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個別記事の管理2016-10-01 (Sat)
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個別記事の管理2016-08-10 (Wed)

更新停滞しましてすみません。
いやーほんっと暑いですね。
それしか言葉がでません……(ーー;)
プライベートも予定通りバタバタで、お話も一応書いているのですが、遅々として進まず……f(^^;

そんなぐだぐだな私にむじかく様から素敵な頂き物が~~\(^o^)/

実はバースディプレゼントのカッパジャマイラスト送った時についでに『花火大会 浴衣で青〇〇』f(^^;なイラストも進呈したのですが………

今回、カッパジャマのお礼ということで、その落書きにお話つけていただきました~~♪

ありがとうございます♪♪


そして、今日8/10は野獣の日、ということで。


野獣……(←?)な直樹さんをどうぞ♪





※※※※※※※※※※※※※※※





毎度の事ながら、おふくろに琴子を花火に連れて行けと言われて今は何故か神奈川にいる。

花火なんか毎年夏の風物詩で全国のどこでも見られるというのに・・・おふくろときたら「同じ花火は二度と見られないのよ」と言いやがる。

しかも感激屋の琴子がセットだから「そうですよね、お義母さん」と。

これで80%行くのが決定してしまった。

クソッ

それでも琴子がたかが花火の為に浴衣を着るというのは割と歓迎している。

形から入る琴子なので、普段に「着れば!?」と言っても着る事はない。

というか一人じゃ着られない。

俺が着せたら・・・即行脱がせるし、おふくろに着せてもらおうものなら、どこかへ連れて行かされるんだ。

そして今後者でこうして神奈川に居る・・・という訳だった。

今日の花火はあまり有名でないのだけが取り柄で、玉数も2000発とささやかだ。

東京だと一桁違う。玉数は一桁違うが、集まる人数はうっかりすると二桁違う。

だったら俺はささやかな方を選択するに異存はない。

今回は湖周辺の大自然の中で水中花火などが打ちあがる・・・という事らしいが、大自然は整備されていないというのと同等だろう。

それを証明する様に俺達の腰の高さまでありそうな草が生い茂っていた。

さすがにここでは見れないな・・・と、その場所を諦めたが別な事に使えないだろうか!?と一度草むらに足を踏み入れてみる。

琴子が「入江くん、待ってーーー」と追って来たので琴子に手を貸す羽目になった。

「待ってろって言ったろ」と叱ったが、琴子は「ここで一人待ってる方が怖いもん」と可愛い事を言う。

今すぐ食べたい。

こんな誰も居ない草むらで、普段と違う琴子。そして花火に相応しい宵闇。



琴子の懐に手を入れようとしたら、まさかの声がかかった。

「おーーーーい、入江じゃないかーーー!?」

今すぐ言いたい!! 人違いです、と。

なのに琴子が「ひっ 須藤さん」と叫んでしまったのでそれも出来なくなってしまった。

仕方がないので草むらから歩きやすい小道に戻って須藤さんと合流する。

「何してたんだ、入江。まさかなぁ・・・」と言われて「何を想像したんですか!?」とシレッと聞くととんでもない答えが返って来た。

「まさか相原を埋めようと」

「「しません!!」」

琴子とハモりながらも、俺と琴子は同じ気持ちではないだろうなと思った。

「もう・・・須藤さん、何で居るのよ」とブツブツ言う琴子の声を耳が拾う。

いや、同じか・・・。

見事にお邪魔虫の須藤さんも含めて3人で花火を見て、俺だけがナンパされる。

勿論琴子は不貞腐れ、須藤さんは琴子とカップルだと勘違いされて怒っていた。

俺の方が怒りたい。

何とか須藤さんを撒いて、2人で駅まで向かうが俺は苛立っていた。

琴子も琴子で「もう、散々」と言ってる上「うー、痒い」と急に道端にしゃがみこんだ。

俺が「どうした!?」と聞くと、「どこか・・・虫に喰われたかも」と悔しそうに言う琴子。

「じゃあ、確認するか」と琴子を近くのラブホに連れ込んだ。


「入江くん・・・ここで!?」と少し恥ずかしそうに言う琴子に「じゃあ、外の方が良かったか!?」と聞き返すと、琴子はブンブンと首を横に振る。

