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個別記事の管理2017-03-31 (Fri)


大変ご無沙汰しております……
更新ペースが亀の歩みどころか蝸牛のようになってます。

自分で書いた話に足引っ張られてなかなか進まないという……(((^^;)
いっそのこと最終回まで書いてしまってからアップしようかとも思ったりしたんですが(あとから色々手直しや変更がきくかな、と)、半年くらい更新できなくなりそうな予感がするので、結局アップします(((^^;)

続きからどうぞ。








※※※※※※※※※※※



「おふくろっ……… なんで来たんだ……」

思わずひしっと抱き合い再会の涙にむせている妻と実母に、直樹はこめかみを押さえつつ、気を取り直して訊ねた。

「なんでって……ほら。書類早く届けた方がいいかと思って」

にこっと笑って、ヴィトンのキャリーバッグから長四封筒を取り出す。

「朝イチの新幹線で来ちゃった。思ったより早く着いたわねー。さすが『のぞみ』ね。飛行機なら一時間だけど、手続きとか飛行場までの移動が面倒でやめたわ」

「わざわざ届けてくれなくてもよかったんだが……」

「何いってんのよ。あなたが私に電話するなんて余程のことがあるに違いないじゃない。そしたら案の定!! 琴子ちゃんが入院してたなんて……! そんな重大な事実を隠蔽してたなんて!」

よよよと、目頭にハンカチを押しあてる母に、思わず深くため息をつく。

「あー、お義母さん、そんなたいしたことなかったんです。ちょっと熱中症にかかっちゃって。大袈裟にしたくなくってあたしが連絡しなくていいって頼んだんです」

「ああ、なんて健気なんでしょう。隠さなくってもいいのよ。ここに来るまでにすでに院内の情報はかき集めたの。一時は心停止したっていうじゃないのー。もう、それを聞いたとき卒倒しそうになったわ……。それなのに、みんなに心配かけまいとしてくれたのね。そうよ、そうなの。琴子ちゃんっていつも周りのこと考えてくれるのよ。でもね、家族なんだから困った時はいつでも頼ってちょうだい!」

ぎゅっと琴子の手を握りしめ、ほろほろと涙を流し琴子に訴えかける。
琴子も紀子の涙につられたのか瞳を潤ませながらもにっこりと笑う。

「ありがとうございます。でも、ほんとにもうすっかり大丈夫なんですよー。今日もう午後から退院なんです」

「まあ、そうなの? でも本当に大事にならなくてよかったわー。じゃあ退院の準備しないとね。手伝うわよっ」

和気藹々とベッドの横のボストンバッグを取り出して机回りの小物類を片付け始める。

「 で、おふくろ。書類は?」

「ああ、忘れるとこだったわ」

と、母は持っていた封筒を直樹に手渡す。

「………ってか、本当に調べられたのか? 電話してから半日くらいだろ?」

いくらなんでも早すぎるだろう、と
書類を片手に訝しむ。どんな迅速を売りにしている調査会社だとしてとも、数日はかかるだろう。

「私を誰だと思ってるの? 」

きらりと瞳を光らせて不敵に微笑む母に、いったい誰だよと天を仰ぎたくなる。

「というか、あなたが調べさせた会社、色々いわくあるみたいで、丁度色んな企業から信用調査依頼が殺到してたみたいなの。だから速かったのよ」

なるほど。
だがそれだけその会社の経営不振の噂は広まっているということなのだろう。
直樹は納得するも、即日資料として提出させるのは調査会社にかなりの無理を強いたのではと思われる。
いくらパンダイの社長夫人だからといってそこまで融通させることは不可能だろう。いったいどんな人脈やコネクションがあるのか、全くもって我が母ながら謎だ。

「………調査って……なんのこと?」

琴子が不思議そうな顔をして訊ねる。

「直樹に頼まれてある企業の信用調査をお願いしてあったのよ」

「??? そーなんですか……?」

琴子はまるでピンと来ていないようだ。
まさか圭子の別れた夫ーー広大の実父の経営していた会社のことを調べてもらっていたとは思いもよらないだろう。
直樹は特に説明する気もないようで、おまえには関係ないとばかりに封筒を受け取って開きもせずに小脇に抱える。

「退院は午後からだろ? 手続きのころ、もう一度くるから。おふくろを頼むな」

「え? あたしがお義母さんを?」

「……互いの相乗効果で変な行動しないように見張りあってくれ」

「んまぁっ何て失礼な息子でしょう! どーして、こんな子にこんな可愛いお嫁さんが来てくれたのかしら~~神様に感謝ね!」

「……云ってろ……」

呆れたように肩を竦めて、直樹は部屋を出ていった。

紀子がいれば、琴子は直樹が帰宅できない日々が続いても寂しい想いをしなくてすむかもしれない。
だが、確実に二人っきりで過ごせる時間は減るということでーー

「………いつまでいるつもりだ、あのひとは……」

客用布団なんてねーぞ、と独り言ちつつもーー
予定外の状況に少々不機嫌な面持ちで医局に戻ろうとエレベーターの前で待っていた時。

扉が開いたとたんに、何か小さいものが飛び出して直樹の長い脚に激突した。

「いったぁーー」

「大丈夫か?」

直樹にぶつかった弾みで尻餅をついたその小さなものーー幼い少年をひょいと抱き起こした。
そして、ここ数日の間に何度か見かけた見知った顔に思わず驚く。
こんな時間にここにいるべきでない少年だったーー。

「君はーー何故、ここに?」

「あ! 琴子の『入江くん』やー」

梨本広大が、ヤンチャそうな顔を直樹に近づけて、にかっと笑ったーー。







* * *




「ったく、遅刻しそうになったじゃないのぉーー」


あたしは始業ギリギリの時間に事務室にあるタイムレコーダーにカードを差し込んだ。
打刻された時間は始業を1分過ぎていた。うわーやば。ったく。

別に寝坊したわけでも何でもない。
無遅刻を信条とするあたしがこんな状況になったのは、そもそもーーー。
朝、出勤したら、職員通用口から事務室までの数十メートルの短い間に、何人かの職員に声を掛けられたーーというか、噂の真相を問い質されたのが原因なのだ。

「ね、ね、森村さんって、入江先生とその奥さんと親しいんですって?」

まずはそんな風に声を掛けられる。
どうやらあたしが、入江先生の嫁を助けて救急車を呼んだことが既に知れ渡ったらしい。
つまり嫁が熱中症で運び込まれたことも周知の事実というわけだ。
一部ではあたしが入江先生の隣人ということもバレたようだった。それについては昨日さんざん突っつかれた。何とかシラを切り通したけどね。


とにかく昨日は1日、琴子さんの噂が院内を席巻していて、今朝になったら少しは落ち着くかと思いきや、今度はまさかのーー

「入江先生と奥さん、病室で大喧嘩してたらしいわよ」

「もう離婚も間近って本当かしら?」

「入江先生が病室で奥さんを叱りつけてたらしいわよ。そりゃそうよねー。この数日間でかなりトラブル起こしてるんですってね。森村さんも知ってるの?」

ーーなんじゃそりゃ。

琴子さんが運び込まれてあの入江先生がどんだけ周章狼狽していたか。
動画撮って見せつけてやりたいくらいだったわよ。

そりゃ、大事に至らなかったとはいえ彼女の迂闊さを叱ったりはするだろうけど、それが瞬く間に噂として広がるっての、思わず内科病棟のナースの資質を疑うわね。これは人事管理もしている事務長にさりげなーくチクっとこ。

