12月11日は、命日でしたぁ~!



ああ、やってしまった~(°Д°)
『イリエ式オギノ式』で、全くスルーしてしまっていましたが、今日12月11日は琴子ちゃんのお母さん悦子さんの命日でございました!
朝、むじかくさまのアップされたカレンダーを見て気が付いて、今日半日気になって仕事が手につかなかったわ~(T.T)
そしてもうひとつオマケにやらかしてたのが1994年のこの日は日曜でした! 大学休みじゃん? 何故いつもカレンダーチェックするのに昨日は忘れたのだろう……(T.T)
まあ、それについては云われるまで誰も気にしないと思うので、一旦皆さん忘れてスルーしてください(←だったらわざわざ云うなよって話ですね(^^;)

実は今日は娘の懇談会(ああ、もうそんな季節なのね……)で、半休取ったので慌てて言い訳記事かいてます(てへっ)
言い訳しようか、本文に悦子さん命日エピソードぶちこもうか悩みましたが、言い訳にしときましょう。なんといっても、自分の結婚記念日すら忘れるうっかりさんなので、お母さんの命日もちょいちょい忘れているに違いない……(すみません、うっかりは私ですぅ)
あ、でも毎朝お父さんの部屋に行って仏壇に手を合わせていると思うのですよ、多分。きっとこの日も命日のことは忘れて普通にお参りしてるのですよ……(^^;
なんといっても、妊娠騒動やらのバタバタが続いてたしねっ
でもってこの年は命日を避けて、お父さんの店の関係で別の日に秋田に行ってたんですよー(苦しい言い訳……)



でも、原作では初めて入江くんと秋田にお墓参り行ったエピで、毎年この日に秋田に来てるような感じで話してますが……ほんとに行っているのか? と疑いたくなってしまいます。結婚した年だって、入籍騒動でバタバタしてて、いったいいつの間に……? それに重雄さん、お店忘年会シーズンでめっちゃ繁忙期ですよね……。
いえ、行っているというからには行ってるんでしょう、多分。何が何でも! ええ……(遠い目)


『愛しい…』をたまたま12月9日に設定して(この日はちゃんと平日だと確かめてたくせに)、この話は二日後の話だったので、11日で、たまたま当日だったので「おーなんて偶然!』と思ったのに!
12日設定にしてお話変えようかとも思いましたが(そして土日で秋田に帰ってた設定に)
往生際の悪いことはやめましょう……(^^;
間違えたものは間違えたんですのよ(T.T)



というわけで少々心にひっかかるお話になってしまいました。悦子さん、ごめんなさい………m(__)m

我が家の仏壇にお線香点させて下さいませ……(-.-)




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19941211 ~イリエ式オギノ式



このお話は『愛しいと思うままに君を抱きしめたい』の続編です。
続編があったことをすっかり忘れていていたというマヌケな話……
しかし何故か日にちがぴったりと合っていたのですよ!!狙って遅らせた訳ではないのに(°Д°)



※※※※※※※※※※※※※※




「あれ? 入江くん、もう帰ってるんだ」

玄関に靴があるのを見て、琴子は珍しく直樹が自分よりも早く大学から帰っているの知り、少し慌てて靴を脱いで框に上がる。

「ただいま帰りました~」

リビンクに顔を出すと、紀子がキッチンで夕飯の仕度をしていた。

「お帰りなさい、琴子ちゃん」

「あ、お義母さん、すぐに手伝いますね」

「あら、いいわよ、もうすぐ出来るから。それよりお兄ちゃんが珍しく早く帰って来てるから、お夕飯出来るまで二階でのんびりしてらっしゃい。……二人で、ね」

意味深ににんまりと笑う紀子に、
「…じゃあ、お言葉に甘えて…」と、琴子はそそくさと2階に向かう。

二人の寝室に入ると、直樹は机に向かって文庫本を読んでいた。
勉強したいときは部屋続きの隣の書斎に籠るから、今はゆっくり出来る時間なんだな、と琴子は少し嬉しくなる。こんな時は本を読んでいても琴子の話をちゃんと聞いてくれるし応えてくれるから。

