FC2ブログ
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理2018-01-22 (Mon)





11月19日 P.m.11:30


「あら、相原さん。お疲れ様です」

「あ、奥さん。こんな時間まで居てくださったんですか?」

金之助たちに追い立てられるように店を後にした重雄は、そのまま琴子の病室に直行した。
もう眠っているだろうが、一応顔だけ見て帰ろうと思ったのだ。
ありがたいことに娘は健康で入院の経験など殆どなかった。いくら簡単な手術とはいえ、心細い思いをしているのではと心配になる。いやーー、とうに成人した嫁いだ娘にそんな心配は過剰過ぎるのかもしれないが。だが、母親が長い入院生活をしたあげくに病院から戻れなかったという辛い記憶を心の片隅に抱えていた琴子は、幼い頃病院に行くのをひどく怖がった時期があった。つい昨日の出来事のような気もするが、そんな琴子が惚れた男のために看護婦になろうと勉強しているのだから不思議なものだ………重雄はしみじみと時の流れを感じつつ、しかし琴子の手術を伝えても帰ってくる気配のない婿に微かな失望を感じてはいたのだ。
ーー金之助にはああいったが……
でもなぁ、直樹くん。男としてーー仕事に責任を持つものとしては君の行動は理解できるが、琴子の父親としては、やはり娘が不憫に思えて仕方ないんだ。

本人には告げるつもりのない言葉を心のうちで呟きながら、病室の扉を開けると、寝てると思いきや、琴子は紀子となにやら筆談でしゃべっているようだった。

(おとうさん、明日の朝でよかったのに)

琴子が小さめのホワイトボードにそう書いた。紀子がスケッチブックより書きやすいわよ、と持ってきてくれたのだ。

「寝てたらすぐ帰るつもりだったんだがーー奥さん、すみません、こんな時間まで付き添ってもらってて」

「いえいえ、私こそ長々と。パパは今夜は県人会の会合でホテル泊だし、裕樹も一泊の校外学習で、家に戻っても誰もいないんですもの。つい居座っちゃったわ」

「……まあ、確かに居すわりたくなるような、立派な部屋だなぁ。すみません、琴子のために」

重雄が頭を下げると琴子も慌ててぺこりと頭を下げる。

「消灯時間過ぎてるけど、一人部屋だからテレビとかも音だしてご自由にご覧下さいって看護婦さんが言ってたものだから、琴子ちゃんといつも観てるドラマをここで一緒に観てたの。ね?」

琴子もにっこりと頷く。
紀子のお陰で手術前の緊張がかなり安らいだ。

「でもさすがにそろそろ寝ないとね。手術前なのにごめんなさいね、琴子ちゃん。明日の朝、また来るわね」

紀子と重雄が揃って帰って行くと、広々とした明るい病室は、唐突に色のない閑散としたーーいかにも病室らしい部屋に変わってしまったように感じた。
テレビを消し、照明も落としたら余計に寂しさが増してくる。

室内の調度はここが病院だと忘れてしまうくらいお洒落なものがあつらえられていたが、テレビを切った途端に扉の向こうで微かに聞こえるナースコールの呼び出し音がここが病院だと思い出させてくれ、そして忘れていた不安な気持ちが再び沸き上がってきた。

夕方の入院から面会時間終了の時間まで、看護科のメンバーや理美やじんこが入れ替わり立ち替わりきてくれて、今、初めて一人になったのだ。

ーーあたし、何度も実習に来てるのに、自分が患者になるとこんなにドキドキしちゃうもんなんだ………

この夏、神戸で熱中症になった時に入院した経験があるが、実際体調不良で朦朧としていた為、あまり覚えてなかった。
今回は声が出ないという以外はいたって健康な状態なので、余計に思考だけは冴え渡りあれこれ考えてしまう。

ーー夜の病院ってなんか怖いし。

実習は夜勤なんてないけど、看護婦になれたら夜勤もあるんだよね……大丈夫かな、あたし。
もう、モトちゃんったら、わざわざ病院の怪談話なんてしていかなくても……

入江くん今頃まだ病院なのかなぁ。
結局ファックスって読んでないのかな。
どうせ読んでないならもう回収しちゃいたい。
手紙って後に残るからなんか恥ずかしいかも。あたし、馬鹿なこと書いてないよね……?

そんなことを考えながらベッドに横になるが、なかなか寝付けない。

静まりかえっている筈の深夜の病院も、廊下の音は筒抜けで、巡回のナースの足音や、結構な頻度で鳴り響くナースコールーー眠れない夜には妙に耳に飛び込んで気になってしまうものなのだと身をもって知ることができた。
この特別室は第一外科病棟の西端にあり、ナースセンターと少し距離があるにも関わらず、ナースコールのメロディが何度も流れて耳から離れなくなってしまった。しかもそのメロディが何の曲なのか思い出せなくて、気になって仕方ない。
そうそう、神戸医大の内科病棟のナースコールは『山の音楽家』だったなぁーーあたし、なんでそんな変なことばっかり覚えてるんだろ?

そうするとだんだん神戸で数日入院したあの日々が思い出されーー病室で直樹にいっぱいキスされたことも思い出して、一人で顔を赤くし、そしてあの夏が遥か遠い昔のように思えて切なくなってくる。

ひぇーーん、会いたいよーー入江く~~ん。

思考はあちこちに飛んで連想と妄想を繰り返し、余計に眠れなくなっていた。

眠れなかったら睡眠導入剤だしますよ、と担当のナースが言っていたが、手術前はこんな風に眠れない患者が多いのだろう。

ああーーまた。
今夜はナースコール多いなぁ……

今日の夜勤の看護婦さんは大変だなーー。
入江くんも今頃、夜昼関係なく患者さんのために働いてるのかな……

うつらうつらしては目が覚め、何度も寝返りをうち、気がつくと2時前だった。琴子は諦めてベッドから起き上がり、窓の方に近づき外を見る。
丑三つ時の漆黒の空の下方は、それでも不夜城東京の煌々と輝くネオンライトのせいでぼんやりと薄明かるいプルシァンブルーだった。お陰で星はあまり見えない。
だが、まだ少し低い位置に、満月というにはかなりいびつな月が、仄白く耀いていた。
月が耀くから余計に星も見えにくいのだろう。

ーーまんまるじゃないけど、綺麗……

少しかけ始めた月は優しく室内を照らす。

入江くんもこの月を見てるかな………って、お月様なんか眺めてる余裕なんてないよね……

琴子は少し寂しげに、遠い神戸も照らしているだろう更待月をしばらく眺め続けていた。

ーー待っててね。
この声が治ったら……たくさんたくさん話をしたいから………。







* * *




11月20日 A.m.1:45



「すんまへん、お客さん。どーにもあきまへんわ」

ボンネットを開いてしばらくエンジンルームを覗きこみ、あちこちを点検していたタクシー運転手が、後部座席で座って待っていた直樹に申し訳なさそうに頭を下げた。

「……動かないんですか?」

顔に出さないようにしているつもりでも苛立ちと焦燥が表情に滲み出ていた。

ーーなんてこった。ここまで来て!!