まあとにかく朝から聞きたくもない噂を耳にして、若干げんなりしていたところだった。
琴子さんもこんな噂が広がってるってことは落ち込んでるかもしれない。
きっと入江先生に叱責されたのは事実なんだろうーーでも、それは恐らくほんの一場面に違いない。偶然垣間見たナースが誤解して尾ひれをつけて触れ回ったのだ。実に想像しやすい展開だわ。

これはあとで病室に様子を見に行かねばーーと、あたしは琴子さんが心配で猛然と午前の仕事を片付けていた。
そんなとき、この滅多に人の訪れない僻地の事務室に、一人の職員が訪れてきた。
MSW(メディカルソーシャルワーカー)の金江田さんだった。
うちの病院は医療福祉相談室に3名の常勤 MSW がいて、他所と比べて充実している方だと思う。身寄りのない高齢者や生活保護者の退院支援が主な仕事だ。治療費を払えないものから入院中のペットの世話の問題まで、よろず相談室みたいなものね。
そしてあたしは依頼されて行政に対する書類の作成をしたりするので、病棟ナースよりは顔見知りだったりする。

「森村さん……今少しいいかしら? あなた一昨日入院した梨本圭子さんと知り合いで、お子さんの広大くんを一晩預かったんですよね?」

「はい……?」

そういえば彼女が梨本さんの担当だったっけ。

「………実は、昨日やっと梨本さんが息子さんを施設に一時預かりすることを納得してくれて、昨夜からお子さんをそちらに引き渡したんですけど……」

「はい。きいてます」

実をいうと、一晩共に過ごして結構広大くんとは気があった(………というと何だか5歳児と同レベルかよと突っ込まれそうだけど、確かに趣味嗜好は似てるかも……)ものだから、退院するまで預かってもいいかな? ーーなどと思わぬ母性を自覚して、ちょっと申し出たりしたのだけれど、この金江田さんによってあっさり一蹴された。
保育資格も子育て経験もない人が預かって万一のことがあったとき責任取れるの? と問われたら、やはり取れるとは断言できない。
それに一晩くらいは広大くんも聞き分けのよいいい子だったけれど、長く過ごせばやはりそれなりに不満やイライラが増えてくるかもしれない。

「その広大くんが、いなくなったらしいの」

「ええっ?」

「ずっとお母さんとこ行くって泣いてたらしくて。あまり眠れていないようだったから保育園はお休みしましょうか、と話していたら絶対に行くというから連れていったら、いつの間にか保育園から脱走したらしいの」

無理もない。
前の夜は殆ど面識のないあたしの家で、次の日から施設に預けられ、お母さんは入院したままでーーどんなに不安なことかーー。

「保育園からならそう遠くないけれど、ちゃんとここまで来れるのかしら」

もちろん、彼の目指す場所はこの病院だろう。

「そろそろ着いてる頃じゃないですかね? お母さんのところにはまだ?」

「ええ、さっき覗いてみたけどまだいなかったわ。ちゃんと無事に辿り着けるといいけれど。やっぱり警察に通報した方が……」

「あの子ならちゃんと着きそうな気がします」

琴子さんよりは安心かも……と、彼女に対して随分失礼なことを思う。

「そうね。院内をくまなく捜して見つからなかったら警察に届けるように保育園と施設の園長にはいってあるの」

「わかりました。でも、見つけたあとどうするんですか? また施設に連れ戻すんですか?」

「………身寄りがない以上、どうしようもないわね」

「本当に他にも方法はないんですか? 子供は母親の傍にいるのが一番でしょう?」

逃げ出すほど子供は嫌がっているのに。

「それはそうだけど、病室に寝泊まりさせるわけにはいかないでしょう? 梨本さんはまだしばらく身動きとれないんだし」

困ったように肩を竦める金江田さん。

「ええ、でもうちにはつぼみルームがあるじゃないですか! 夜勤スタッフの為に託児所は夜間でも預けられます。そこで預けられないんですか? 広大くんは病児保育の利用者だからつぼみルームのスタッフとも顔見知りなのでは?」

「でも、夜間保育は常にやってる訳じゃないし、ここに勤務している職員のための託児所よ。患者さんのお子さんを預かるのは前例がないわ」

そんなことは、事務員であるあたしが一番知ってる。でもねーー世の中には臨機応変って言葉があるのよ。
前例なんてのは作ればーー

「前例なんて作ればいいのよ!」

あ、あたしのセリフまるっと取られたーーと思ったら、見知らぬおばさんと見慣れた琴子さんが事務室の扉のところに立っていた。
見知らぬおばさんーー上品そうな服装に、綺麗な顔立ちーーこの容貌、どっかで見たことある。

「お、お義母さん……」

琴子さんが、つかつかと部屋に入ってくるおばさんの後ろを慌ててついてくる。

あーー入江先生に似た面差しをしてるんだわ。

「話は琴子ちゃんから全部聞きました! あー、あなたがお隣のかをる子さんね。いつもお世話になるっている上に、うちの大事なお嫁さんを助けてくれてありがとう! どうしてもお礼をいいたくて。そして、その梨本さんところの事情も伺いましたわ。あなたの案はとってもいいわ! そうよ、子供は何より母親の傍にいることが一番なんです。もっとも近いところに託児施設があるなら利用しない手はないじゃない。何を迷うことがあるの?」

「えーと、でも……」

「でも、なんて云ってる場合じゃないでしょ。あなたはまず子供を探す‼ そして最良の方法をどうすれば実現できるか、各所に掛け合う! それがあなたの仕事です!」

「は、はい!」

あら、金江田さん、目を白黒させつつもこの謎のおばさんの言葉に圧倒されて、思わず従っちゃってるわー。
このひと凄いかも………
さすが入江先生の母(多分)………


「かをる子さん、ほんとにナイスアイデアだわー。これなら広大くん、退院までお母さんと一緒にいられるわね」

琴子さんに手をがっつり握りしめられて、にこにこ顔で賞賛される。
病室で寝ていた昨日と比べて顔色も全然いいし、噂のことなんて気にもしてないようなきらきら笑顔に、少しほっとする。
ちゃんと入江先生のフォローがあったのかしら。それともこのお義母さんのお陰かな?