「ただいま、入江くん。今日は早かったんだね」

「ああ、4限目が休講になったからな」

「そうなんだ」

ーーそんな時、図書館で時間を潰してあたしを待っててくれるなんてこと……あるわけないよねーー

直樹がそういう性格ではないことは分かっているけれど、ほんの一昨日、生理痛で早退した琴子の為にわざわざ自分も早退して、ずっと傍に寄り添ってくれたという奇跡的な出来事があり、つい妙な期待をしがちになってしまっていた。

ダメダメ、あれは、普段元気だけが取り柄のあたしが、具合悪そうだったんで気まぐれに優しさスイッチが入っただけなんだから。
期待しすぎて落ち込むのはもういい加減やめよう――。

「琴子」

「え?」

「これ」

目の前に小さな箱をつき出される。

「プレゼント」

「へっ?」

手の上に、ぽいっと箱が置かれる。
少し細長い箱は、ピンクに白い水玉の包装紙に包まれ赤いリボンが付いている。

……ブレスレット?
……それとも……腕時計とか?

サイズ的にそんな気がする。
まさか、前に入江くんに贈ったやつのペアとか?

えっえっえっ――っ!!!

うそっなんでっ!

今日は一体なんの日だっけ?

一瞬頭がパニックになった琴子は、とりあえずカレンダーを見る。

「今日…なんかあったっけ? あたしの誕生日でもないし、結婚記念日でも、クリスマスでも……」

一体自分はどんな大切な日を忘れてしまったというのだろう?
焦ってキョロキョロと目を泳がしている琴子を、直樹は面白いものをみるような、でも少し意地悪な色を帯びた瞳で眺めている。

「…別になんの日でもないよ。おまえにあげたくなったから買ってきただけ。こんな何でもない時に貰うプレゼントのほうが、粋だしサプライズ感もあるし歓び倍増だろ?」

「…え」

直樹の科白に、琴子は茫然となり、そして気がついたら涙がボタボタと落ちていた。

……嬉しい…嬉しすぎる。
このまま死んでもいいくらいだ――。
もしかしたら、明日槍やら隕石やら降ってきて地球は滅亡するんじゃないだろうか……

「そんな感動にむせび泣いてないで、開けたら? 一応、それ、ブランドだぜ?」

「う、うんっ」

琴子は涙を拭いて包装を解き始める。せっかく直樹が初めてくれた形のあるプレゼントだ。包装紙も綺麗に剥がし、リボンだってちゃんと一緒に取っておかねば!

「……?」

包みを剥がして中から出てきた箱の商品名をみて首を傾げる。

――オ〇ロン婦人基礎体温計。

「…何?……これ?」

「見て分かんない?   基礎体温計だけど。はい、ちゃんと取説読めよ。これ記録出来るやつだから、寝起きでメモ取ったりしなくていいからお前でも大丈夫だろ」

?????

琴子の頭の上に?マークが飛び交っているのが見えるようだった。

「これから毎朝必ず測ること。枕元に置いて、目が覚めたら身体を起こす前に口にくわえろ。経口測定が一番正確な体温が測れるんだ」

「………」

「なんか不満そうだな」

「……どうして…突然…こんなもの……?」

「…こんなものって……時計とか、ブレスレットかとでも思った?」

「…うっ……」

図星なので何も云えない。

「…前から、おまえにきちんと基礎体温つけて欲しいと思ってたよ。まあ、俺が医者の卵で嫁さんの身体のリズムくらい正確に把握しておきたいってのもあるけど……」

「そ、それは、研究の一環みたいな?」

「……オギノ式の女性の月経周期と排卵期の関係を発見した荻野博士は、奥さんの生理を記録し続けたらしいぜ」

「いっ入江くんって…まっまさか、産婦人科志望っ?」

琴子が青ざめた顔で問い掛ける。

「…はっ? …違うけど? 今のところそのつもりはないな」

「良かった……」

安心した様子の琴子に、直樹は意地悪く訊ねる。

「俺が産婦人科医になるの、そんなに嫌? 産婦人科だって、生命の誕生に携わる遣り甲斐のある医療現場だと思うけど?」

「そりゃそうだけど! 分かっているけど! でも、男の人がわざわざ産婦人科やることないと思うの! 産婦人科医はもう女性医師限定にして欲しいわけ! だいたいなんで男が産婦人科やろうと思うの? すっごくヨコシマな気持ちでなるやつがいたらどうするの?」

