またまたリンクのお知らせです♪




今年に入ってばたばたと素敵サイト様とリンクをさせていただいています(^^)v

今回あるご縁を感じてリンクのお申し込みをさせていただきました。




『つれづれ日和』を運営されるあおい様です!



さて、どんなご縁かと申しますと。
いえ、殆どの方が『つれづれ日和』をご訪問されていると思われますので、おそらくピンと来たかたもおいでになるのかと………(^^;

そう。

『琴子ちゃんが眠っている』繋がりでございます(^^)



あおい様が今連載されている『眠り姫は待ちきれない』とうちの『カノユメ』……共に琴子ちゃんが意識不明で爆睡中……そして設定に不可思議要素がある、というところが、類似しております。
はい、無論偶然でございます。たまたまです。
というか、うちの方が後から連載してますので、うちが被せてしまいましたね(^^;すみません、紛らわしくってっ

いえ、私は以前からあおい様のお話のファンだったので、『眠り姫……』も読んでいました。その時点で実は『カノユメ』は書き終わっていたので、あ、ちょっと似てるかも、とは思ったのですが……その時は全然傾向が違う話だと思って私の中では被ってる感はなかったのです。なので、『カノユメ』始める時も特に気にしてなかったのですが……(どちらかというと、他に未入籍事件を扱った話や不思議な夢の世界に入り込んでしまう話など……他の素敵サイト様との類似が引っかかっていた為、なかなかアップする踏ん切りがつかなかったのですが、むじかく様から『二次なんだから被るのは仕方ない、開き直りましょう!』と励ましをいただき、連載を決意するに至ったのです)
とはいいつつも。やはり同時期に同じような展開のお話があると、読者さまの方も少し混乱してしまうかなという危惧もありまして。そして、私はあおい様を存じていますが、あおい様はこちらの話は多分知らないと思ったので、今回これも妙なご縁ということでご挨拶とともにリンクのお願いをいたしました。

そして、お忙しいのに、早々にご返事いただいて! あまつさえ、うちの拙いお話まで読んでいただけて!
親近感を感じていただけて嬉しいです(^^)
リンクも快諾していただけて本当にありがとうございました。

あおい様のお話は、本当に原作のまんまの二人ですよね。文章も美しくて、洗練されてます。

うちで神戸のお話を書いたあと、あおい様の『黄金週間』を読み返して、ああ、これが本当のまっとうなイリコトね、と思いましたわ。同じように原作に沿って神戸の直樹のところに訪れる琴子ちゃんを描いても、まあ、うちの直樹さんてば押し倒して三回も! なんてヨコシマな! 邪道だわ……と少し反省。いえ、多分私はこーゆーのしか書けませんが……(^^;


と、まあそんな訳で私の一方的なラブコールにお応えいただけて本当に嬉しいです。
もう、うちの眠ってるのをいいことにキスしまくりの直樹をあおい様のおたくの琴子ちゃんにレンタルして差し上げたいです(^^)

………どちらが先に目覚めるのか……読者の皆様もお楽しみ頂けたら、と思います^-^;


縁って不思議。
繋がるって、素敵ですね。

あおい様、今後ともよろしくお願いいたします(^^)





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彼女は美しい夢を見る。 (15)







ごめんなさい……一気に駆け抜けられませんでしたorz





※※※※※※※※※※※※※※※






『………ねぇ入江くん……? どうして応えてくれないの?』

琴子の悲痛な声が耳元に響く。
あの時の悲しみが甦り、心に溢れかえっているのだろうか?
傍らで眠っている琴子の眉尻が切なげに下がった。固く閉じられている瞳から一筋涙がこぼれ落ちた。

間違いなく、電話の向こうの琴子とこの眠っている琴子の身体と繋がっているのだと感じた瞬間だった。
直樹は琴子の手をぎゅっと握りしめる。


琴子の意識は確かにこの受話器の奥で存在している。
2週間近くの間、レム睡眠の中で琴子は何処か別の世界で何かを知覚し体感してきたのだろうか?
それは単純に『夢』と定義付けられるものなのかどうかわからないけれど。

バレンタインに入籍とか、沙穂子さんと結婚とかーー意味不明な混沌としたワードが気になった。
いったい琴子はどんな夢を見続けていたんだ?