とはいえ、絶賛されたこの思い付きの案だけど、果たして承認されるかどうかは自信がない。

「いや、現実問題、そんな特例、認められない気もするけどね……」

勢いあまって云ったものの、組織の手続きの煩わしさはあたしが一番よく知ってる。そう簡単には話は進まないだろう。

「それって……特例じゃなくしちゃえばいいんじゃないかしら」

琴子さんが、いかにも『いいこと思いついたー!』 と、ばかりにぱあっと顔を輝かせる。

「特例とかじゃなくて、そもそも利用者の規約を変更しちゃえばいいんじゃない? 職員専用の夜間保育じゃなくて患者さんも利用が出来れば、患者さんも安心して治療が受けられるんじゃないかしら? 」と、なかなか突拍子もないことを仰る。

いやいや、それは今回のみの特例よりもずっと難しい気が………


「例えば上の子が入院していて、お母さんが付き添って下の子の面倒が見れないとか、色々なパターンがあるでしょう? いろんな家族のいろんな状況に応じて24時間いつでも子供を預けられたら、助かる人たちはたくさんいると思うの。利用者が多ければ保母さんも増やすこともできるんじゃないかしら? それってまさにあたしの卒論で提唱したいテーマなんです!」

「まあ、とってもいい考えだわ、琴子ちゃん。こんな素敵な案は即実行させなくっちゃね。さあ、それはどこに掛け合えばいいのかしら? 私に任せなさい!」

きらりと光る瞳。
不敵に微笑む自信に満ちた顔。
えーと、入江先生のおかあさま。
さすがにそんな簡単な問題では………







ーー簡単だったらしい。

どんな魔法を使ったんだ、このひとは。

わずか1時間後にはあっさり、つぼみルームの利用規約が変更され、病院夜勤スタッフだけでなく、入院加療中の患者の子供も夜間保育を受けられることになったのだった。







* * *







「広大! あんた、なんで……!」

「お、おがあぢゃーーーんっっ」

わあっーーっと母のベッドにダイブしようとして、広大が直樹にがっしりと掴まえられる。

「だめだろ。お母さん手術したばっかだから勢いよく抱きついたら傷が痛いぞ」

「あ、ごめん……」

「いいんや、広大。おいで。でもどうして……施設からどうやってきたん?」

嬉しそうに母のベッドに乗り上がり、傍らに潜り込む。
流石に5歳児はスペースに余裕があるな、と昨夜のことを思い出して苦笑いを浮かべる直樹である。

「保育園から来たんや。おれちゃんと道覚えとるさかい」

「あかんやろ? みんなどんだけ心配してると思うん?」

息子の顔をじっと見て優しく諭す。

「………ごめんなさい………」

しゅんとした息子をどうしたものかと困惑したように「………そんなにイヤやった? 施設にお泊まりするの。誰かにいじめられたん?」と訊ねる。

「別にイヤやったわけやないけど。でも病院からめっちゃ遠かったん。あそこからは自由にかあちゃんとこ行かれへん思うたから、保育園に連れてってもらったあとで来たんや」

「……広大……でもたった一晩で……どないすればいいんやろ……」

頭を抱えて呻く母に、「ここで寝ればいいやん」と屈託なく笑う。
「おれ、ここで寝て、ここから保育園いくでええよ」

「とにかく、施設や保育園は大騒ぎだと思うので、すぐに連絡しておきます。広大くん、お母さんのそばでおとなしく待ってるんだぞ?」

「………また、あそこに連れてかれるんか?」

心配そうに直樹を見つめる広大に、「どうしてもイヤなのに首に縄をつけて引っ張ってくこともできないからな。違う方法を考えよう」
そう、ふっと優しく笑って広大の髪を撫でた。


「ああーいたーっ。やっぱりいましたよ、ここに!」

聞き覚えのある甘ったるい声に振り向くと、そこには病室で退院準備をしている筈の妻がいた。

「琴子?」

「あれ? 入江くん………なんで?」










「…………と、いうわけでお義母さんのお陰で、なんだかうまく話がついて、広大くん、今夜から病院の託児施設に預かってもらうことになったの!」

意気揚々と話す琴子に思わず直樹も感心するやら呆れるやらである。
圭子にとっても息子が近くにいる方が安心して療養できるだろう。

「本当に……広大もここにおられるん?」

圭子も半信半疑のように呆然としていた。

にしても、紀子が来たとたんに事態が急変するこの状況に思わず舌を巻く。我が母ながら侮れない。

「て、おまえは退院の手続きはすんだのか?」

「あ、まだ……会計の計算書を持ってきてくれるって云ってたのに、部屋空けちゃってたから……捜してるかな? 一応お昼御飯までは出してくれるらしいけど、病院食美味しくないからなぁ」

「ほんまに」

同意しあう二人に、「飯が食えるようになっただけでもありがたく思えよ」と琴子の額をつつく。

「お兄ちゃん、一緒に帰れるのかしら?」

「多分、無理だな。夜には帰れると思うが」

紀子が来なければ退院時はマンションまで送るつもりではあった。自宅が近いのでとんぼ返りになったであろうが。

「……なんとも言えないよね。大丈夫、わかってるから」

「もー琴子ちゃん、ものわかりよすぎよ? もっと文句云っていいのよ?」

「いえ、お義母さん、入江くんはお医者さんなんですから。患者さんを優先するのは当たり前です」

「もう、本当になんていい嫁なの~~あんな子に勿体ない」

オーバーアクションで嫁の手をとって泣き伏す姑の姿に、圭子は呆気にとられているようだった。

「………素敵なお嫁さんとお姑さん……羨ましいわ。うちは結局実母とも姑とも上手いこといかへんかったから……」

自分のせいなんやけどね……身の丈にあわん人と結婚したりしたから……

ぽつりと寂しそうに呟いた圭子に、
「この二人は特殊事例ですから」と直樹が苦笑気味に告げる。

「あたしだって入江くんとは何から何まで全然釣り合ってないって言われてきましたよー」

「でも、あんたは味方がたくさんいたんよね。うちはあかん。人付き合いも苦手やし」

「圭子さんには広大くんがいるじゃありませんか。広大くんが大きくなったら守ってくれるし、家族も増やしてくれる。味方はどんどん増えていきますよ、きっと」

にっこりと笑う琴子に、「あんたの前向きさにほんまにそうなるような気いがしてくるわ」と、傍らで眠ってしまった息子の髪を撫でた。


こんこん、とノックの音とともに扉が開かれた。

「かをる子さん!?」


かをる子の後ろには、ソーシャルワーカーの金江田もいた。
かをる子と金江田とは分かれて広大を捜していた。見つからなかったので此処に来たのだと、琴子は単純に思った。

「……ああ。やっぱり広大くん、ここに来てたのね」

一瞬安心したかのような表情を見せたものの、かをる子も金江田も何故か表情が固い。
少し困惑したような緊張気味の二人の様子から、何か違和感を感じて怪訝そうな瞳を二人に向ける。

「すみません、梨本さん。今、病院に警察の方がきてーー」

金江田が言葉を選びつつ、眠っている広大の様子も窺いながら話しかける。

「え? 広大がいなくなったことで……?」

「いえ、その件は結局通報してはなかったんです。それとは別件でーー未成年者略取の訴えが警察に寄せられたということで…………」

「え………」

圭子の顔が一瞬で真っ青になった。








※※※※※※※※※※※※※




ギリギリ3月中に、アップです。
そして、今回むじかくさまには大変お世話になりました。春休みの忙しい時に申し訳ない………北に足を向けて寝られません……
むじかくさまのバックアップのお陰で更新できたようなものなので、感謝感激なのでした~~いつもいつもありがとうございます(^_^)



うん、しかしあと2、3話じゃ絶対終わらないな……まだ夏休み10日あるもんな……
(今、8月20日です。8月31日まで頑張ろう……)





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* Category : 1日で終わらない西暦シリーズ
* Comment : (7) * Trackback : (-) |