「で、で、でも・・・虫刺されを確認する為に」と言う琴子の唇を奪った。

唇を離して言う。

「誰がそれだけの為だと言った!?」

琴子が恥ずかしそうに「じゃあ!?」と聞く。

俺は「こうする為に決まってるだろ」と琴子を広いベッドの上に押し倒したのだった。






※※※※※※※※※※※※※※※


このあと琴子ちゃんは無事入江くんに美味しくいただかれましたとさ笑


実は……8/10はハートの日が正解!?ってことで(^w^)

ラブラブな二人をありがとうございました♪

イラストはお目汚しですみませーんっ




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NoTitle * by なおちゃん
琴子ちゃんの、浴衣姿に、目を、奪われたのは、入江君だけでなく,虫も、でも一番に、奪われたのは。入江君、琴子ちゃん,かわいいだろうね。v-10

Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

はい、何やってんだよ~~と突っ込みまくりな落書きでしたf(^^;
因みに足柄の丹沢湖花火大会だそうです。8/10の花火大会、ちゃんと検索されてました笑
そのまま草むらコースとラブホコースとどっちがいいと問われて、草むら未遂のラブホへGOコースでお願いしますと一粒で2度美味しいコースをおねだりした私ですf(^^

まあ野獣もハートフルも表裏一体ってことで無理矢理纏めておきましょう(^w^)

少し一時に比べて涼しくなりましたね。でもやっぱり昼間は暑いです~~(*_*)
はーい、やっと一週間のお休みです。お休みにならないお休みだけど、仕事に行かなくていいのは嬉しい。
お気遣いありがとうございます(^_^)

Re.ちびぞう様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

はい、コラボお久しぶりですよー♪
差し上げたあのイラスト、うちでアップしていいですか?と聞いたらすぐに何か話つけましょうかと……ええ、三時間後には送られて来ましたよ(^w^)さすがです♪
ほんと、なんで須藤さん神奈川くんだりまで(丹沢湖畔……わりと小規模な花火大会)いったんでしょう……f(^^;
ほほほ、琴子を脇に抱えて高速ダッシュでラブホへGOですね、きっと笑

イラストは写真撮ってアップしてるんですが、その時の最大サイズなんですけどね~~思うようなサイズにならなくて。(そうかと思うと突然でかくなったり)ちなみにぽちっと画像をクリックすればでかくなります……f(^^;いや、しなくていいですが。
絵はスケッチブックに描いてます。ラフ画はコピー紙よく使います(^w^)
ちびぞうさんもがんがんお絵描きして、次の本は一緒に参加しましょうね(^^)v


Re.あっぷる☆みんと様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

あ、お久しぶりですね~(^w^)

ふふふ、むふふな二人からまさかのお邪魔虫。でもラストはお約束なラブラブコースでございましたね(^_^)

あっぷる☆みんとさまもご自愛くださいませ。

Re.なおちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

本当に浴衣琴子ちゃんかわいいですよね。いえ、何を着ていても……着ていなくても(^w^)入江くんは琴子ちゃんにメロメロですね笑 ええ、蚊になんて触らせるもんですか(^_^;

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個別記事の管理2016-01-27 (Wed)

またまた、むじかく様からお話いただいちゃいました♪

前回の『愛と哀しみの関門海峡』の直樹バージョンです。

S様、直樹バージョンが読みたい、というリクエストに早速答えていただきましたよ(^_^)

そして、やはり素早いのです。
リクエスト伝えておきますねーとリコメした翌日には、リコメ見て書いちゃいました、と送ってくれましたので! (伝える前に伝わってましたよ♪公開コメントで良かったです)
4日前にいただいてましたが、私の都合でアップが遅れてすみませんでした~~m(__)m