「…おまえ、産婦人科医希望する男にめっちゃ偏見ない?」

「自分でも偏見だらけって分かってるけど……でも、女の人の……思いっきり見れるとか思ってなる奴っていないの?」

「俺の回りには居ないけどね。産婦人科志望の学生自体、実家が産婦人科医院だって奴しか居ないし。今は少子化だし、訴訟リスクの高い産婦人科は敬遠されるんだ。ただでさえ女性医師の数は少ないのに、産婦人科医を女性限定にしたらそれこそ産科医不足で、妊婦は子供を産めなくなるぞ」

「…そ、そうか…それは困るよね」

「それに、邪な気持ちだけでやれるような甘い医療現場じゃない。周産期医療は、妊婦の高齢化に伴ってハイリスク分娩が多くなった昨今、高度な知識や技術が最も必要な分野なんだ。余り医師を冒涜するようなことは口にするんじゃない」

直樹は真剣に怒っているようだった。激しい言い方ではないが、静かに強く怒っている。

「ごめんなさい……」

確かに産婦人科医を目指す立派な意志を持った人を冒涜した酷い言い様をしたと、琴子はシュンとなった。

「……でも、勝手かもしれないけど…入江くんが産科医になって、あの内診台のカーテンの向こうにいるなんて、絶対イヤ……」

「だからならないって」

「……本当?」

十代で妊娠でもないのに内診台に乗った経験は、実は結構トラウマになっているのかもと、直樹は少し思い至る。
そのうえ自分だって、例え崇高な使命感に燃えた医者だろうが、じじいだろうが、自分以外の男に、琴子の座る内診台のカーテンの向こうに立たれるのは気に入らないのだ。偉そうなことは云えない。

「……本当。それに琴子以外の女のアレなんてみたくもないし」

ニヤッと笑う直樹の言い草に思わず赤面する。

「…まあ、実際、産科医にならなくても、臨床実習や研修で全ての領域回るから、カーテンの向こうに立つことはあるだろうけど」

「えっえっえ~?!」

「…大丈夫。琴子以外のなんてただの粘膜だから。胃や腸と同じただの臓器」

……粘膜って…

でも。もし実習生とか研修医とかが、カーテンの向こうにぞろぞろといて、さらにその中に入江くんがいたら、その患者さん絶対死にたいくらい恥ずかしいだろうなあ……
琴子はぼんやり思う。


「…あれ? なんでこんな話になっちゃったんだろう?」

ふと気がついて、首を傾げる琴子。

「基礎体温測れってことから変な方向に転がったな」

「そう、そうだった!」

やっと思い出したかのように、手に持ったままの箱を見た。

「…これって避妊の為ってこと…?…だよね…つまり…」

「避妊の為だけじゃない。基礎体温測るだけじゃ完全な避妊は出来ないからな。ただ、おまえ自分の身体のこと知らなさすぎるし。実際、妊娠したかどうかも基礎体温測ってれば判ったと思うんだ」

「…そっかあ…」 

「基礎体温測る人は、避妊の為というより、妊娠する為に測る人の方が多いんじゃないかな」    

「ふうん……」

「今は避ける為でも、いつかはつくる為に役に立つこともあるだろうし、自分の周期を知ることは、ダイエットの効果が有効な期間が分かったりホルモンバランスの乱れ が分かったりもするからな」 

「……へぇ、ダイエットにも…」

案の定、ダイエットに反応したな、と直樹はほくそ笑む。

「……と、言うわけで毎日測ることに異論はないな?」

「……は、はい」

何となく押しきられた気がすっごくするんだけど…… と、琴子は内心思う。
でも、まあ……。

「ちゃんと、俺達が成長して、準備万端整った時に必ずコウノトリはくるさ」

そう云って鼻の頭にチュッとキスを落とす。
そんなことされたらもう何も云える筈がない。

鼻の頭から、頬へ、頬から耳たぶへ、耳たぶから瞼へ、瞼から額へ――そして再び鼻の頭へ。
待ちわびているのに唇に触れてくれない直樹の唇に、琴子の方から突進する。

「いてっ」

歯がぶつかる。

「あ、ごめ……っ」

謝りかけた琴子の唇が塞がれる。
啄むようなキスは、やがて舌を絡ませ合う激しいものに変わっていく。
ぶつかった時に少し切れたのか、互いに血の味を感じていた。さして気にもせず、互いの口腔内をまさぐりあい、唾液を啜り合う。
糸の引き合う唇を一瞬離した隙に、直樹がクスリと笑う。