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* by なおちゃん
さすが紀子ママですねやること行動力は凄い。何を勘違いしてるのか?嫉妬はひどいナースじゃ?入江君がいつ琴子ちゃんと別れる話をしたんだか、むしろ離れられないのは入江君のほうなんですけど?まあ琴子ちゃんも同じではあるけど?でも、ママが色々調べてくれたことで、なんかいろいろ分かったこと真相が広大君のことや、わかってきそうですね。

Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

短編挟んでも相変わらずスランプ気味の私です……(((^^;) あかん、別の話ばかり書きたくなって、また思考が止まってます。

紀子ママに丸投げで気がつきゃさくっと解決していましたーーという風に力業で押し通したい気もしますが、それじゃ直樹さんも立つ瀬がないので、頑張っていただきたいところです。

声援ありがとうございます。ほんと、ゴールはすぐそこなんですけどねぇ。なんで、なかなか辿り着けない……(((^^;)
いや、何が何でも終わらせますよー。

Re.heorakim様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪

コメントいただいて既に一週間たったので、すっかり春めいてまいりましたよ。やっと桜も咲いてきましたが、雨続きで愛でることも叶わぬ週末です。
救世主出現でなんとかポンポンポーンと片付けて、ゴールにまっしぐらと行きたいところです。
紀子さんの人脈とパワー頼りですね~~

はい、ストレス溜めないよう頑張ります♪

Re.紀子ママ様 * by ののの
コメントありがとうございました。
こちらこそ続きを待っていていただいて嬉しいです。

紀子ママは原作でもパワフルで、(ベクトルの向きがおかしいけど)ものすごい行動力な人なので、とりあえず使える伝は全て利用しなんとか解決に導いてくれることを、願ってます。うん、でも直樹さんにも奮闘してもらわないとねー。やはり彼には一番の格好いい役割を振りたいのですが(←無計画)

さて、今度こそ解決したいですっっ(果てない希望)

Re.なおちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

ほんと、紀子ママはすごいですよねっ
困った時の紀子ママ頼みで神戸に登場させてしまいましたが、なんとか解決に導きたいと思います。
そうそう、入江くんの方が絶対琴子から離れられないですよね(^w^)

個別記事の管理2017-03-19 (Sun)

夏休みの続きでなくて申し訳ないです。
ちょっと気分転換に久しぶりに短編書いてみました。


どっかで聞いたことのあるタイトルで………某直樹賞……じゃなくて直木賞作品と一字しか違わないですが(((^^;)






※※※※※※※※※※※※


「えーと、ビデオの充電はオッケーよね…
…」

琴子がコンセントから充電器を抜いて、ビデオカメラに装着していた。

「琴子ちゃん、カメラもバッチリよ! ビデオは三脚で固定しておけばいいから、
こっちは私に任せてね。あなたはその瞳にしっかりみーちゃんの晴れ姿を焼き付けてね!」

紀子が買い換えたばかりのデジタル一眼レフを抱えてウィンクする。重そうではあるが、慣れたものである。きっと身体の一部といっても過言ではないだろう。

「ありがとうございます、お義母さん! そう、やっぱり生で見るのが一番ですよね~~」

なんといっても幼稚園時代から運動会も学習発表会もカメラのレンズ越しに見ていて肝心なところを見逃したりシャッターチャンスを逸したりしていた。基本琴子は姑と違って撮影センスは皆無だ。
なので、ほぼ撮影に関しては玄人跣(はだし)の紀子にお任せである。
実際レンズ越しよりもやはり我が子のその一瞬一瞬を自分の瞳で捉えたいという想いも強い。

「これで準備オッケーかな」

「琴子ちゃん、忘れてるわよ。はいハンカチ」

そういって義母が渡してくれたのは、3枚ものハンカチ。

「お義母さん、さすがにそんなには……」

しかも吸収性抜群のマイクロファイバー素材のハンドタオルだ。

「何を云ってるの。愛する娘の晴れ舞台よ。全校児童の前で代表として別れの言葉を述べるのよ。幼稚園の卒園式でも泣き通しだったあなたが、泣かないわけはないじゃない」

「………そ、そうですよね」

幼稚園の卒園式を思い出したのか、もう琴子はぐずっと涙目になる。

「………何を朝から騒いでんだか」

「入江くん!」

2階から降りてきた直樹に、琴子は新婚の時と同じ初々しさで飼い主を見つけた仔犬のように嬉しそうに微笑むと、「おはよう! 今コーヒー淹れるねー」といそいそとキッチンへ向かう。

「……まったく、なんでそんなに他人事なの? 自分の娘の晴れ舞台に」

「入江くん、やっぱり来れない?」

ぶつぶついう母に、残念そうに直樹を見つめる琴子。

「………行かない」

直樹は大きくひとつため息をついて、そして呆れたように訊ねた。

「………っていうか、逆に訊きたい。なんで行くんだよ? 琴美はまだ5年生だろうが! 卒業は来年! 在校生の親が出席してどうするんだ!?」







********




「…………ほんと、恥ずかしかった。パパ、どうしてもっとちゃんと止めてくれなかったの?」

その夜である。

夕食のあとで昼間撮影したビデオの上映会として、今日の卒業式の様子を家族全員で見ていた。
珍しく早く帰宅した直樹も無理矢理ソファに座らされている。

そして、在校生代表として朗々と壇上で送辞の言葉を紡ぐ琴美の姿を何度もリフレインして見ていたのだ。

「みーちゃん、立派だったわー」

「ほんと、卒業生の答辞より堂々としてたものね。5年生とは思えない凛とした様子で」

「よく在校生の親が潜り込めたもんだ」

「潜り込めたなんて失礼ね。PTA役員で広報委員やってるから写真もビデオもオッケーなの」

援護射撃はするから、役員やっておいた方がいいわよ、という紀子のアドバイスのお陰で、これまでも本来なら保護者が参加できないクローズの行事も見学することができた。紀子には感謝である。

「ママってば、卒業生の子達が泣く前にもう泣き出したのよ。最終的には誰よりも激しくしゃくりあげてるし」

琴子の涙につられて多くの保護者もかなり泣きモードになったらしい。
ビデオにもあちこちで鼻をすする音がかなり入っている。
その中で遠慮なく盛大に鼻をかんでいるのが琴子のようだった。

「………来年が思いやられるな」

「でしょ? 来年はパパも来て、ママをなんとかしてね」

「それは何ともいえないな」

無論愛娘の卒業式には何としてでも出席したいが、この職業をしている限り確約は出来ない。
そこをきちんとわかっている娘は、それ以上ごねたりはしない。
そんなところは琴子を見て育っているのだな、と少し安心する。