※※※※※※※※※※※※※※※






未だに話を蒸し返される時があり、本当に厄介だ。

確かに今まで琴子を泣かせた事は多数だが、これでも努力して現在に至るのだから、過去の事をネチネチ言うのはいい加減止めてほしいと思う。

特におふくろ

「本当にあの時お兄ちゃんが決断しなかったら・・・」って何だよっ

決断するに決まってるだろっ

琴子と結婚して分かった事だが・・・俺は他の女性と上手く生活できる事はないと確信している。

琴子だからどんなに呆れても手放さないし、この腕の中に閉じ込めていたいとすら思う。

・・・こうして。

俺は琴子に付けた痕を確認しながら、その周りにまた所有の印を増やす。

1つじゃ足りない。もっと、もっと・・・


琴子の誕生日から、琴子を失う恐怖に取りつかれ、どうしても琴子の温もりを求めてしまう俺。

が、琴子は相変わらずとんちんかんな心配ばかりしている。

その最たるものが『俺と結婚出来なかったら』『俺と離婚したら』というもの。

絶対にあり得ないのに、何故そう怯えるんだ!?

いくら周りが騒いだって、俺がお前を手放さないと決めているんだから離婚に至るはずがないのに・・・全く。

『甘い言葉を吐けば女は全て僕の物』な西垣先生の持論には賛同できない。

大体、その『甘い言葉』でも琴子は落とせないんだからザマーミロだが・・・琴子が西垣先生に言い寄られる度、虫唾が走って琴子を俺で満たしたくなってしまう。

「琴子ちゃん、泣く時は僕の胸を貸すよ」

「結構です!! あたしには入江くんが居ますから」

・・・俺と帰る時の琴子と西垣先生のやり取り。

「ねっ 入江くん」と甘えて俺に回答を委ねる琴子に、俺は『当たり前』と思いつつも「くだらない事言ってないで帰るぞ」と言って西垣先生のからかいをかわした。

何故夫の俺が居るのに、他の男の胸を借りて泣く妻が居ると思うんだか・・・あの人も当分結婚出来そうにねーなとため息が出る。

とっとと妻を決めて、俺の琴子に手出ししない様にしてもらいたい。

「なあ、琴子」

このイライラした感情は琴子で沈めたくて、琴子の顔を見ながら・・・「琴子!!」

何故、このタイミングで泣くんだ、お前は!?

さっきまで散々愛し合って疲れて寝たから、俺への不満じゃないよな??

自分で泣く時は俺の胸で泣くって言ってたヤツが、何故隣にいる俺に縋りつかない。

俺はここに居る!!

「琴子!!」

名前を呼んで覚醒を促すと微かに目を開けてきょろきょろと首を動かす。

・・・俺が見えないのか!?

元々夜盲症な琴子は暗闇では俺を見つけられず、こういうしぐさをよくする。

が、俺とさっきまで愛し合ってたから、現在は朝。多少部屋は暗くても十分俺の姿が確認できるはずだった。

「琴子、お前どうして・・・ここにいる俺が分からないのか!?」

琴子の手を取り、俺の頬に当ててみる。

琴子はビクッと手を引いて俺に背を向けた。

急な事に身体が・・・いや、意識がフリーズしてしまった。

琴子が俺を拒否・・・

「さよなら、入江くん」と呟く声を聞き、全力で琴子を羽交い絞めにして呼んだ。

「琴子!!」

無理やり琴子の身体を俺に向かせて問う。

「さよならってなんだよ」

返答次第じゃただじゃおかない。

この身体に言い聞かせてやる。

お前にも俺が必要だって事。俺以外を愛せないって事、気付けよ琴子。

お前を幸せに出来るのは俺だけだろ。俺を幸せにするのはお前だけなんだから、お前を幸せに出来る男も俺だけだろ、琴子。

俺以外を愛するなんて許さない!!

「さよならって何だ!? 今日は二人揃って休みだから朝までしてたけど、なんつー夢見てんだよ、お前はっ」

唇を離しても信じられないって顔をしている琴子に俺は聞いた。

琴子は「なん・・・いっ」と腰痛に気付いて顔をしかめ、更に今更胸を腕で覆い隠す。

「あ、あれ・・・あれれ?? なんで・・・」と俺を見上げて気付いた様だ。

俺も琴子も裸だという事に。

「ああ、夢だったんだ。すっごいリアルだったんだけど・・・」と呟く琴子をすぐに現実に戻そうと思った俺。

そんな夢なんかすぐに消してやる!!