「こりゃラジエーターがイカれたかもしれへん。この前の点検じゃなんもなかったんやけど。今からロードサービス呼びますさかい、すんまへんけど、お客さんここで……」

「ここって……こんなところで放り出されても困りますが……」

さすがに直樹は思いっきり眉間に皺を寄せて抗議する。
『ここ』は滋賀県の某サービスエリアだ。
こんな深夜に高速道路の途中で降りろと言われても「はい、わかりました」と簡単に承服できるわけがない。

東京まで行ってくれるタクシーを探すために電話をしまくり全ての会社に断られた直樹は、ダメ元で駅前に行き、流しの個人タクシーに声をかけた。
そして、三台目にしてようやくーー奇跡的に「ええで~~」という返事をしてくれたのが、この人のよさそうな中年の運転手だった。

「今日は夕方から仕事始めたんで、そんなに稼いでないんや。帰りの高速代もきちっともらうさかい、よろしゅうな」

「もちろんです。なるべく急いでください。朝までに東京に戻りたいんです。あ、でも法令遵守で」

「まかしとき。法定速度内でガンガンぶっ飛ばしたるわい」

そして彼は給油を済ませたあと、颯爽と名神高速へと乗り込んだのだ。
平日の真夜中であるため、走っているのはトラックや夜行バスくらいだった。

「明後日から三連休やけど、そうなると深夜でもそこそこ車は多いんや。紅葉のシーズンやし京都あたりは混み混みや。今日は空いとるさかい、まあよかったなあ。朝の7時過ぎくらいには着くんちゃうかいな?」

三連休ーーすっかりそんなことは忘れていた。日曜も祝日も関係ない生活で、時折今日の日付さえわからなくなる。
そんな話を運転手にしたら、「お客さん、サービス業でっか? いやーそんなイケメンの店員さんいたらお店もようけ繁盛しますやろ」と返すので思わず苦笑する。

「何屋さんで? あー高級ホテルのホテルマンとか似合いそうでんなぁ。それともモデルさんとか?」
一人であれこれ喋りまくる運転手に適当に相槌をして、直樹は鞄に入れたファイルを取り出し、琴子のファックスレターを読む。車内は暗いので、窓の外を流れ過ぎる街路灯のかすかな灯りだけを頼りに読み進める。読みづらいことこの上ないが、琴子の文字を追うことは苦にはならなかった。

『入江くん、言葉を話せないのってとっても不便なんだね。つくづく思い知ったよ。失声症や失語症、言語障害の患者さんの気持ちが少しわかったかな。せっかくだから、これからのためにこの経験が役立てられるといいなーと思ってます』

『1日文字を書きすぎて、少し腱鞘炎気味になっちゃった。最近は家ではジェスチャーゲームと唇の動きでみんなにわかってもらうようになったの。裕樹くん、ジェスチャーゲームの天才なのよ!』

『今日は卒論の仮提出日。なんとか無事提出できましたー。今度こそ留年はないハズ。安心してね! それとね、今日はおかあさんと卒業式のための袴と美容院のヘアメイクを予約をしてきました。なんか、とっても気が早いけど……あと4ヶ月で卒業なんて信じられない気分だよ。あ、その前に国家試験! がんばるよ。ガンバリマス! 絶対合格して神戸に行くからね!』

手紙の中では声が出ないという症状以外についてはまるで触れていない。
琴子は何も知らされてないのか、それとも本当にただの声帯結節なのか。
ただの声帯結節であって欲しいーー。
沸き上がる不安を無理矢理押し隠すように、そのまま全てのファックスに目を通す。

声が出ない不自由さと、それ以外は特に変わらぬ日常が、琴子らしい平易な言葉でとりとめもなく綴られていた。
ちょっとした失敗や、馬鹿な勘違いに思わずくすっと笑みを漏らす。
金之助からの電話を受けて以来酷い緊張と不安にさらされていた直樹の心が少しばかり安らいだ。

琴子ーーごめん。
勝手に拗ねて連絡取ってこない、などと詰って。
ファックスに全然気がつかなくて。
声のことにも気がつかなくて。

物理的な距離の問題も、時間的な問題もーー結局は自分の選択のせいなのだと認めざる得ない。
お互いの強い信頼と揺るぎない信念があれば乗り越えられるのだと単純に思っていた。
けれど、この夏休みにあった思いもよらない事件の数々ーー個人の強い思いだけではどうにもならない事態は常に起こりうるのだと思い知った筈だった。
近くにいないと何もできない。
転んだあいつに手を差しのべることも。
トラブルから守ってやることもーーー。


そんなことを考えながら、暗い闇の中で光り輝く前方のテールライトの流れをぼんやりと見つめる。
こんな何気ない光景でも琴子は「入江くん、きれいだね」と喜ぶのだろう。
ここ数日まともに眠っていないはずなのに、目は冴え渡り、眠気の欠片もない。
ただこの真っ直ぐに続く道が確実に東京に繋がっているのだと、東京に着いたときの琴子の顔だけを思い浮かべて、まだまだ長い夜を乗り越える覚悟をしていたーーーのだが。

一番の渋滞ポイントの吹田ジャンクションも滞りなくすぎ、快調に走らせていたタクシーが、京都を過ぎたあたりから段々とおかしなエンジン音を響かせるようになり……

「なんか……変な臭い、しませんか?」

1時間後、怪しい煙が噴き出したため、次のサービスエリアに停車したのである。




「ほな、わしはロードサービスに来てもらってどーにかするんで。お客さんもなんとか自力で……それとも一緒に神戸へ戻りまっか?」

「いえ俺は何がなんでも東京に行きたいので」

ここまで来て戻るつもりはなかった。
ーーが、だとすれば方法はただひとつ。
直樹はタクシーから降りて、周囲をぐるりと見渡した。
11月も終わりに近い真夜中の大気は冷え冷えと頬を撫でた。白衣を脱いで代わりに手近なジャケットを引っ掛けただけのラフないでだちの直樹は、思いがけない寒さに軽く身震いする。吐く息が白かった。
山深い処でもあるため、空には星が降るようにまたたいている。こんなに沢山の星を見るのは久しぶりだった。サービスエリアでもなかったらこの辺りは人の気配もない静謐な土地だったろう。
山の端から顔を覗かせているのは、月齢20日くらいの少しだけ欠けた月だった。欠けてはいるが白く鮮烈に耀いてみえる。

ーー月も星もここ最近まともに見たことなかったな……

ねぇ、入江くん、離れた場所にいても同じ月や星を見ることはできるよね。あーそう思うと遠距離もちょっとロマンチックなのかしら!!