「………みーちゃん、来年はあなたも泣くわよ」

「……泣かないわよ。多分。だって初等部から中等部に変わるだけじゃない」

外部入学で生徒が増えることはあれ、初等部は足切りは殆どないから別れはあまりない。

「でも、校舎の場所、違うでしょ。先生ともお別れだし」

「先生なんて、ちょくちょく変わるじゃない」

私学だからあまり教師の異動はないものの、持ち上がりは一年と決まっていて隔年で担任は変わっていた。

「もう、みーちゃんってば、そーゆークールなとこ入江くんにそっくり」

つまらなそうに琴子が肩をすくめる。

「でも」

にまっと笑ったあと、琴子は娘にきっぱりと予言した。

「きっと、泣くわよ! だってママの娘でもあるんだもの!」

予言というよりは断言といってもいいくらいの自信ありげな口調だ。

「 答辞読みながら泣いたりしちゃったりしてぇ」

「来年答辞やるとは限らないよ」

「あら、絶対大丈夫よ。直樹だって小中高とずっと送辞も答辞も読んでたわよ」

「琴子はそーゆーのさっぱり縁がなかったが、さすがに直樹くんの血が入ってると違うな」

祖父母の賛辞に琴美は肩をすくめて、「来年度は児童会入るのやめようかなー。会長やると絶対選ばれちゃうもん」と、つまらなそうに呟く。
基本的に目立つことは好まないのだが、好むと好まざるに関わらず、光を放つくらい目だちまくっている両親(+祖母)のお陰で琴美もいつの間にかクラスの重要ポストについていた。

「まあ、みーちゃん。もし今回みたいにみんなから推薦されたらやった方がいいわよ。それだけ期待されてるってことだもの」

「ママ、あたしが答辞読むの期待してるだけでしょ」

「………だって。壇上に立ってるみーちゃん、何となく入江くんに似てるんだものぉ~~きゃー萌えちゃう。見て見てこの角度!」

普段間違いなく母親似と云われる琴美だが、最近になって身長が伸び、顔立ちも少し大人びてきて、ふとした瞬間に父親の面影が映りこむようだ。その度に母はきゃあきゃあ町でアイドルを見つけたミーハーのように騒ぎ出す。

「……本人が隣にいるんだから、本人に萌えてちょーだい」

未だに父にベタ惚れの母に呆れつつ、ほんと、来年が思いやられる、とまたひとつため息をつくのだった。

「去年もママ、ずーっと泣いてたよね」

弟の遥樹も思い出したように口を挟んできた。
少年サッカーで疲れはててソファで眠っているかと思ったら、いつの間にか起きていたらしい。

「そうねぇ。ハルの幼稚園の卒園式は、また感慨深いものがあったものね」

昨年は未曾有の災害がおきた為、幼稚園の卒園式は一週間延期されたのだった。
卒園の喜びとは別に、色々と複雑な心境がリンクされてしまう。

「………そうだったわね」

今度は昨年のことを思い出したのか、またしんみりと鼻をすすり出す母である。
我が子が一歩一歩成長していく喜びとともに、春を迎えることなくそこで時間が止まってしまった多くの人たちのことを想うと未だに胸がきゅっと締め付けられ、息苦しく感じる。

「…………日も長くなって春めいてきたけど物想う季節だわねぇ」

ガラスの小鉢に、ルビー色に光るイチゴをてんこ盛りに持ってきて、紀子がしんみりと呟いた。

そういえば、去年卒園式終わったらみんなでイチゴ狩り行きたいねって言ってたっけ。

練乳をかける必要がないくらい極上に甘くて、瑞々しい果実を口に含みながら琴美は思い出していた。

…………結局いかなかったけど。

こうして毎年ちゃんと食卓に美しい粒の揃ったイチゴは並べられ、家族揃ってみんなでおばあちゃんの撮影したビデオを鑑賞して。

日々はきっと当たり前に過ぎていき、そして一年後、ママはまちがいなく号泣するんだろうなぁ。
あたしは …………どうかなぁ。ママの予言通り泣くのかな?

思いも寄らない別れは突然やってくるのかもしれない。
ふと、唐突にそんなことを想う。


「みーちゃん、酸っぱかった?」

母が娘の顔を覗きこむ。

「うん、ちょっとね」

二つ目のイチゴは微かに酸っぱい。
鼻の奥がつーんとした。





************




「やっぱり、来年はハンカチ5枚は必要かなー」

「どんだけ泣く気まんまんなんだよ。それに一年後だぞ。鬼がせせら笑う」

ベッドの上で読書をしていた直樹の隣に滑り込みながら、琴子は少し寂しそうに「一年なんてあっという間だよ。本当に30過ぎてからは一年がジェットコースター並みに加速してると思わない?」と話しかける。
なんといっても今年は40歳になる二人だ。(まったくそう見られないが)

「『ジャネーの法則』だな。 『主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される』という現象を説明している」

「へ………?」

「覚えてないのかよ。………って、おまえが覚えてるわけないか。昔、高校の恩師の篠崎先生から聞いただろ」

「あ、そうだっけ………?」

さすがに10年前のことだから琴子が覚えているはずがない。直樹は相変わらず事細かく鮮明に記憶していたが。同窓会のことで琴子と母校を訪れたことも恩師と話をしたことも、そのあと校庭でファーストキスのやり直しをしたことも………

「ま、つまりは今11歳の琴美にとっては1年は人生の11分の1だが、40歳になるおれたちにとっては1年は40分の1だという感覚の違いだな」

「ああ、なるほどー。何となくわかる」

「子供のうちはいろんなことが新鮮で驚きの連続だけれど、経験値を重ねるに連れ1年の出来事が慣例的で当たり前になってくるからな。だから、時間の過ぎる感覚がどんどん速く感じるんだ」

「そっかあ。でも、ほんと、子供の成長って速いよね……みーちゃんなんかついこの間生まれたばかりのような気がするのに」

本筋から外れているが、琴子がしみじみと話し出す。



ーー生まれたばっかりの頃は一晩が過ぎるのがとっても長かった気がするの。何度も泣いて泣き止まなくておろおろして早く夜が明けて欲しいって思ってた。早く笑ってくれないかな、あんよしてくれないかな、お喋りしてくれないかな、ってすごく成長を待つ時間って長かった気がするのに、こうして思い返して見ると、本当にあっという間なんだよね。ちっちゃなみーちゃんがもうすぐ小6なんだもの。
ーーああ、そんなことをいちいち思い出しちゃうから、卒業式とか泣いちゃうのよね。
今日行ってみてわかったけど、学校側の演出がもう、泣かせよう泣かせようという魂胆があざといくらいなのよ。
ここでこの映像? この音楽? このセリフ子供たちに言わせちゃう? そりゃ、もう泣くしかないでしょ!!ってなもんよ。
だから、来年はハンカチ5枚は必須よ。これは間違いないわね。

そしてあっという間に中学生。ウソみたいよね……。中学の3年なんて、それこそ一瞬よって、この間ママ友に云われちゃった。

………ああ、でもその分あたしたちも歳を取ってるのよねぇ……
なんだかとっても不思議。高校の卒業式の日も、入江くんの大学の卒業式の日のことも……そしてあたしの卒業の日のことも……ついこの間みたいな気がするのに。
ねぇねぇ覚えてる?
あたしたちの高校の卒業式の時に………



とめどなく語られ続けた言葉がふいに止んで、二人の寝室に静寂が訪れる。
直樹が琴子の唇を塞いだからだ。無論、己の唇で。

このままだと琴子のお喋りは高校卒業式のファーストキスから大学の卒業式の講義室でのキスだの、卒業式から想起されるエピソードの数々を振り返り始め、止まることがなさそうであった。
そして、さらに子供たちの卒園式などエピソードはいくつも増えていた。
このままエンドレスループに陥るのは間違いないと思われた。