「…唇も、肛門や外性器と同じ、体外に露出した器官のひとつ……まあ、粘膜に過ぎないんだけどね……他の人間のそれは、臓器と同じ。雑菌の数も多いし唇で触れあうなんて気持ち悪いだけなんだけど……」

もう一度深く接吻ける。

どうしておまえのはこんなに愛しいんだろうな――。

激しさを増すキスの合間に、直樹の手が琴子の小さな胸の上をまさぐり始めて、少し慌てる。

「…いっ入江くん…覚えてると思うけど、あたし、まだ、生理……」

「…分かってる…」

そういってにやっと笑う彼の手は、服の上からだが、かなり怪しい動きをしている。

「…どうせ、すぐに――」

言いかけた途端に、階下から呼ぶ紀子の声がした。

「お兄ちゃん、琴子ちゃん! ご飯の仕度出来たわよ―!」

「…たとさ。ほら、行くぞ」

胸に触れていた直樹の手がパッと離れると、そのまま琴子の手を引いて立ち上がる。

「…う、うん…」

顔を真っ赤にして、少し乱れた服や髪を慌てて整える琴子。
そして二人は寝室を後にした。
ベッドの上にはポツリと基礎体温計が残されたまま――。

ちなみに。
この直樹の唐突なプレゼントは、“結局、これって、おうち用の体温計買ってきたのと同じ感覚よね?   あたしの為だけに買ってきたってものじゃないよね?”―という琴子の解釈のもと、『プレゼント』のカウントはなされず、直樹から貰った初めてのプレゼントは、この数年後の誕生日に用意されたサファイアのリングということになる。

そして、もうひとつちなみに。
この基礎体温計、律儀な琴子は、直樹の厳しい監視の下、毎朝きっちり測っていたのだが。
(ちょっとした家出やら、直樹の嫉妬による長い喧嘩やら、まあ中断の時期はあったにしろ)
直樹が研修医として神戸に行くことになり別居生活となった途端に測ることは忘れがちになり。
そして琴子が、晴れて看護師になってからは、夜勤だの準夜勤だのという不規則な生活の為に、測ることを忘れ、さらにストレスからホルモンバランスが乱れ、グラフはめちゃくちゃになり。
そのままなし崩しに、基礎体温計が使われなくなったというのは、また別のはなし。

そしてさらに。
長女琴美出産のち、二人目三人目不妊に悩んだ琴子に新しい最新式の基礎体温計がプレゼントされたのは、また遠い未来のはなしーー。
                                          





※※※※※※※※※※※※

『愛しい……』→『オギノ式…』→『ぴんくりぼん』の順で今年の2月頃に書き上げていたお話です。ブログ開設前に貯めていた短編はこれでおしまい。なんだか『女性の為の三部作』のような感じになってしまっていますね……(^^;

言わせたかったのですよ…「琴子以外のはただの粘膜」(爆)

『妊娠検査薬』や、『コ●ドーム』を買いに行く入江くんの話は見たことあるけれど、基礎体温計はない気がして。
うん、まあ、彼のことだからきっと琴子ちゃんを抱けば百分の一単位で体温測定出来るとは思うのですが(←本当か?)
でも医学生である彼が、妻の生理周期を把握するために基礎体温測らせるというのも有り得るかなーと思ったのです。

私は二人目不妊で基礎体温測って、ついでに産み分けにも成功しました。まあ、人それぞれですけれど。
あ、それと、生理痛で過呼吸起こし、胸に良性腫瘍を抱え、新婚旅行に生理が来るかもと大騒ぎしていた職場の女の子が、先日こそっと『赤ちゃんできました♪』とご報告してくれました♪ おめでとうーー(*^_^*)因みに彼女のお母さん、私と同い年………孫かっ(°Д°)



さて、よーやく イタキス2レンタルゲットです♪ヽ(´▽`)/
ので、予告していた連載、更新遅れたらごめんなさーい(^^;


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管理人の、のののです。イタズラなキスにはまって、二次創作を始めました。

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