神戸に行く前に言っていた琴子の言葉を思い出す。

ーーさすがに、こんな時間じゃ見てねーよな。

更待月の月の出は遅い。月が出る前に琴子はおそらく夢の中だろうーー。

直樹は一刻も早く東京に帰るべく、ある決意を固めてサービスエリアのパーキングを見渡す。

比較的大きなサービスエリアであるため、大型専用の駐車場には長距離トラックが何台も止まっていた。
普通乗用車もそこそこ止まっている。ナンバーはやはり関西圏、中部圏が多いようだ。実のところ、関東圏のナンバーを見つけるとどんな人達が乗っているのか、目の端で密かにチェックしていたのだが。



「そうでっかーーどうしても東京へーーほな、これをあげまひょ」

東京へ何がなんでも向かうという直樹に、運転手は段ボールの紙と油性ペンを直樹に渡した。

「関東ナンバーのトラックならきっと東京へ向かうさかい、どうにか交渉して乗せてもらうとええ」

にやっと笑ってサービスエリアのパーキングに止まっているトラックを指差した。

「ずっと止まっとるのは仮眠しとるさかい、今、動き出そうとしとるんを捕まえるんやで~~ほな、健闘を祈ってま~~!」

そうして直樹はサービスエリアで放り出されたのである。



そして。

『東京まで』と手書きで書かれた段ボールの看板を顔の前に差し出して、直樹は休憩を終えて出発しようとしていたトラックの前に立ち塞がったのだったーーー。







※※※※※※※※※※※※※※※※※※




ーー実をいうとこの話、ヒッチハイクをしてまでも、東京に戻りたい入江くんが書きたかっただけというf(^_^;
日キスの紀子ママたちは裕樹くんが緊急手術になった時、九州からヒッチハイクしてましたね~~( ̄▽ ̄;)










Return

スポンサーサイト
* Category : 1日で終わらない西暦シリーズ
* Comment : (12) * Trackback : (-) |

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

Re.さあちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございます♪
そう、きっと入江くんのようなイケメンがヒッチハイクしてたら、女性ドライバーは間違いなく止まるでしょう! でも入江くん、あえて女性の車は避けるでしょう。無難な線で長距離トラックだろうと。ーーというか、ギャップ狙いですがf(^_^;
ふふ、うちもしょっちゅう九州まで車で帰省してましたが、ヒッチハイクしてる人って殆ど見たことなかったなぁ〜ええ、入江くんが立ってたら絶対乗せちゃいますよね(^^)d

Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございます♪
マロンさん、さすが! 当たりです笑 当初はちゃんとサービスエリア名入れてたけど、途中で思い直して消しました。新名神できるまではよくお世話になってましたんですよ。結構大きなサービスエリアですもんね。◯賀SA。
ふふ、無責任なタクシー運転手のイメージは蛭子◯収さんです笑
なんか病室で寂しく一人過ごす琴子って何度も書いてる気がしますが、きっとそーゆーシチュが好きなんですね、あたし。そうそう、月ネタも、また出しちゃうのかよ、と思いつつ、月カレンダー調べちゃってます。でも素敵と言って貰えて嬉しいです。色々お約束のパターンですが、温い目でお待ち下さいませf(^_^;
お、マロンさんに関西弁大丈夫といわれるとちょっと安心です〜〜(^^)d

管理人のみ閲覧できます * by -

Re.heorakim様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

雪は一度うっすら積もって朝遅刻した日がありましたが、そんなにひどくはつもらなかったのです。でも例年以上に寒い気がしますねぇ。heorakimさまもお気をつけくださいね。
ふふ、なんとか夜中に車で走らせたくて、入江くんに事実を知らせる時間を引き伸ばしていたドSな作者です。必死な入江くんが好物で……f(^_^;
旦那さんはもう帰られたのでしょうか。少し羽が延ばせましたね。うちの旦那はインフルで1週間家でごろごろしてましたが(((^^;)
2月のコンサート、楽しんでくださいね〜〜(^^)

Re.ルミ様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪

入院されたのですね。もう退院されたのかしら。早くよくなりますように。
私も更新がんばります!

Re.なおなお様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪

なかなか東京に戻れないですが、彼も必死ですので、なんとか間に合わせてあげたいです。更新お待ちくださいませ(^^)

Re.絢様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

そうなんです、入江くんにヒッチハイクさせてみたかったんです。タクシーで何十万払って帰るコースも考えてはいたんですが(((^^;)
はい、更新遅れて申し訳ないですが、頑張りますねーー!


個別記事の管理2018-01-15 (Mon)

もう1日早く更新するつもりだったのに、風邪っぴきでちょっとダウンしてました。こ、これはもしや、インフル!?と怯えていたけれど一晩寝たらすっきりです……(^^)d









※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※






11月19日 P.m.11:25




「お疲れ。悪かったな、出張から帰った早々に」

オペ室から退出する時に各務はポンと直樹の肩を叩いた。

「いいえ。難しいオペでしたが助かって良かったです。にしても、時間は自分でもぎ取れとおっしゃっていた割には、どんどん各務先生に搾取されていくような気がしてますが」

「気のせいだろ?」

そういって、医療用手袋をダストボックスに投げ捨ててから、各務はにやっと笑って去っていく。

せっかく出張先の岡山からは6時過ぎには戻れたのに、デスクに向かって報告書をまとめようとした瞬間に、救命からのコンサルがあったのだ。

スイミングスクールのバスが多重事故に巻き込まれ、子供が多数運び込まれ重傷患者もいるという。
結局その場にいた小児外科スタッフ全員が応援に駆けつけ処置にあたった。
直樹も最も重篤な患者を処置することとなり、各務の助手としてオペに入ったのだ。

ーーそして、結局術後の安定を確認し終わったのがこの時間である。

直樹は机の上の琴子がこっそりと置いていった目覚ましボイスの記す時刻を見つめ、ため息をつく。

なんとか明後日の結婚記念日には休みを奪取するべく指導医に交渉しようかと思っていたのに、いつの間にか彼は帰ってしまったらしい。

仕方ない。
だが、明日には必ずーー

とりあえず何としても東京に電話をしなくては。
琴子とすれ違ったまま結局こんなに時間が経ってしまった。
分かってはいるのだ。時間が空けば空くほど段々ぎこちなくなり、元に戻すのが厄介になることは。2年前のこの時期にイヤというほど思い知った筈なのにーー。

昨日の紀子の電話も気になる。

琴子の身に何かあったのだろうか………

ーー電話をする時間ではないが、自宅ならいいだろう。裕樹なら起きているかもしれない。

直樹が受話器を取ろうとした時、机の上にメモの付箋がたくさん貼ってあることに気がついた。


16:30 高校の同級生の池沢さまからお電話ありました

16:55 池沢さまからお電話がありました


ーー池沢?

高校の同級生の池沢って……金之助のことか?
なんであいつが?

しかもその後もほぼ30分置きに電話があったようだ。

どういうことだ?
なぜ。あいつがーー

琴子にーーやはり、琴子に何かあったのか?

胸がざわつく。
イヤな感じだ。

この時間ならまだ『ふぐ吉』にいる可能性が高い。いや、店からこんなに何度もこまめにかけてきたのか? それほど緊急の用件なのか?
直樹は受話器を手に取り、まず実家にかけるべきかふぐ吉にかけるべきか一瞬悩んでいるとーー

内線電話のコールが響き、夜勤のスタッフが電話をとった。

「入江先生。一番に外線です。池沢さんという方からだそうです」








『おんどれ、何しとんのやっ! なんでこないな時にまだ神戸なんかおるんや!』

開口一番、金之助の怒鳴り声が響き、思わず耳から受話器を話す。

「落ち着けよ。いったいどうしたんだ?
琴子に何かあったのか?」

冷静に言葉を返すものの逼迫した金之助の声から、やはり琴子に何かあったのかと心臓の鼓動が早くなる。金之助がわざわざ自分に電話なんて、琴子のこと以外で有り得ない。

『おまえ……ほんまになんも知らんのか?
琴子は、ずっとおまえにファックス送っとったってゆーとったぞ。ほんまに見てないんか?』

「ファックス……?」

まともに家に帰ってないとはいえ、着替えを取りに帰った瞬間も留守電しかチェックしていなかった。
仕事でもPCメールしか使用してないので、FAX付き電話なんて無用だったな、と思っていたところだ。

『じゃあ、明日手術っちゅうことも知らんのか』

「………手術……? 誰が?」

『琴子やっ! 琴子に決まっとるやろ! あないな声になってもうて……可哀想に……』

手術?
手術ーー? 琴子が?
何の?