「……入江くん……っ」

長いキスに瞳を蕩けそうに潤ませながらも、もっと話をしたかった不満を微かに頬を膨らませて訴える。

「奥さんのお喋りが永遠に終わりそうにない気がしたから。おれたちの歳になると時間はどんどん短くなるんだぜ? せっかく早く帰れておまえの夜勤とも被らない貴重な夜も、おまえが喋り倒してる間にあっという間に明けてしまうのはあまりに勿体ないだろう?」

「う……うん………」

無論にんまりと話しかけてくる直樹の手はすでに手際よく琴子のパジャマのボタンを外し始めていた。

「……おれたちが出会ってから何年たっていると思ってんだよ。いちいち振り返っていたらマジで夜が明けるぞ」

「……そんな、オーバーな……」

そういいつつも首筋に顔を埋める直樹の舌に翻弄されて抗う言葉は力なく宙に消える。


琴子と知り合ってすでに20年以上経った。
琴子の存在を知らなかった18年よりずっと長い時間の筈だ。
しかし20年前のことがつい昨日のように思い出されるのは、決してジャネーの法則によるものだけではなく、緩慢と過ごしてきた無色透明無味無臭の18年よりも、ずっと濃密で濃厚でそして極彩色に彩られた日々だったからだろう。時間は物理的には全て平等に流れているはずなのに、確かに琴子を知ったその日から世界は色を成し、全ての記憶が鮮明に残され、時間の流れも変わった気がする。

そして、これからもーーー。
色鮮やかで喧騒に満ちた日々は永遠に続いていくのだろう。


そして、さしあたって今夜はーー。


「啼かせる準備はできているからな。覚悟しとけよ、奥さん」










※※※※※※※※※※



すみません……またまたとりとめのない話で………f(^^;


一昨日が息子の卒業式で、あまりに校長先生の話が長すぎてついうっかり卒業ネタ妄想してました……

いや、さすがにハタチの息子の式に涙はでませんが……。5年もいたので感慨深いものはありますね。そうか人生の4分の1をここで過ごしたのね。もっともまだ2年ここに居座る予定笑(最終的に7年だよ。琴子ちゃんの大学生活と一緒だわ……)

そして作中の『ジャネーの法則』ですが2年前のこの時期に『10年目のファーストキス 路地裏のキス編』にて書いております。このネタ書いたかどうか思い出せなくて(調べたのは確かだったんですが)、読者のm様に確認すると言う怠慢な作者です……(((^^;)m様、変なメールしてごめんなさい。いつもすみません……(^_^;)そして息子くん娘ちゃんの卒業おめでとうございました♪

仲良くしていただいているサイトマスターの北のm様東のe様はじめとする、この春お子さまが卒園卒業されたすべての皆様にも……おめでとうございます!!






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Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

私も、あの小説の中味は知りません~~江國さんは『きらきらひかる』しか読んだことないなー。タイトルだけのパクりですf(^^;

息子の卒業式で校長先生の話が長すぎて変な妄想してました。いや、でも需要はなかったかしらー(^_^;)

琴美は絶対泣きますよねー。私は自分の卒業式には一切泣かないクールな奴でしたが子供の卒業式にはうるうるしまくってます。

変なメールしてすみません。お騒がせしました~~そしてありがとうございました(^^)d


Re.heorakim様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪

ほんと、3月と4月、バタバタと行事続くとき、それは、新しい生活の始まりを意味してて、ちょっと色々感慨深いものがありますよね。、年取ると時間は加速するだけでなく、涙もろくもなります……f(^^;
世間は三連休でも私はフツーの週末でした。なんとなく卒業式のあと勢いで書いてしまったけど、やはり連載の方をみなさんお待ちですよねー………ガンバリマス……(((^^;)

個別記事の管理2017-03-05 (Sun)


すみません。
また間が空いてしまいました。
書きたいとこまで書いたら少々脱力気味です。

リコメも返せてないわ、話も進まないわで(ーー;)
気がついたら3月ですよ。バレンタインも雛祭りもスルーです(((^^;)
週末忙しいので短いけどこれでアップしちゃいます(._.)


あとはハッピーエンドを目指すだけなんですけどねぇ……………(遠い瞳)









※※※※※※※※※※※※※※


8月20日(水)








カーテンの隙間からかすかに陽がこぼれ落ちて、室内が少し明るくなり夜が明けたのだとぼんやり思う。
微かに聴こえるBGMは『山の音楽家』。しつこくリフレインされて、なんだか随分耳に馴染んでいる。

さあ、起きなきゃ……と身じろくが何故だか身体が全くといっていいほど動きがとれずーー(え? 金縛り?)と一瞬どきりとする。

うっすらと瞳を開くと、違う意味でまたまたどっきり。

………いやん、カッコいい………

琴子の顔のすぐ間近に、直樹の端麗な寝顔が超ドアップであった。
長い睫毛の一本一本を数えられそうな至近距離だ。

ーーああ、入江くんの顔って本当にキレイ………

うっとりと見つめる。

あたしだけだよね。こんなに近くから入江くんの寝顔を見られるのって。
妻の特権……ふふふ……
もう結婚して何年も経ってるのに。
永遠に見飽きないわー

身動きが取れないのはがっちり直樹にホールドされているからだった。

……いやん、愛の金縛りだったのねー


ちょっとこの素敵なシチュエーションに朝からむふむふしてしまう。

「琴子……そんな腫れぼったい瞼とタラコな唇でにへーっとドアップで笑うと怖いぞ………」

ぱちっと唐突に瞳をひらいた直樹が、軽く眉を潜めてぽそっと呟いた。

「………そろそろ朝の検温に来るな……起きなきゃマズイが………」

そうだ。
ここは病室でーーこのベッドは……ムードもへったくれもない硬くて狭い医療用ベッドだったーー。

うっ動けない………

一人でも狭いのに身体の大きな直樹と二人ではかなり無理矢理なのだ。

「や、やんっ~~」

手を動かそうとして近くのリモコンのスイッチに触れたらしく、突然上体がせり上がってきた。
慌てて止めたが、お陰で身体を起こしやすくなった。

「………いてて……」
「いたっ」

二人して声を上げて顔をしかめる。
直樹は節々が痛むせいなのか、首を回してごきごきと骨を鳴らした。
琴子の方は柵に思いっきり足をぶつけたのだ。

「大丈夫か?」
「大丈夫?」

やはり二人して同時に声をかけあって、お互い顔を見合わせてくすっと笑う。

「………ほんとに、唇、タラコ? 」

確かに少し腫れぼったい感じがする……そもそも直樹が昨夜いっぱいキスしたせいではないか。
ギネスに挑戦でもするのかというくらいのキスの長さだった。

「普段より数ミリね。でもちょっとぽてっとして艶めいて美味しそうかも」

そして再びぱくりと食らいつかれた。

「ん………」

しばし琴子の唇を貪っていた直樹だが、廊下を回診車を押しながら行き交うナースの足音を感じて、流石に離れる。
そういえば、ナースセンターから聴こえるナースコールの『山の音楽家』が、子守歌のように一晩中鳴り響いていた。夜勤スタッフは大変だなーと一年後の自分に思いを馳せている琴子に、よそ事考えてんじゃねーよとばかりにもう一度噛み付くようにキスをした。