「琴子………おまえはどんな夢を見ていたんだ? 夢と現実がごちゃ混ぜになってしまうような。幸せな夢じゃなかったのか?」

『………最初は幸せな夢だったような気がするの。だって、入江くんが迎えに来てくれた雨の日の夜に戻って、あたしもう一度結婚式を体験できたのよ? 本当に幸せだったの。だってずっと夢みたいって思ってたから。だから……』

そして琴子の語る長い長い不思議な夢の物語をーー直樹は茫然と聴き続けた。

無論琴子は理路整然と順番に上手く語ることは出来なかったけれど、直樹はなるべく余計なことは口を挟まないようにして、根気強く琴子の話に耳を傾けた。

ーー必ず雨の夜のキスから始まって、ハネムーンから帰ってくるまでの数週間を繰り返していたこと。
そしてそれが同じことの繰り返しではなくだんだんと変容していったこと。
それはあたかも琴子の願望全開のようでもあったが……
新郎が不機嫌だった披露宴や、他人に振り回されたハネムーンに、琴子がすごく幸せだよと明るく笑っていても、きっと心の奥底にやり直したいという思いがあったのだと推測できた。

『お、怒らないでね? 呆れないでね?』と琴子が言いづらそうに話した夢の話は、直樹がきちんと琴子に向かってプロポーズし、結婚式も披露宴も自分たちで決めて極々普通の恋人同志のように過ごし、甘く愛を囁いてくれていたというものだった。そして結婚式の前に入籍をしてーー思わずあれこれ突っ込みたくなったが、ぐっと我慢して琴子の話を黙って聴いていた。

『……あたし、別にそこまで入江くんに求めているわけじゃないと思っているのよ? だって全然そんなの入江くんらしくないし。入江くんが、会社のこと放りだして、あたしのことばっかり見てるなんてあり得ないし……でもやっぱりそんな風にして欲しいって思ってたのかな? 図々しいよね……』

なんだかとっても恥ずかしいと申し訳なさそうに云う琴子。

でも、きっと。それはたいていの女子の極々普通の望みなのだということくらいは直樹も知っていた。
結婚の決まった普通の恋人なら、当たり前のように結婚式やこれからの生活のことを相談し、愛を語り合い、デートをして過ごすのだろう。式の前に入籍してしまうカップルだって多い。
そんなもの何一つなく唐突に結婚してしまった自分たちに、琴子が結婚自体に現実感を持っていなかったのだと今さらながら思う。
ーーそのうえ、入籍まで拒んだのだから……尚更だ。


そのあとの夢はあまり琴子が語りたがらず、上手く誘導させ話をさせるのに苦労した。

そして話したがらない理由がわかった。
最近の琴子の様子がひどく辛そうだった理由も。

ーー沙穂子さん……

苦しげに紡がれる彼女の名前。
何故、今更? と直樹は驚愕した。

婚約解消を問題なく了承してもらったことは琴子にも説明した筈だった。
しかし琴子の何処かで腑に落ちていない部分があったということなのか。
それに。ーー琴子が見た夢は、もし直樹が琴子と金之助の結婚の話を聴かなかったら、有りうる未来だったのかも、と一瞬どきりとした。

いやそんなことはないだろう。
多分……何処かで必ず気がついた筈た。
自分には琴子が必要だということを。
琴子を誰にも渡したくないということを。

『そしてね、あたし入江くんと沙穂子さんの結婚式の日に………あたし、あたし……夢の中で……沙穂子さんを……速川さんがあたしにナイフを……』

「琴子、もういいから!」

眠る琴子の顔があまりに苦し気で。
そして何かにすがるように直樹の手を握りしめていた。

速川……?

何故その名前が?
そしてどうしてそんな悪夢に苛まされなければならないのだろう?
幸せの夢の中に永遠にたゆたっていたいという想いならまだわかる。

琴子の眠るベッドと自分の周りに、あの不思議な少女が指差していた、ブラックホールのような底のない闇が拡がっているような気がした。

「ごめん、琴子、もう思い出さなくていいから」

『……うん』

「で、今は誰もいなくなってしまった世界にいるんだな?」

『うん、そうだよ。毎日歩き回って探してるけれど誰もいないの』

ーーどうしたらそこから引き戻すことが出来るのだろう?