声ーー声?

『琴子がガンなんて……あんまりや……』

は?
ーーなんていった?

「おい、ガンって?」

琴子がーー癌?
うそだろ?
……まさか……
そんな……

『頭の癌で、明日手術するんや。旦那のおまえがなんで知らんのや』

「頭の癌? 脳腫瘍なのか!?」

脳腫瘍ーー
ウソだ。
冗談に決まってる……
そんなこと……

『喉に転移して、声が出んのや。それで明日、喉の手術をするゆうこっちゃ』

転移? もう転移してるのか?
ステージは……?
声が出ないのは喉の転移ではなく、脳の障害で言葉がでないということなのだろうか?
脳腫瘍は場所によっては視覚、聴覚、言語などの機能に障害をもたらす。



『おい、入江! きいてんのか?!』

「あ、ああ…きいてる……」

事情が全く把握できずに、頭の中が真っ白になっている。

「……明日、本当に手術なのか?」

『そんなん嘘ついてどないするんや。今日から斗南病院に入院しとった。わし、病室で琴子に会うてきたんや……あいつ、ものすごー痩せてきてんねん……」

金之助の声も震えていた。ずずっと鼻をすする音がする。

よくわからないが、明日手術するのは本当らしい。
しかしなんで、今まで何の連絡もーー

「癌、というのは本当なのか? おまえ誰から聞いたんだよ?」

いったいいつから症状があった?
夏休みに琴子が来たときに脳震盪を起こして頭部CTを撮った。その時には特に異常はなかった筈だ。
誕生日に会った時も具合が悪そうなことはなかった。
若いと確かに進行は早いが、しかしいくらなんでも唐突過ぎる。

『聞いたのは食堂のおばちゃんや。後頭部に癌があって、もう余命が……』

「は? なんでそんな人が琴子の病状のこと知ってるんだ?」

ーー余計に意味がわからない。
余命? 余命って、なんだよーーー

『なんでも知り合いの掃除のおばちゃんが琴子の主治医から聞いたと………』

「……なんだ、それ……?」

斗南の守秘義務はどうなってる?
そんなの、有り得ねーだろ!?

さらに情況が読めなくて頭がくらくらしそうだった。

癌? 余命? ウソだ。ウソだ……そんなこと……

『と、とにかく、明日手術っちゅーのはほんまのことや! おまえ、急いで帰ってこいや! 琴子はおまえが忙しいってわかっとるさかい、しつこく連絡することはなかったんや。でもおまえに会いたいに決まっとる。おまえに会うことが一番のクスリなんや!』

「オペは……何時からなんだ?」

金之助の話では埒があかない。
背中にイヤな汗が流れるのを感じつつもとりあえず冷静に訊ねる。

落ち着け、おれ。


「確か、朝一番ってゆーとった。朝イチの新幹線でも間に合わんかもしれへんけど、せめて琴子が目ぇ覚めたときくらい、傍にいとってやれや」

朝イチーー朝一番のオペならだいたい9時スタートだ。
……まにあうのか?
いや、始発の新幹線でも無理だーー。
頭の中の時刻表を思い出しシュミレーションしてみる。

「おまえの話だけじゃわからないことが多すぎる。そこ『ふぐ吉』なんだろ? お義父さんはいないのか?」

重雄と話した方がはっきりと分かるだろうと踏んでのことだった。
どうにも金之助の話は曖昧すぎる。

『大将には閉店と同時に上がってもろうた。そのまま琴子の病院に行っとるハズや。明日は手術があるで朝の仕入れもわしと小田原さんでいくさかい』

「…………わかった。とにかくなんとかそっちに帰る。知らせてくれてありがとう」

『絶対やな? 絶対帰ってくるんやろな?』

「ああ。何としてでも帰る」

何度も念押しする金之助に感謝の意を伝え、電話を切ったあと、すぐに実家に電話をかけた。
早くちゃんとした情報が欲しい。

ーーだが、実家に電話をしても誰も出なかった。

なんでだーー?
まだ0時前だろ?

イライラしながら受話器を叩きつける。
そして、「すみません、一度家に戻ります。さっきの事故で緊急オペした風見陽平くん、容態は安定しましたが、まだ予断は許しませんので何か急変あったらよろしくお願いします」と、当直の同僚医師に頼んで医局を飛び出す。



自宅に戻ると、靴を脱ぐのすらもどかしく、直樹はすぐに電話に駆け寄った。
留守電は5件入っていた。
全て紀子と金之助だった。

『おにいちゃん、ファックス見てないの? 手術は明日なのよ? 』

『おい、入江! おまえ、何しとんのや!………』

一通り留守電を聞く。やはり琴子の声はない。
そして、表示画面にファックス11件と記されているのを確認して、PCプリンター用のA4コピー用紙を装填してスタートボタンを押す。

ゆっくり印字されるスピードがもどかしい。
直樹は印刷し終わった一枚目をすぐに取りあげると、さっと目を通す。
間違いないーー琴子の可愛らしい丸文字だ。


『入江くんへ

お仕事お疲れ様です。
せっかく電話くれたのに、話ができなくてごめんね。
実をいうとこの間神戸に行ってから声が出なくなっちゃったの。
それで病院にいってきたら、『声帯結節』って診断されました。入江くんなら説明しなくてもどんな病気かわかるよね。
あ、たいしたことないから大丈夫だよ。
自然治癒で治るんだけど、長くかかるかもしれないというので、ちゃちゃっと手術で切ることにしました。
相談せずに勝手に決めちゃってごめんなさい。
しかも手術のキャンセルがあったということで急きょ1週間後になっちゃって。11月20日に手術します。

それでね、同意書や誓約書書いてもらいたくて。
東京に戻ってくるのが無理ならファックスで送るので、サインして送り返してください。

お願いします。


あ、それとね。
手術のあともしばらく話してはいけないらしいので、当分ファックスで近況報告します。
くだらないことばっかり書くかもしれないけど、忙しかったら読まなくてもいいからね。

えーと、入江くんのこと信じてるからね? ちょっとだけ……ほんのちょっとだけ疑っちゃいました。ごめんね。

入江くんも身体には気をつけてください。睡眠取れてる? 無理をしないでね。ちゃんと食べてね。お医者さんが倒れちゃしゃれにならないよ。

じゃあ、またFAXします。

入江くん、大好きだよ 琴子』



…………琴子。

いつでも人のことを気遣う琴子らしい文面に少しだけほっこりする。

でも。

ーー声帯結節。

声が出ないという症状からは納得できる病名だ。
金之助の話とはだいぶずれている。
本人には真実を告知していない可能性もあるにしろ、脳腫瘍と声帯結節ではかけ離れすぎてる。
直樹は余計に迷宮に入り込んだような感覚に陥っていた。

直樹は次のファックスを見る。

斗南大学病院の手術、検査、麻酔同意書。あとは入院の誓約書。

手術同意書の内容を見ると病名は間違いなく声帯結節である。

じゃあ、なんだ?
どっから脳腫瘍なんてーー。
金之助、何を勘違いして……

いや、あいつ後頭部の癌っていってなかったか?

