記念とかで無料キャンペーン中だったの。只でさえ人気の海辺のチャペルなので普通なら取れる筈がないもの。


「そうじゃなくて。おれたちは銀婚式であって、なんで今さら結婚式なんだ?
知ってると思うが、おれたちは普通に25年前結婚式を挙げてる。子供たちにわざわざ式をプレゼントされるようなお涙頂戴なエピソードは何もないぞ」

そりゃ知ってますとも。ビデオとかも散々みたしね~~

「え? なになに? どーゆーこと?」

おかあさんもキョトンとして覗きこむ。

「きゃー素敵な教会ねー!」

「別に、銀婚式を教会でしちゃいけないって法はないと思うの」

銀婚式のスタイルなんて決まりはないよね?

「ええ? 銀婚式、教会でやるの? まあ! 素敵!」

ほらほら。おかあさん、目が輝いちゃってるでしょ。

「しかも、ここ、無料キャンペーンで、式場タダで借りれるの。ドレス代やメイク代、写真代なんかはかかるけど、これはおばあちゃんが援助してくれるって。あたしとハルが出すのは記念の銀のリング代だけなの」

それも、かをる子さんのジュエリーデザイナーの友だちが材料代だけで作ってくれるというのでかなりお安い。

「あらあら。お義母さんにまたお世話になっちゃうわー」

「いいの。おばあちゃんの趣味みたいなもんだからーーあ、ドレスは現地で選べるから、二人で気に入ったの選んでね」

「そ、それってやっぱりウェディングドレスなの?」

ちょっと今さらそれは恥ずかしいわ~~
とおかあさんが困った顔をするので、
「別に恥ずかしくないわよ。おかあさん若く見られるんだし」と言ってあげる。
多分、熟年カップルなんて思われないよ。二人とも三十代で十分通じるもの。

「え~? そ、そう?」
ほら、結構ノリノリ。

「やーん、このドレス素敵~~」

「うん、これモダンでいいよね。こっちのナチュラルタイプも捨てがたいけど」

「みーちゃんも着ちゃえば?」

「は? あたしが着てどーすんのよ」

「プレ結婚式みたいな」

「着るならカクテルドレスでいいよー」

と、二人できゃっきゃと盛り上がっていたら、お父さんにキレられた。

「おまえたち、ハワイくんだりまで行ってコスプレ祭りでもするつもりか!」

「ええーじゃあ入江くん、好きなの選んでね~。25年前は相談もせずにドレス決めちゃったからさ」

そういえばあまりに時間がなくて一緒に選びに行けなかった、って聞いたことある。

「別に相談されなくてもよかったし」

おとうさん、式の日に初めて見たあたしのドレス姿にちょっと見とれていたのよ! とおかあさん自慢げに話してたけど……本当かな?

「このミニは?」

「却下! 歳を考えろ!」

そういってクラシカルなレースいっぱいのナチュラルドレスを指差す。
へー、お父さん、そーゆーのが好みなんだ。
ーーって、なんだかんだ乗ったわね! ふふふふっ!






ーーというわけで。
お父さんとお母さんの銀婚式記念ハワイ旅行は、教会での挙式付きというオマケがついたのだったーー。


もっとも、その前にあたしの推薦入試があるんだけどねっ
はあーードキドキだよ。
試験もだけど。
神戸の大学まで行って、もしかしてあの人に会えるかもしれないと思うとねーー







※※※※※※※※※※※※※※※※※


さあ、結婚記念日までにハワイに旅立てるのか!
乞うご期待(笑)






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* Category : イタkiss期間 2018
* Comment : (7) * Trackback : (-) |

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Re.ルミ様 * by ののの
拍手コメント2つ、ありがとうございました♪

ふふ、アラフォーのウェディングドレス調べたら何故かミニ丈あったんですよね。でも絶対入江くんは顔をしかめる!それは年甲斐もなく!という意味ではなく、絶対他に見せたくないってことでしょう。ハワイの水着も、紫外線対策だとかなんといって完全防備のラッシュガードで人目に触れさせないに違いないのです(^^)d

Re.ちびぞう様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

ハルを好きといっていただいて嬉しいです。なかなか難しい設定にしてしまったために、安易に書けなくてあまり登場させてないんですが……喧嘩もよくするごくごく普通の姉弟だと思ってます(^^)ハルの未来も……このブログが数年先も続いていたら書くかも?

ほんとに笑 七色カラーのBDあれこれ着せたいでしょう(いくつになってもそーゆーのが似合ってしまう美魔女嫁に撃沈な直樹さん笑)

さあて、どんなドレスがいいかしら?


Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

チャットお疲れ様でした。たくさんの方が覗いてくれて、新しい方もお喋りしにきてくれて楽しかったですね〜。結婚記念日も楽しみ!

琴美ちゃん、しっかりものの長女なイメージです。ハルはきっとシスコン笑 母もラブだけど母は父のものだという認識が幼い頃から植え付けられ、姉にいっちゃってる……笑

ふふ、なんだかんだ乗り気な直樹さんです。
なんとかもう少しでハワイに飛び立ちたいなー。その前に琴美の受験が……f(^_^;
ふふ、さてさて。かがみんに……会えるかな( ̄▽ ̄;)


Re.ひまわり様 * by ののの
コメントありがとうございます!

チャット、お疲れ様でした。前回は入室されてもお喋りできなかった方も多くて、慣れなくて仕方ないかなーと思ってました。勇気を出して今回もチャレンジしてくれてありがとうございました。イタキス好きな方々と盛り上がれて楽しかったですね!
チャットで、一言でもコメントいただけると嬉しいとぼやいたところ、早速初コメしていただけて、とっても嬉しいです!
ほんとに、何度も訪問していただいてありがとうございます。更新頻度が少なくてほんとに申し訳ない〜〜(((^^;)
好きなお話も教えていただいて……ありがとうございます。ふふ、初期の月下の一族……戦国編書きたいなーと思いつつはや4年……ハロウィンの頃になると書きたくなるものの結局書いてませんがf(^_^;


ではでは、これからも地味に活動して参りますのでよろしくお願いしますね♪