「やば。朝から止まんなくなりそう」

「……入江くんってキス好きだよね?」

「おれだけ?」

「ううん。あたしも好きーー」

そして幸せそうにがしっと直樹にしがみつく琴子。

朝っぱらから砂はきそうなバカップルな会話だが、直樹的にはキス以上のことは流石に自重したので、キスくらい好きにさせろといった気持ちもあるのだ。


「身体、大丈夫? こんな窮屈なとこで寝てあちこち痛いんじゃない? ただでさえ病院のベッドって硬くて寝心地いい訳じゃないのに」

直樹の胸元に顔を埋めながらも心配そうに訊ねる。

「寝心地良すぎて居座られても困るからな。さすがに狭っくるしかったが、医局の机に突っ伏して寝るより遥かにマシ」

昨夜は当直ではないということで、家に帰って休むように妻としては一応進言したのだが、「いい、ここで」と彼としては帰宅するつもりはさらさらなかったようだ。
個室に備え付けられた小さな椅子を3つ並べただけの簡易ベッドはあまりに狭そうで、思わず「こっち来る?」とベッドの端を開けてしまったのは琴子の方だった。
一瞬フリーズしたように躊躇の表情を見せたのは、琴子に手を出さずに一晩過ごせるかどうかという煩悶があった為だが、無論琴子はそんなことは気づかなかった。

「あ、ごめん、さすがに狭いよね。それに夜中に巡回に来た看護婦さんに見られたらまずいよね」

そういって、元の位置に戻ろうとした琴子を押さえて「では遠慮なく」と琴子の横に滑り込んだのは、昨夜零時を回ったあたりだろうか。己の理性をとりあえず信じてみた瞬間だ。

大柄な直樹にとって、病院のベッドは一人でも狭く感じるだろうに、琴子と抱き合った状態で、果たして身体を休めることができたのか不安になるが、「何処でもどんな姿勢でも1分で熟睡できるし、短時間で充電できるよう身体も慣れてるから大丈夫」なのだそうだ。

軽くおやすみのキスをするつもりが、ついうっかり止まらなくなってしまったわけだが、それ以上は踏みとどまったのだから自分を誉めてやりたいくらいだ。

たくさんのキスもこうして身体を密着して眠るのも久しぶりだった。
だいたい、琴子が神戸に来た初日の晩以来、ちゃんと琴子を可愛がっていない。仕事が忙し過ぎたせいと、琴子がトラブルに巻き込まれ続きだったせいだ。

琴子の体調を考慮すると今夜以降も抱いてキスして眠るだけになりそうで、しばらくは相当な忍耐力を試されることとなるだろうが、そんなシチュエーションも慣れたといえば慣れたものなのだ。

飽きることなく唇を求めあって、気がついたら寝落ちしていた。
こんな狭いベッドとはいえ、きちんと身体を横たえて休むのは久しぶりだったのだ。
巡回のナースにも気がつかなかった。

尤も琴子は、「 失礼します」と小声で入ってきた深夜担当のナースとばっちり目があってしまい、思わず真っ赤になって「ごめんなさい、見逃して」と呟いた。
ナースもひきつった笑みを浮かべて、そそくさと部屋を出ていった。





「おはようございます。あら、入江先生もずっとご一緒だったんですね。噂と違って仲がいいんですね」

朝の検温にやってきた看護婦がカーテンを開けた時には直樹はベッドから降りて、琴子の傍らに座っていた。

深夜に巡回にきたナースだろう。少し照れ臭そうに戸惑ったような笑みを浮かべていた。

「どんな噂ですか?」

直樹の整った容貌があからさまに剣呑なものに変わったために、ナースは慌てて「いえ、昨日喧嘩されてたとか……あ、ごめんなさい」と頭を下げる。
準夜勤の例のナースから余計なことも申し送りされたらしい。

「おれはここの職員ですが、琴子は患者です。患者のことを陰でこそこそと噂するのは医療者としてどうでしょうね?」

「はい、その通りですよね。すみませんでしたっ」

素直に頭を下げてから血圧と体温だけ計ったあと、それでも少し言いにくそうに、「でも、うちの病院は未就学児のお子さん以外は添い寝はお断りしてるので……… できれば付き添いのベッドでお休みくださいね」とやんわりと注意されて、思わず直樹も返す言葉を失う。
そのあと看護婦は「じゃあ、お邪魔しましたー」と、そそくさと出ていった。

「あの人にゆうべ入江くんがここに寝てるの見られちゃったの。でも入江くんが釘を刺してくれたから変な噂は広がらないかな」

「……… こっちもしっかり釘刺されたけどな………」と苦笑しつつ、「別に、事実なんだから噂になったって構わないって気持ちもあるんだがな。余計な尾ひれも付くらしいから」と言いつつ、やはり身体の節々が痛むのか、肩を揉みほぐし首を回している。

「…………絶対変なこと想像されてるよねー」
はあ、とため息をついて琴子が呟いた。

しっかり抱き合って眠っていたから、かなり妄想部分が付加されるのは必然だろう。
病院のベッドの上で大人が二人寝ていたら妙な誤解を与えるのがあたりまえなのだが、別に良からぬことをしていたわけではないので(頑張って踏みとどまったので)直樹としてはたいして気にもとめていない。


「ま、なんか変なこと云われたら落ち込む前におれに云えよ」

優しく頭をぽんとたたく直樹に、思わず夢じゃないだろうかと思ってしまう。

優しい……優しすぎる……

「もし退院できなくて今夜もここに泊まりなら、おまえにベビー服でも着せて添い寝しようか」

「ええっ? コスプレ?」

「……余計に、なんのプレイかって怪しまれるな」

くくっと笑ってから、
「じゃあ、仕事に戻るな。退院なら連絡してもらうよう頼んどくから」

………あ、今の冗談だったのねーー

「あはは。いってらっしゃい」

直樹の冗談もなんだかとってもレアだ。
昨日とはうって変わった晴れやかな気持ちで、琴子は直樹を見送った。












回診の前に、どうしても気になっていたことがあり、琴子は外科病棟を訪れていた。
昨日救命から病棟に移った梨本圭子のところだ。
掃除のおばさんに道を尋ねながら迷子対策も万全である。


「おはようございます」

ひょっこり顔を出した琴子の姿に、まだ点滴に繋がれていた圭子は随分驚いていたようだった。

「もう身体は大丈夫ですか?」

「それはこっちのセリフや」

二人は顔を見合わせてふふと笑った。


「…………結局、広大は施設に預かってもらうことにしたん」

「え、そうなんですか?」

琴子は少し驚いた。頑なに広大を施設に預けることを拒んでいたのに。

「『カノン』のママが預こうてくれるって掛け合ってくれはったんやけど、やっぱり居酒屋に子供を連れていくんはどないやということになって……うちは毎晩連れてっていたのにね。そんなに悪いことしてたん?、という気になってしもうたわ」

ソーシャルワーカーと児相の職員を交えて話をしたらしい。



でもな、頭の固いとこもあるけど、色々説明してくれて、対応してくれた人もとってもええ人で、すごう親身になってくれはって。
施設の人もええ人おるんやなぁ、って。
とにかく退院するまでの間やし、ママも毎日様子見てくれはるっていうし、週末にはここに連れてきてくれるいうからお願いすることにしたんや。