後頭部の癌ーー喉の手術ーーこうとうーー喉頭ガン?

ーーーそういうことか!

思わずぽんっと腑に落ちた解答が思い浮かび、琴子と通じるF組的思考に呆気にとられそうになる。

いや、喉頭ガンにしても。

なんで琴子が喉頭ガン?
琴子には喫煙習慣はない。自分もなるべく琴子の前では吸わないようにしている。
確か喉頭癌の患者の90%が喫煙者で、主に喫煙率の高い男性。しかも50代から80代くらいの高齢者が多い。どれも琴子には当てはまらない。

金之助の情報の不確かさから見ても、この同意書に記されている『声帯結節』という病名が正しいのだろうと思われる。
何かの誤解が生じてそんな病名が出てきたのだと。

だがーーー。

10%は違う要因もあるということなのだ。
何においても絶対ということはない。

声帯結節だって、歌手でも教師でもない琴子がなるには不自然な病だ。

もしかしたら、本当にガンである可能性もーー

いや、まて。そんな筈は。
そんなことあるわけない。
そんな筈はないーー!

ーーとにかく、ここで悶々としていても仕方ない。答えなどでないのだから。

直樹は時計をみた。
既に0時を回っている。

「…………こんなとこで一晩うだうだ悩んでいられるか!」

直樹は全てプリントアウトされたファックス用紙をクリアファイルに入れて鞄の中に詰め込むと、そのまま自宅を飛び出した。






「佛円!」

直樹は病院に戻ると小児外科の医局には戻らずにそのまま救命センターに走っていった。
おそらくいるだろうと思ったら、案の定ソファの上で仮眠していた。

「へ? 入江、なんでここに? また小児科に要請がいったんか?」

寝ぼけ眼で佛円が訊ねた。

「いやそうじゃない。頼みがあるんだ」

「へぇ。珍しいな。なんや?」

「おまえの車を貸してくれ」

「へ? まあ……いいけど、いつや?」

「今から」

「はぁーー?」

思いっきり目を丸くして佛円が跳ね起きる。

「今からって、何処に行くつもりや?!」

「東京。この時間だと新幹線も夜行バスもないからな。とにかく朝までに東京に戻りたいんだ」

「トーキョー! 東京って、まさかおまえ、自分で運転するつもりなんか?」

「あたりまえだ。他に誰が運転するんだ」

「ちょっと待てや! 落ち着け、入江。一体何があったんや?」

「おれは落ち着いているが。貸すのか、貸さないのか?」

確かに一見はいつもの冷静な直樹ではあるが、触った瞬間に暴発しそうな妙な殺気だった緊迫感が全身から迸っている。

「まず、理由を話せや。でなきゃ貸してやれへん」

怯むことなく佛円は直樹の瞳を見て答える。
そして、ざっくりと直樹から事情を聞いた佛円はーー
「やっぱりあかん。車は貸せへん」と、きっぱり断った。

「なぜ………頼む、佛円」

珍しく苦悩と困惑に満ちた表情を隠すように深々と頭を下げる直樹。

「おまえ、どんだけ寝てないんや? 正直に言えよ。せいぜい毎日睡眠時間なんて2~3時間がいいとこやろ? それだってちゃんとベッドで眠れているわけやあらへん。そんな奴が高速で、東京まで六時間! たった一人で運転するなんて無茶もいいとこや。間違いなく事故るわ」

「事故は起こさない。悪いが眠気なんてかけらもない。全部ふっとんだ。だからーー」

「そやから、落ち着けって。そないな血走った目で訴えられても信用できるかい? ええか? 琴子ちゃんが心配なのはわかる。でも、朝イチの新幹線でも十分やろ? 飛行機も空きがあるかどうか心配やけど、たいがい一件くらいはキャンセルあるもんや。朝、空港に走るだけやったら車は貸してやるさかい。
とにかく今夜は一晩ゆっくり寝て、頭冷やしてから行動したらええんや。
声帯結節のオペなんて簡単なもんやろ?そんなすっ飛んで帰らんでも……」

「声帯結節かどうか、まだよくわからない。もし喉頭癌のオペなら……」

「喉頭癌は不確定情報なんやろ? 琴子ちゃんの年で 喉頭癌の可能性なんてめっちゃ低いやん。それやって明日の朝、きちんと確認してから戻ればいい話や」

「可能性は低いが0じゃない……」

佛円の言うことは正論だ。
今から焦って帰って手術前の琴子に会えたとしても、結局1週間、琴子のファックスを放置していて不安にさせていたことが帳消しになるわけではない。

手術後目が覚めた時に間に合えば、琴子は十分喜ぶだろう。
だがーー

「それに、どんな手術だって100%はないんだ……」

たとえ声帯結節でも。喉頭癌でも。

「入江……」

「わかったよ、佛円。自分で運転はしないから、安心してくれ。なんとかする」

理屈じゃない。
朝まで待っていられないだけなんだ。

「なんとかするって……どないするつもりや?」

佛円の問いかけに「悪いな、仮眠を邪魔して」とだけ応え、救命の医局を後にした。


その後、直樹は小児科医局にもどり、病院と提携しているタクシー会社に片っ端から電話をした。

「すみません。神戸医大病院までタクシーを手配してもらえますか? はい。行き先はーーー東京です」



ーー無論、全ての会社に断られた。




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



20年前はわからないけど、今なら神戸から東京までタクシー使うとおおよそ20~30万円くらいみたいです笑(ネット調べ)














Return

* Category : 1日で終わらない西暦シリーズ
* Comment : (11) * Trackback : (-) |

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

NoTitle * by なおなお
そりゃ!無理だよね?入江君に何かあったら、今度は琴子ちゃんが悲しむよ、入江君落ち着いて。

Re.ちゃみ様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪
リコメが遅くなって申し訳ありません。
体調お気遣いありがとうございます。
今のところインフルやら熱が出たりはしないのですが週に1度は風邪っぽくてダウンしてます。熱でないので頑丈なんですけどね〜〜
大好きといってもらえて嬉しいです。
バレンタインまでに終われて、バレンタインにはバレンタインのお話が書ければいいなーと思ってますが……どうなることやら。
早く二人のラブラブに辿り着けるよう頑張ります♪

Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪
リコメが遅くなり申し訳ないです。
直樹さん多忙です……こんなにホントに忙しいのか?というくらい多忙ですが、実際この当時研修医の超過勤務が(今もですが)問題になってるのできっとバカみたいに忙しかったのだろうと……(そういうことにしといてください笑)
ようやく事態を知ることになる直樹ですが、情報源は実に怪しい。笑ってもらえて良かったです。このおかしな行き違い、アン◯ャッシュのコントのようにしたかったけど難しかった……f(^_^;
でもこの曖昧さが、朝まで待てない煩悶を招くのです。
そうそう、この物理的な距離がね。選んだのは自分なので、じっくり思い知ってもらいましょう(^^)

Re.ちびぞう様 * by ののの
コメントありがとうございました♪
ええ、やっと気がつきました。
鵜呑みにするにはおかしすぎる金ちゃんの話の内容ですが、それでも不安は煽られますよね〜〜
ふふ、今後はファックスもきちっと確認するでしょう。でもその前に琴子にPCメールの仕方でも伝授するかな…(。-∀-)
そうなんですよ。この時代、病院の呼び出しとかまだポケベルなのかなー? 一応神戸医大は院内はピッチをつかってる設定………f(^_^;でもそろそろ院外は携帯なのだろうか……
小道具を真剣に悩んでしまって、検索はじめるとつい時間が経ってしまいますf(^_^;