「忘れさせてやるよ」と言って、琴子を再び組み敷いた。


一日ベッドで過ごしても良かったが、琴子が「お腹空いたよ~~~」と嘆くので昼食が届けられる前に琴子を伴ってダイニングに降りた。

昨日から俺に愛され続けた琴子だから、勿論自分の足で歩けるはずがない。

まあ、ある程度時間が経てばそうでもないが・・・それでもあれから小1時間しか経ってないからな。

おふくろが嬉々として作ったブランチを食べ終え、琴子が動けないからおふくろが淹れてくれたコーヒーを飲んでいた俺に琴子は聞く。

「ねえ、入江くん」と問われて嫌な予感しかしないが、俺も無体を働いた事だし聞くだけは聞いてやろうと思っていた。

だが、質問は本気で予想外のセリフ。

「あたしと結婚したいって思ったの・・・いつ!?」

デートとか、結婚記念日とか、クリスマスとか、琴子の好きなイベントの話だろうと高をくくってたのに、まさかの過去!!

久々に動揺して飲んでいたコーヒーを「ブッ」と噴いた。

大失態。

軽く咽てたらおふくろがビデオを取ってくると大騒ぎしていたので、咽てる暇もなくなった。

これはお仕置きだな。

俺は琴子をガッと俵担ぎして寝室に戻り、鍵をかけた。

ビデオなんか撮らせてたまるかっ


散々琴子の身体に俺の愛を分からせた後、琴子の口から出たのは意外な言葉だった。

「デートしたかったな」

過去形なのは現在動けないと知っているから。俺も動ける体力残させなかったしな。

大体、口ですら動くとロクな事を言わない。

お前は俺の胸で啼いてりゃいいんだよっ・・・という本心は言わないでおく。

その代わり、昨日騒いでいた琴子とおふくろのやり取りの記憶を脳から瞬時に引き出し、聞いた。

「門司港レトロまでか!?」

「えー、なんで分かったの!? 以心伝心??」

嬉しそうに喜ぶ琴子を抱き寄せてお詫びのkiss

この蕩けそうな笑顔の琴子を見られるのは夫の俺だけの特権。

「昨日おふくろとテレビの特集見て行きたいって騒いでたのはお前だろ、琴子」

そう言いながら、昨日おふくろから聞いた話とテレビの情報を頭の中で整理する俺。

おふくろの実家から連絡があって、メグの結婚が決まったと教えられた。

結婚式は来年。一色の祖父さんのせいで佐賀と東京の2回になりそうだと叔父から連絡があって・・・思わず自分に重ねた。

2週間で結婚しなかったらそういう騒ぎも起こり得たんだなと、今更ながらおふくろの読みと行動力に驚かされる。

東京で人気の結婚式場は約1年半待ち。船津が嘆いていたから知っているが、そんな常識を覆し2週間で式を敢行してしまったのでかける言葉は出てこなかった。

何もかもおふくろのせいで、おふくろのお陰。

きっと門司港レトロへもおふくろの算段で行く羽目になりそうな予感がしたので、琴子に行こうと強請られて聞いてやる事にした。

きっと近いうちに佐賀へも行く事になるしな・・・。

祖父ちゃんが待ち望んでいたひ孫の顔を見せに。

と考えている俺とは対照的に、琴子の頭は異次元空間に直結している様で「入江くんって沙穂子さんに一目惚れ」なんておかしなセリフがその口から飛び出した。

「っな訳ねーだろ」

人が幸せに浸りつつ余暇を満喫しようとしてんのに、お前はっ

思わず手に持っていた医学書で軽く頭を叩いてしまった。

「だって・・・」と言いながら涙目で睨む琴子に俺は告げる。

あの時の記憶は実はほぼ消えているという事実を。

「俺、あの頃の記憶はお前との事しか覚えてない」

3歳までの女装生活を心の奥底に封印している様に、あの時の記憶は引き出したくない心の奥に敢えて静めている。

お前を手に出来ない未来なんて想像できないくらい、俺の中は琴子との思い出しか出て来なくなっているんだ。

今なら真っ赤な顔をしてラブレターを渡そうとするお前の姿もすぐに記憶から引き出せるのにな。