ママからたまには人に頼ることも必要やってえらい怒られてなあ。
うちがいなくなったら広大が天涯孤独になってしまうもんな。
それに義弟がきても、今の監護者はお母さんだから血縁でも連れてかせないって約束してくれはって。そしたら施設の方が安心やなーと思えてな。

とにかく、今は早く身体治して退院することやって思えてきたん。



身体が回復に向かっていくと少し精神状態が落ち着いたようで、圭子がいつになく穏やかに話すのを訊いて少し安心する。
懸念事項は山積みだが、圭子の治療と広大の平穏な日常を確保する方が先決なのだ。




部屋に戻ると回診の時間で、トヨばあちゃん似の伊東医師が「あんたを退院させた方が入江先生にとってええのか悪いのか……」と、ぶつぶつ呟きながらも「ま、おそろしいくらいになんの問題ないから退院やな」と、あっさり許可をくれた。

「あんた、入江先生の気を引くためにわざと心臓とめたやろ」

「そんな器用な真似、できませんっ」

「ま、まだまだしばらく暑そうやからな。体調管理は十分気をつけなあかんで」

「……はい」

口は悪いが、根は悪い人ではないらしい。
よくよく話を聞けば彼女が姫子の恩師で、この神戸医大に呼び寄せたのもこのひとだという。

「あの鬼姫はええ内科医になる思うたんやけどな。まさか救命にいっちまうとは。うちの救命は何処よりも多忙で、医師は疲弊しまくっとるが、患者を選ばへんし見捨てたりせえへん。研修医は限られた時間のなかで学ぶことも多いはずや。あんたもちゃんとそんな旦那を支えてあげなあかんで」

「……はい」

けっこう良いことも云う。

「退院時間決まったら入江先生迎えにくるんか? せっかくやからツーショット写真撮ってもらわな」

「それはダメですーーっ」

やっぱりトヨばあちゃんに似ていたのである。










「嫁ちゃんの部屋で寝てたの? 二人でほっこり、ラブラブやん。いいなー妻帯者は……」

医局に戻ったら神谷から羨ましがられた。

病室でヤってたの?とは突っ込まれなかったので、流石に琴子のベッドで添い寝したことは噂になってはいないようだ。釘を刺したせいだろうが、あの深夜のナースはまともな感じだった。睨み付けて悪かったな、と少しだけ反省する。

「入江先生、外線入ってます」

医局の事務員から声をかけられ、受話器を取る。

「はい。……ああ、もう資料が揃ったのか? 一体どんな手を使ったんだよ。いいよ、とりあえずファックスで送ってくれれば。………は? 持ってきた……? 誰が?
…………って、まさか、おふくろっ!!」


珍しく声を荒げた直樹に、周囲の同僚たちも思わず瞠目する。

「入江先生、どうしたんですか?」

「すみません、ちょっと下にいってきますっ」

琴子が倒れた時と同じくらい動転した様子で駆け出していった直樹の背中を見送りながら、

「ようわからへんけど、次から次へと大変そうやな………」

とぽつりと呟いた佛円の言葉に、みな等しく頷いたのであったーー。






ーーったく。

直樹は己の迂闊さを若干後悔する。
あの人に連絡をすれば、こうなるのは目に見えていたではないかーー。
とにかく察しがいいのだ。
琴子に何かあったと感付かれたに違いない。
そして無駄にフットワークが軽い。


だが、待っていろと指示した1階のカフェには母はいなかった。
しばらく周辺を探し回ったあと、もしやと思い至りーー
急いで琴子の入院している内科病棟に走っていった。


そして直樹の予測通り、病室の中ではーー

「 琴子ちゃーん」

「お義母さーん」

涙を潤ませ、ひしと抱き合う嫁と姑の姿があったのだったーー。







※※※※※※※※※※※※※



話自体はそんなに進展しなくて申し訳ないのです……
ちょっとイチャイチャ書きたくなって(((^^;)疲れてるんですね、あたし(^_^;)無駄に前半バカップルですみません。でも病人だからエロは自主規制(^w^)

………あと2、3話くらいとか思ってるんだけど……終われるのかな~~f(^^;
紀子ママ神戸呼んじゃったし(←予定外。でもあんな電話もらったら絶対来るだろ、と。紀子ママに丸投げか?あたし)……行き当たりばったり過ぎて見通しのつかない二人の夏休みなのでした………(^_^;)




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Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

マロン様もW卒業&入学で忙しい時期なのに、毎回コメント、ありがとうございます。

はい、バカップルです。ずっと病室のベッドでキスしてました。うっかりエロになりそうでした………f(^^;(ちょっと頭が腐ってるので……)自制しろ、直樹!

ナースステーション、やっぱ大騒ぎですかね? 夜勤のナースってどれくらいいるんだろう。自分が入院してた時、夜中ナースステーションいつも空っぽなイメージで……(そしてナースコールの『山の音楽家』が止められることなくエンドレスに鳴り響いていたので……)
なんか喋りたくても話せず、結局あまり広まらなかった感じです。(入江くんに釘を刺されたし笑)

さあ、mさまのアドバイス通りに天下無敵の紀子ママ登場で一気にスカッと解決なるか? 乞うご期待(^w^)



Re.ちびぞう様 * by ののの
コメントありがとうございました♪
ハイテンションなコメントに笑えました。
そうそう、呼ばれなくてもあれこれ察して登場しちゃうのが紀子ママです。
いやー魔法使ってさくっと解決させたいなー
ハクション大魔王というよりは奥さまは魔女かなー?

次はどたばたと一気に解決なるか? しばしお待ちを~~

Re.でん様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪

いやーついうっかり予定以上にいちゃこらさせてしまいました。甘いのに餓えてたのでf(^^;
紀子ママ登場でドタバタになるか? 一気に収束させたいなーと密かに思ってます。少しお待ちくださいねーf(^^;

Re.紀子ママ様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

いえいえ出遅れたなんてとんでもない。いただけるだけで嬉しいです(*^^*)

ほんと、入江くん神戸にいってかわりましたよね。なんで唐突に神戸なんかに!と原作に思わず突っ込んでしまったエピでしたが、これは入江くんが琴子が絶対必要と思い知るために重要なエピだったんだなーと。

ふふ、私も同じようベッドでは寝れませーん笑 でもイリコト二人は百歳になっても二人で寝るでしょうね(^w^)

そうそう、夜勤のナース困ったことでしょう。この人は前の日勤準夜の毒舌ナースと違ってまあまともなナースの部類です。あんまり黒ナースばっかだと内科病棟成り立たないぞ、と笑

圭子さんも少しは前向きになれればなあと思ってます。
あとは天下御免の紀子ママの頑張り次第!?そう、彼女が、この世界の最強にして、最恐のキャラなんですもん(((^^;)

Re.chappi様 * by ののの
拍手コメントありがとうございました♪

はじめまして、ですよね?いつも訪問していただいて嬉しいです(*^^*)
病棟のベッドで添い寝、いいですよねー(いや、実際かなりきっついと思いますが)
ドキドキしてもらえてよかったです♪
紀子ママの活躍(暗躍?)までしばしお待ちを~(^_^)

Re.なおちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

入江くんの優しさはわかりづらいですよねー。わかるのは洞察力鋭い救命メンバーちくらいで。
さあ、紀子ママ来ちゃいました。入江くんは……どうするんでしょうね~~?