Re.さあちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございました♪
お気遣いありがとうございます。何度か風邪の波はやってくるのですが寝込むほどではなく、やり過ごしておりますf(^_^;
ええ、うちの入江くんはよく『どこでもドア』が欲しくなるシチュに巻き込まれます。数年後はアメリカからすっとんでかえってくるしね〜〜(その時にどこでもドア作れないか真剣に計算するのである笑)
タクシー料金検索したらそんなもんかと(ヤフー知◯袋)金に糸目はつけません。どーせ、普段忙しくてお金なんて使えませんからね。
わー嬉しい御言葉!昔のお話も読んでいただいているのですね。『ナンジャモンジャ……』はブログタイトル由来でもある一番初めの連載ですので好きといってもらえて嬉しいです。
週1ペースで申し訳ないですが、できるだけそのペースは保ちたいとは思ってますので、お待ち下さいませね(^^)d

Re.紀子ママ様 * by ののの
コメントありがとうございました♪
お待ちいただきありがとうございます(^^)
そーなんですよ、あの嫉妬事件で思い知った筈なのに、一年後には神戸にいくこと考えていたのかと思うと、思わずどつきたくなりますねぇ。1度読んだことは覚えても色恋に関しては学習能力低すぎますね。
とりあえず慌ててふためく入江くんが書きたかったので、あとはさっさと琴子ちゃんの元に行ってもらいましょう笑
なりふりかまわず琴子ちゃんの元に駆けつける入江くんが好物なので、(そのために色々退路を断つ意地悪な作者……)一番やりそうにないシチュを考えてみました。
ふふ……蜜の味、味わってくださいませ〜〜

個別記事の管理2018-01-07 (Sun)

年が明けて1週間。

ああ、今年のチャットは楽しかったです。水玉さまがあのカオスな会話から早速お話作っていただいて、いやー流石です。
しかし、わたし、医療ドラマフェチを自称している割にはソウさまと水玉さまのテンポになかなかついて行けなかったという………(-_-)盛り込んでくれたの、全部観てるんですけどね~~(詳しくは水玉さまとソウさまのブログをチェックしてくださいませ)

でも。……休みなんてあっという間ですね。
ほぼ家にこもりきりの1週間でした。家から半径10キロ以上出てないのではないかと……
そのわりには……何をしていたんだ? わたし……色々進んでおりません(((^^;)
休み中に最終回まで書ききるつもりだったのに、結局無理でした……orz





※※※※※※※※※※※※※※※※



11月19日 P.m.3:25


この時間の学生食堂は流石にお客さんは少ない。
自販機のカップコーヒーや購買のスイーツを食べながらお喋りして時間を潰している学生たちが殆どだ。

そして厨房の奥では、『ふぐ吉』でのランチタイムを終えた金之助が、久しぶりにここのバイト先を訪れていた。

「ほんま、ご迷惑かけてすんません。明日からはこっちに復帰しますんで」

深々と頭を下げる金之助に、ナツさんは「そんなんあやまらんでいいよ。仕方ないこっちゃ。それでお店の兄弟子さんのぎっくり腰は治ったんか?」と優しく訊いた。

「へぇ。今夜から店にも出れるようやって……」

「そりゃよかった。ぎっくり腰はクセになるから気を付けんとなー」

「よう言うときます」

「クリスちゃんも来れるのかい?」

「へぇ。クリスも明日から来ますよって」

「そりゃ助かるわ。やっぱり若いお嬢さんいると華やぐもんねぇ。金髪なら尚更にな」

手が足りないわけではないらしい。学生食堂に華やぎもへったくれもない気もするが、愛嬌のあるクリスはナツさんのお気に入りなのだ。

「そーいや、あんたの友だちのあの学生結婚のお嬢さん……琴子ちゃんって娘…… 若いのに可哀想だわね。明日手術だとかいってたけど……」

突然ナツさんがハンカチを取り出してしんみりと話しだした。

「へ? 琴子がなんやて? そういや、声帯なんちゃらの手術するゆうて大将から聞いてますけど、短い時間でペペっと終わる簡単なもんやと……」

金之助が首を傾げる。

「そう……。そりゃそうだろうねぇ。身内以外に事情を打ち明けるわけには……身内だってそんなに簡単に受け入れられないよ。あんなに若くて可愛いのに……あんな素敵な旦那さん射止めて幸せの絶頂だろうにねぇ。神様もえげつない……」

持っていたハンカチで目尻の涙を拭き取るナツさん。

「ど…どーゆーことやねん……?」

金之助は怪訝そうな顔を食らいつくようにナツさんに向けて問い質した。










11月19日 P.m.4:15


(たかが2泊の入院で、こんな立派な部屋……すみません)

「あらー2泊だからこそいいお部屋にしなくっちゃ。お食事も制限があるわけじゃないから後で何か持ってきましょうか?」

ここは斗南大病院の特別室である。
入院手続きを終えて、部屋に案内されたところだ。
1泊用の小さなキャリーバッグを片隅に置いて、歯ブラシだのコップだのの必要な日用品を取り出す。なんだか旅行にでも来ているような感じだ。
実際ホテルの一室のように落ち着いて居心地のよいインテリアだ。ベッドが医療用ベッドでさえなければ。
実習前の病棟案内でちらりと部屋は見せてもらったが、まさか自分が入院するとは思いもしなかった。
特別室には幾つかランクがあり、琴子の願いでランクはかなり落としてもらったのだがーー紀子は最高級VIPルームを要求しそうな勢いであった。

出来れば大部屋とか二人部屋でよかったのだが、「どうせ同室の人とお喋りできないのだから、お見舞いのお友達が遠慮なく来られる部屋の方がいいでしょう? 相原さんもお店が終わって真夜中に病室訪ねられるし」と言われれば、それもそうかと納得するしかない。

「今夜は付き添うわよ? 付き添いのベッド三台くらい置けそうだし」

(だ、大丈夫です~~病人でもないのに)

「あらやだ。立派な病人じゃないの」

立派な? 声が出ないという以外いたって健康なのに、病人を名乗るのも口はばったい気がしてくる。

開腹や腹腔鏡オペではないので前処置なども特にはない。朝一番にオペすることになったから前日入院になっただけだ。

今日は主治医、薬剤師に麻酔科医と部屋を次々と訪れるのでその説明をきっちり聞いて、いちいちサインするだけなのだ。
夜九時からの絶飲食は健康診断のときとさして変わらないからそれほど苦痛でもない。入浴も無論オッケーだ。


「……ほんとに、お兄ちゃん、来るつもりないのかしら」

ため息をつくような紀子の呟きに、(大丈夫ですよ、来なくても。色々調べても、30分くらいの簡単な手術だし、術後の痛みもそんなにないらしいし。親不知のオペより楽そう)と琴子はにっこりと笑う。
昨年じんこが口腔外科で変な位置に生えた親不知を二本一度に抜く手術をしたら、1泊2日の入院となり、そしてかなり手こずったらしい。術後の痛みも相当で顔面崩壊するかと思ったわよ、とかなり憤っていた。