ああ、でも・・・

「お前の掃除のおばちゃんルックが似合い過ぎて記憶から消えないんだけど」

料理ですら使わない割烹着に、ゴルフのキャディーの様な帽子、あんなもんぺの様なズボンもどこから準備したのやら。

それを聞いて「嘘ーーーーー。消してーーーー」と青い顔で叫ぶ琴子を、再び抱きしめてkissをする。

俺が見たもの全て記憶する天才だって事、綺麗に忘れやがって・・・。

消せるかよ、どんな変な衣装だって俺の為に着るお前に、俺の目はいつだって釘づけなんだから。

「いい加減、俺の妻は自分だって自覚持てよ」

夢ですら『さよなら』なんて二度と言わせるか。

そう決意している俺の気持ちが伝わったのか、琴子は「はい、旦那様」と言って俺の胸に身を預けた。

「なくのはこの胸なんだろ」

「勿論よ」

清々しいまでに言い切る琴子を俺の胸に乗せて可愛がり、再度啼かせた俺だった。

こんなにしてれば赤子の一人や二人出来るだろう・・・きっと。

いや、絶対に・・・。


* * *

直樹目線だと、琴子の2倍の長さになります(^^; そしてぼかして書いても、一日中している二人にしかならない★ (byむじかく)

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ありがとうございます~~ * by サービス
きゃあ~~うれしいです!ありがとうございます!!
予想以上の素敵なお話でした~
寝ぼけていた琴子サイドからは分からなかったけど、こんな
やり取りだったんですね。
そりゃ寝ぼけてとはいえ、琴子に「さよなら」なんて言われちゃ、
入江くんが激怒&焦るのは当然ですよね。
入江くんは琴子以外とは結婚生活を送れないと思っているけど、女性側
からみても、入江くんと結婚生活を送れるのは琴子しか無理だと思います。
いくらスペックが高くても、こんな面倒くさい&○倫な旦那様を菩薩の
ように許し、笑顔でついていけるのは琴子だけですよね(笑)
むじかく様はホントに相手サイドのお話を書くのがお上手ですね。
とっても楽しく読ませていただきました!!
ありがとうございました~~

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Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

大変お待たせしてしまいました(^_^;

そうそう琴子の掃除婦ルックはしっかり覚えていても沙穂子さんの衣装なんて覚えてませんよね。
逆に記憶力の乏しい琴子の方がこの頃の直樹の言葉一つ一つが忘れられなくて刻み込まれてますよね。
本当に言葉の呪縛は怖いです。
そうそう、謝らない直樹のせい。身体でなくきちんと言葉で説明しろよーと思いつつ、毎度毎度のベッドで撃沈コース(笑)
一人、また一人と子供が増えてく度にゆっくりと琴子の不安は払拭されていくのかな?

むじかく様にはほんと感謝です。

はーい、私も続き頑張りますf(^^;

直樹が琴子を失うかもという恐怖……確かに台キスでは最終回でばーんと来ましたね。原作ではないからこそ、あちこちの二次の世界で直樹さんは琴子を失う恐怖を味合わされる羽目になるのです(^_^;)そして、反省、きっちり言葉で伝えることを思い知る。へへっザマーミロ(笑)

Re.サービス様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

サービス様が公開コメントでリクエストしていただいたお陰で、かなりソッコーでお話いただいちゃいました。
こちらこそありがとごさいます♪
むじかく様の直樹目線はもうほんと、直樹の焦りや野獣っぷりが際立って秀逸ですね(^w^)
ふふ、まさしく琴子ちゃんって菩薩ですよねー(笑)