『ねえ入江くん……』

「何? 琴子」

『今こうして話していることは本当のことなの? やっぱりあたしの夢なの?』

「琴子……」

何もかもが非現実的なのは仕方のないことかもしれない。
今こうして琴子の声を携帯電話で聴いていることはひどく非現実的な事象なのだから。
けれどーー

「これは紛れもない現実だ。おれはおまえと話してる」

『じゃあ、じゃあ、あたしたちは本当にちゃんと結婚したの……?』

まるで琴子の夢の中のエンドレスループのように、何度もそこに辿り着く。
何度も何度も確認しなくてはならないくらい、琴子の中で直樹と結婚したことがひどく曖昧模糊なものとなってしまっているようだった。

どうしたら今この受話器の向こうの琴子に信じさせることが出来るのだろう?

「ああ、ちゃんとおれたちは結婚した」

『でも、入籍はしてない……?』

そして、もう一度そこに行き着く。

ぐるぐると。

『……結婚やめるかっていったのは……夢? 現実?』

直樹がきちんと答えない限り、琴子は永遠に同じ場所をさまようのだと。


ーーじゃあ、やめれば?

ーー運よくまだ籍も入ってないぜ


琴子に放った言葉が、自分の足元をどんどん崩していくような感覚に襲われていた。
言ってしまった言葉は取り戻せない。なかったことにはできない。
その言葉でどれほど琴子が傷ついたのかーーその言葉が呪縛となって琴子を捉えて離さないのだと。
身体には何一つ外傷のなかった琴子の心がぼろぼろに傷ついていることに、直樹は漸く思い知らされた。



ーーねぇそれも夢なの? 悪い夢の続きなの?

夢だったと。
あのセリフも冷たく放置したこともただの夢だったと云えば、琴子は救われるのだろうか?

けれど。

『入江くん……やっぱり本当にあったことだよね……やめれば?って云ったのも、全然会ってくれなくなっちゃったのも……ねぇ、はっきり云っていいよ。あたしのことやっぱり嫌いになったのなら、本当のこと云って欲しいの……今ならまだ多分……あたしっ……ひっく…』

「そんなわけないだろう!」

つい大きな声を出してしまった。
すると握っていた琴子の手がビクッと跳ねた。

「ーーたしかに云ったよ。それは夢じゃない。本当に云ったことだ」

琴子の手が再びびくっと震える。

「でもーーそれは本心じゃない」

『………え?』

直樹のキッパリと宣言するかのようなセリフに琴子が戸惑っている様子がありありと分かる。

『え…?  だって…』

「おまえとの結婚やめたいなんて、全然思ってないから」

『でも!  じゃあ、なんであんなこと云ったの?  入江くんは嘘なんてつかないよ』

「嘘とか本音とかじゃなくて…」

考えあぐねるように直樹が言葉を探っている。

「あのときはおまえが池沢と一緒に来たから……」

『え?  金ちゃんと?』

何故あんなことを云ってしまったのか。
自問自答して、見つかった答えはそれしかなかった。

「だから腹が立って、心にもないこと云った。おまえを不安がらせてしまった」

そう琴子はずっと不安だったのだ。
新婚旅行のあと全然帰れなくて会えなくて……もう嫌われたのかと思って……
それはすべて彼女に何も告げなかったから。

「会社をちゃんと立て直してから入籍しようと思ってた。それまで待っててくれ、ってちゃんと云わなきゃいけなかったんだ。おまえを不安にさせてすまなかった。そのうえ、会社に乗り込んできたおまえに酷いこと云った。おれの思いを解れよって勝手に苛ついてた。一緒に池沢がいたこともイライラした。あいつ、まだ琴子のこと諦めてないのかと思ったら、どうしようもなく押さえられなくなって……」

『入江くん、入江くん…それって……』

琴子の声が驚きに満ちてうわずっている。

『それって、金ちゃんにヤキモチ妬いてたって………こと…? 入江くんが!?』









※※※※※※※※※※※※※




多分、セル版の日キス2話を見たせいですね……あまりにタイムリー……ああ、なんて冷たい男だよ(-_-#)……お陰で初稿よりもだいぶ加筆してしまい、こりゃめちゃ長くなる、と切ってしまいました。そして私も琴子とともにエンドレスループの世界に……(°Д°)


次こそは一気に…………直樹さん、懺悔の時間ですよ(^^;


そしてっ
気がついたらもう2月! うーん
おかしい。1月中に終わる筈だったのに~(T.T)

なかなかDVDも続きが見れない……(-.-)

                   

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Author:ののの
管理人の、のののです。イタズラなキスにはまって、二次創作を始めました。

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