実のところ半分本音で、もしファックスを見ていないのなら、このまま気づかないうちにオペが終わってしまえばいいと思ってる。
でも、心の何処かでその前に直樹会いたい、せめて声だけでも聴きたいと思っているのも紛れもない本心で。
電話が鳴る度に直樹ではとドキドキして、ナンバーディスプレイの表示を真っ先に見てはがっかりしているのだ。(声が出ないので受話器は取らないのだが)
家にいる間の神経の半分は電話に向かっている。お陰で電話が鳴る前に一瞬微かに聴こえる振動がわかってしまう。
鳴る前に電話機に視線が行っている為、裕樹から「おまえエスパーかよっ」と驚かれたりした。

(入江くんにはちゃんと話せるようになってから、あたしの言葉で説明しますから)

「琴子ちゃん、でも万一……」

言いかけて、不安を煽るようなことを云ってはいけないと思ったのか、言葉を止めた。

麻酔の同意書には全身麻酔のリスクが書かれてあるが、現実重症化するような副作用は、10万分の1くらいらしい。ほぼ安全だといっても過言ではないだろう。

2泊3日の入院予定ではあるが、術後問題が無ければその日の午後に帰宅してもよいらしいし、空きベッド状況によってはさっさと退院してもらうかもしれないと云われた。オペ自体もそれくらい不安のないものなのだ。

「……やっぱり、私、今から神戸にい
って、お兄ちゃん引っ張ってくるわっ!!」

突然すっくとソファから立ち上がってそう宣言する紀子に、思わず「やめて~~」と叫んでしまい、口を塞ぐ。

「でも、飛行機で行って、飛行機で戻ってくれば最終までにはなんとか……」

うーん、でも流石に厳しいかしらね……と、時計を見ながら口惜しそうに呟く。いくら飛行機で一時間ほどとはいっても、空港までの時間や手続きを考えていると、今から往復は難しいと算段した。やはり明日の朝一番の琴子の手術には間に合いたい。

「ああ、もっと早く動くべきだったわね。まさかほんとに来ないとは思わなかったわ……あのバカ息子っ……」

忌々しげに舌打ちする紀子。眉間の皺の寄り方が入江くんに似てるな~~とぼんやり義母の横顔を見つめながら、
(仕方ないです。おかあさんも忙しいかったの知ってます)と、メモを差し出して労る。

普段ならそれこそ神戸に飛んで行って、直樹の首に縄をかけてでも連れて帰りそうな紀子だが、現実この1週間かなり義母もハードワークだったのを琴子もわかっていた。
クリスマス年末商戦前であり、パンダイ社長夫人としての業務がかなり組み込まれていたのだ。夫婦揃ってのパーティや会食がはほぼ毎夜催されてた。
そのうえ裕樹の学校のPTAの会長まで務めていて、そちらも多忙を極めていたのだ。
明日も手術が終わったら経団連の懇親会に夫婦で出かけるという話だ。

「ったく、こんな時にパパも予定ぎっしり詰めて~~ほんっと我が家の男どもは仕事中毒でっ!! 何が一番大事なのかちっともわかってないのよっ」

紀子の怒りは夫にまで向けられた。重樹がここにいなくて良かった、と琴子は密かに安堵する。
それに、紀子のそのタイトな予定はずっと前から決まっていたことだろう。自分の手術がぽっと沸き上がったイレギュラーなスケジュールなのだ。琴子は申し訳なくなって首を竦めた。

その時ーー

「琴子ぉっっ!!」

突然金之助がばあんと部屋に飛び込んできた。

「き、金ちゃん……?」

驚いてまた声を出してしまった。
いかん、術後は気を付けねば、と琴子は口をばっと押さえて少し焦る。術前はともかく術後はくしゃみや咳すらしないように、と説明書に書いてあった。傷の治りが悪くなるらしい。

「琴子……その声………」

初めて琴子の嗄れ声を聞いた金之助が、真っ青になって後退さる。

(ごめん、こんな声だから明日手術するの。大丈夫だよ、たいした手術じゃないの。30分で終わっちゃうから)

そういって皆に説明するときに見せている声帯結節の説明書を渡す。

「お、おう。大将から聞いとるで……」

ちらりとそれを手にとって、

ーーそ、そうやな。本人に本当のこと話すわけないわな……わては琴子に会うて何訊くつもりやったんや……

(??)

目をあちこちに泳がせて妙に挙動不審な金之助に琴子は小首をかしげて、どーしたの?というゼスチャーをする。

ーー手術すれば治るんやろか? 余命があと僅かみたいにおばちゃん云うとったけど………それともただの気休めの延命治療やろか……

(ほんとに、たいしたことないから、心配しなくていいからね?)

「そ、そ、そうか?………声にはびっくりやったけど……」

(ごめんね、聞き苦しくて)

「頭は? 頭はなんともないんかい?」

(アタマ? 頭は相変わらず悪いけど……)

むっとした顔で口を尖らせる琴子に、「いや、そーやなくて、頭は痛うないんか?」と聞き返す。

ちなみに、喉頭ガンと聞いて後頭部のガンと思っている金之助である。

ーー喉にも転移しとるんやろうか?

(頭はなんともないよ? 声だけだもん)

「そ、そーか……とにかく、大事にしとき。寝とらんでいいんか?」

(やだ、ほんとに声以外はなんともないんだから~~そんな涙目にならないでよ~~)

「べ、別に涙目になんて」

ーーなんともないって、声だけじゃなく、随分痩せてしもうてるし、顔も面やつれしとる。やっぱり………

金之助は琴子の顔をまじまじと見つめる。

ーーなんで……なんで、琴子がこないなことに……

ほんとうに涙が出そうになるのをぐっとこらえる。

「そ、そういえは入江は?」

ーーあいつ、医者のクセしてなんで琴子の病気がこないになるまでほっといたんや!! 何のために医者になったんや!!

(入江くんは神戸だよ?)

琴子の書いたメモを見て、金之助の目付きが険しくなる。
琴子の眉尻が下がり、困ったような寂しそうな顔をなるべく見せないよう少し伏し目がちとなる。ああ、こんな顔、結婚したばっかの時もようしとったやんけ。

「なんでや? 琴子がこないなことになっとるのになんで帰ってきいひんのや?」

「ほんとにねー。いくら忙しいからって、せめて手術前日には戻ってくると思ったのに……わが息子ながら情けないったら」

紅茶とクッキーを持ってきた紀子が、金之助の前に置いた。

「……入江のヤツ……相変わらず琴子をほっときよるんか? 全然変わっとらへんやんか! こないな時やのに!」

(入江くんはお医者さんだもの。忙しいのは仕方ないよ)

宥めるように琴子が金之助の腕を掴む。

「おまえはそれでええんか? 入江に会いたいんちゃうんか?」

(会いたいけど、ちゃんと話せるようになってからでいいもん。忙しいのに神戸から帰って来てなんて言えないよ)