Re.りょうママ様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

そうですよねーいきなり過去を思い出して夢に見て。すべては直樹さんが言葉になかなかしないから、いつだって不安な心を抱えている琴子ちゃん。
ざるのような、記憶力でも、そういうことはきっちり覚えてます。
不安を払拭するのはベッドに沈めりゃいいっての、それだけじゃ伝わらないの入江くんこそ学習しましょうって思っちゃいますよね~~(でも、それが入江くんなのですよ……^_^;)

Re.ちびぞう様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

おお、そういえば日キス1のタイトルにありましたねー『さよなら入江くん』このあたり、辛くてなかなかもう一度見られませんわ~~(T_T)
でもむじかく様の『さよなら入江くん』は夢落ちでよかったです(^w^)
ふふ、本当、にまにましちゃいますよね♪15話のどんより気分が一気に払われて良かったです(^_^)あ、でも最終話の雨のシーンやバスタオルで頭くしゃくしゃでも激萌えでしたでしょう(^w^)?
コラボ、応援してくださってありがとうございます♪ また機会があればいつか(^-^)vええ、以心伝心っぷり半端ないもので、私たちf(^^;

No title * by なおちゃん
動揺するだろうね、怒るだろうな?入江君、結局入江君が、愛しているのは、琴子ちゃんだけなんだから?さようなら?何て、聞き捨て、ならないはず、すでに、入江君の、甘い言葉を、聞きたいわけではないですけど?西垣先生みたいに、常に、てわけじゃないけど、少しは、たまには、入江君の、優しい言葉も、必要なのではないかな。v-218

Re.なおちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございました♪

ほんと、琴子から「さよなら」なんて、寝言でも動揺しちゃいますよね。
たまには優しい言葉も重要です(^w^)

個別記事の管理2016-01-17 (Sun)




またまたむじかく様からお話をプレゼントしてもらっちゃいました。

前のお話でちょっとしたジョークで次回『愛と哀しみの関門海峡』を待て!と書いたら、それにツボっていただけまして、アップした二時間後に書いていいですか?とコメントが! そして、その日のうちにもうお話が届きましたのよ。
ああそのさくさくと文章が浮かぶ頭脳とタイピングできる手が私も欲しいです(/。\)





というわけで、
むじかく様の『愛と哀しみの関門海峡』をどうぞ。

あ、うちのお話のタイトルパロディというだけで、特に繋がりはありませんので!
ご了承くださいませ。

因みに私の方はあくまでジョークで、このタイトルでお話は書きませんので、悪しからずf(^^;


あと勝手にラフなラクガキですが挿絵挿入させていただきました~~f(^^;







※※※※※※※※※※※※※※※※





あたしはもう入江くんを忘れた。

出会って4年、片思いの最終ピリオドは入江くんと沙穂子さんの婚約。

お見合いを受けた時から決まっていたシナリオに・・・あたしがどう頑張ったって太刀打ち出来るハズがなかった。

入江くんなんて見合い写真で一目惚れしちゃうくらい好みだったんだから・・・あーダメだ。涙が出てくる。

海の潮風で泣けるって本当なんだね。

しょっぱいや。

ふふ・・・もう塩気も感じるし、涙が流れている感覚も分かる。

入江くん家を出た時は分からなかったから。

もう・・・泣いて、泣いて、泣いて、一生分の涙を全部流したって思ったけど、意外とまだ出ている。

入江くんならきっとこの原理が分かるんだろうな。




ああ、また考えている。

お見合いかぁ・・・。

あたしもしようかな。

27歳なんて結婚適齢期。

理美なんかママになってるし・・・あたしだけ未だ独り身なんて。

お父さんがあたしには九州男児が合ってるって言ってた。

今日せっかく来てる事だし、探しちゃおうかな。

いつまでもメソメソしてたって始まらないもんね。

・・・始まるって何が??

どっかに入江くんみたいな人、居ないかな。

顔が良くて、背が高くて、頭が良くて、スポーツ万能で・・・でも性格だけは良くてあたしだけ愛してくれたら・・・。

それが無理だったから、こうしてこんなところに居るのに、ほんとバカだあたし。

ほら、入江くんだって呆れて―――

「琴子!!」

今、あたしは信じられないものを見ている。

い、い、い、入江くん!?