「琴子………」

「ああ、もうなんて健気なんでしょう……いいのよーーあんなワーカーホリックのことなんか気遣わなくたって!」

ハンカチを10枚くらい出して涙をぬぐう紀子を尻目に、

「待っとれ、琴子! 何がなんでもあいつをおまえんとこに来させてやる!」

「ええー? 金ちゃ……ふがふがダメっっ

追いすがろうとする琴子を振り切って、部屋を飛び出した金之助の背中を、琴子は心配そうに見送っていた。







ーーとはいえ。

金之助も具体的に案があった訳ではなかった。

出来ればこのまま神戸に行って直樹をひっつかまえて連れて帰ってやろうかと思い、勢いで飛び出したものの、『ふぐ吉』の開店が間近で急いで戻らねばならないことをすぐに思い出したのだ。
直樹同様、自分にも大切な仕事があることを。
ふぐ吉は繁忙期で、兄弟子の小田原のぎっくり腰はまだ完治したわけではない。自分が抜けたら大変なことになる。
だが、ここで琴子より仕事を優先したら直樹と何も変わらないーー金之助は、深々と重雄に頭を下げて神戸に行かせてくれと頼んだが、「バカ野郎、おまえにゃ関係ねぇだろうが」とあっさりと一蹴された。

「で、でも大将! 琴子があないなことになっとるのに、ほったらかしてなんておられへん」

必死で食い下がったが、
「夫婦のことは夫婦に任せればいいんだ。外野がごちゃごちゃかき回すと余計ややこしくなる。それにな、直樹くんは医者なんだ。医者と役者は親の死に目にも会えねぇ。そんな商売なんだよ。琴子はそーゆー仕事の男と結婚したんだ」そう言い放たれ、ほら、さっさと厨房に入れと一喝されてしまった。

「へい……すぐ着替えます」

そういって金之助は従業員が休憩室に使っている裏の小部屋に回る。
そこには店に置いてある電話の子機がある。
金之助は子機を取って、以前琴子に聞いていた直樹のマンションの電話番号をおした。

『ーーただいま留守にしております……』

すぐに留守電に変わった。

「おいっ入江! おまえ、何してんのや!
琴子があないに窶れて入院して……手術は明日やぞ?……病気と戦ってる琴子見捨てて、おまえ……サイテーや!」

そう怒鳴り付けて電話を切ったあと、今度は神戸の病院に電話した。代表番号なのでオペレーターらしき女性が出る。

「すんません、小児外科の医者の入江直樹呼んでほしいんやけど」

『どんなご用でしょうか?』

相手の声が微かに緊張したのは、入江医師目当てのストーカー紛いの電話呼び出しが多いせいなのだが、無論金之助はそんなことは知らない。

「高校の同級生の池沢ゆうたらわかると思うさかい」

『少々お待ちください』

しばらく待たされたあと『申し訳ございません。入江先生は本日出張でまだ病院に戻られてはいないようです』とあっさり断られた。


「………何が出張や。琴子が苦しんどるのに!!」

金之助は電話を切ったあと、しかたなく厨房に入っていったが、少し手が空く度に何度も何度も神戸の病院に電話をかけた。


『申し訳ありません、入江先生はまだ出張からーー』

『戻ってきましたが、今、緊急手術に入っています』

『まだオペが終わりません』


ーーーったく!どないなってんのや!

イライラしながら電話に悪態をつく。
居留守を使われているのではと疑いつつも、しつこくしつこく電話をかけ続けた。

そしてーー。

『ーー入江だ。おい、金之助、いったい何事だよ? 何度も何度もーー』

ようやく直樹に電話が繋がったのは、店も閉店になった午後11時半過ぎだったーー。







※※※※※※※※※※※※※※※※※※




関西弁が難しくて、うちでは滅多に出演しない金ちゃんに今回は活躍してもらいました(^^)d

さて、慌てふためいてもらいましょうか……(やっとね……)



Return

* Category : 1日で終わらない西暦シリーズ
* Comment : (15) * Trackback : (-) |

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

Re.ルミ様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

はい、金ちゃん思いっきり勘違いしてます。したお陰でかなり突っ走ってます。そして、ようやく入江くんに連絡が〜〜
多分、もうすぐかと(笑)
しばしお待ちを!





Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

はい、直樹とは会えないまま入院です。(結構ここまで引き伸ばすのは書いてる方も辛くなってきて←辻褄あわせるのがね…)
そう、金ちゃん。実はかをる子さんにこの役をふらせるつもりで彼女の実家を関東近郊の何処にしようか考えてたんですよー。かをる子バージョン書いたもののしっくりせずにあっさりお蔵入り。しっくりしなかったのは前回金ちゃんの伏線も念のためおいたせいでしたf(^_^;一応2パターン考えてたんですよ。お陰で金ちゃん、突っ走ってくれました。でも金ちゃんに神戸に行ってもらっては困るので、抑えるのにちょっと苦労……f(^_^;
さて、でもかをるこさん、出番あるかな〜〜?

あ、関西弁御指南ありがとうございます♪
かなり適当に書いてるので、教えていただけると嬉しいです( °∇^)]


Re.さあちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございました♪
お待ちいただいて嬉しいです。
そう、カギは金ちゃんでした。わたしもびっくりです(はじめはそのつもりではなかったので)
さて、次こそは入江くんを引っ張りだせるかなーー?

しばしお待ちくださいね(^^)d


個別記事の管理2018-01-01 (Mon)



だんだん手抜き度が増していくラクガキですが……( ̄ω ̄;)
いや、ほんとに今回は時間がなくて、五センチ四方のイラストだけです……f(^_^;


さてさて。

ブログをはじめて4回目の新年を迎えることが出来ました。
そして、ほぼ毎年年越しチャットに参加しております。
きっと今も参加してることでしょう♪

今年も素敵なイタキストの仲間たちと新たな一年を迎えることができて大変幸せです。

ひっそり自由気ままなマイペース更新で、まだまだ尽きぬイリコト妄想を書き連ねて参りたいと思っておりますので、どうぞお付き合いくださいませね。





あ、そうそう。
昨日更新したお話ですが、ナースなMさまからのアドバイスでちょこっと看護科仲間との会話を変更しました。

皆さまからの声、ありがたく受け止めて運営しております笑
何にせよ毎度云ってますが、グーグル博士頼みのにわか仕込みな医療知識なので、おかしいなーと思ったら是非、こそっとよろしくお願いします(^^)d

* Category : ブログ
* Comment : (6) * Trackback : (-) |

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

管理人のみ閲覧できます * by -

Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございます!
そして、正月もすっかり過ぎ去りましたが、改めまして明けましておめでとうございます。チャットのさなかのコメント一番のり、毎回びっくりです( °∇^)]
ふふ、マロンさんとはお話の好み似てますもんね。これからもマロンさんの琴線に触れるお話書けていけたらと思ってます。今年もよろしくお願いしますね。ええ、きっとお会いできる機会、あるのではと(^^)d
楽しみにしておりますよ〜〜


Re.shroko様 * by ののの
コメントありがとうございます♪
今更感たっぷりですが、改めまして明けましておめでとうございます!

いえいえ、訪問してくださるだけでもありがたいので、コメントはお気にならさらずに。でも時折一言でもいただけると、ああまだ見捨てられてないのだなーとわかって嬉しいです(笑)

声のそっくりさんって姉妹や親子は電話で間違ったりしますけどね。実際はどれくらい他人のそら声?っているのでしょうね。

すれ違いいきちがいの二人ですが、ハッピーエンドに向けて頑張ります!
今年もよろしくお願いしますね(^^)



Re.絢様 * by ののの
コメントありがとうございます!
もう通常営業の日々で、今更ですがf(^_^;あらためまして明けましておめでとうございます♪
絢様にも何度もコメントいただいてとても励みになっております。
今年も頑張ってつづけていきますので、楽しんでいただけたら、と思っています。
今年もよろしくお願いしますね!