「琴子!!」

思わずキョロキョロして沙穂子さんの姿を探してしまった。

ああ、良かった。夫婦では行動してな・・・「琴子、お前どうしてここに」

はっ そうだった。あたしは入江くんに会っちゃダメな人間なのよ。

だって、だって、だって、未だに入江くんの事を忘れられなくて・・・こんなに大好きで・・・もうダメ!!

あたしは入江くんの前から走って逃げ、電車に飛び乗った。

「さよなら、入江くん・・・あたしは貴方に相応しい女性じゃない」


「琴子!!」

顔を上げて見ると鬼の形相な入江くん。

そ、そ、そ、そんなに怒らなくたっていいじゃないっ

「さよならってなんだよ」

だって、だって、だって・・・あたしは入江くんを忘れる為に・・・ふぐっ

キ、キ、キ、キス――――ッ

いやん、そんなに舌入れて・・・はぁ・・・んっ

入江くんのkissに撃沈したあたしを入江くんはベッドに押し倒して・・・ってあたしマッパーーーーー!!

「さよならって何だ!? 今日は二人揃って休みだから朝までしてたけど、なんつー夢見てんだよ、お前はっ」

入江くんに怒鳴られてあたしは気付く。

「ああ、夢だったんだ。すっごいリアルだったんだけど・・・」

そう言ったら入江くんが嫌そうに「忘れさせてやる」って。

あたしの首に噛みつく様にkissをして痕を付けた。うう、痛いっ

これも幸せの痛みってヤツ??

それから入江くんの熱に翻弄されて・・・起きた時には立てないくらいで・・・優しくお姫様抱っこしてくれるのは嬉しいけど、明日病院行けるか心配になる。

病院に行くのは仕事の為であって、こんな状態を診察してもらう訳じゃないのよ。

入江くんお医者さまだし・・・ね。

なのにこの加減の無さ!!

あたしが一体何したの??

確かに夢見は悪かったから、入江くんに抱きしめてもらえて、入江くんと・・・お、思い出したら顔が火照る。

夢も綺麗さっぱり忘れた様な・・・でも、何か大事な事を・・・

「ねえ、入江くん」

あたしは入江くんに問いかける。

「あたしと結婚したいって思ったの・・・いつ!?」

あたしにしてみたら大胆だったのかもしれない。

入江くんが珍しくコーヒーを噴いた。

そしてお義母さんが「ビデオ持って来るからちょっと待ちなさーーーいとお義母さんの部屋まで駆けていったみたい。

入江くんはガタッと席を立ちあたしに近づいて俵抱きする。

えー!? さっきはお姫様抱っこだったのに~~~

そして寝室に戻され、「まだ夢みてる様だな。おれがしっかり起こしてやるよ」と・・・ひ~~~

入江くんに捕食され、あたしはその日一日をベッドで過ごしたの。

酷い・・・休日なのに。

「デートしたかったな」

「門司港レトロまでか!?」と入江くんは聞く。

「えー、なんで分かったの!? 以心伝心??」

あたしが喜ぶと「そうしといてやるよ」って言いながら入江くんが優しいkiss

そしてあたしの耳に囁く。

「昨日おふくろとテレビの特集見て行きたいって騒いでたのはお前だろ、琴子」ってね。

そーでした。てへっ

あたしは入江くんに「行こーよぉ」と縋る。

残念ながら掴む服がないから恥ずかしながら腕に。

入江くんは「・・・その内な」と珍しく譲歩してくれた。

ボソッと「佐賀にも行かないといけなくなりそうだし」と言ったけど、何かあった??

ああ、そういえばメグちゃんが結婚するんだっけ。

お見合いで・・・あっ と夢で見た事を思い出す。

「入江くんって沙穂子さんに一目惚れ・・・」

「な訳ねーだろ」とあたしの頭を医学書で叩いた。

軽くだけど、痛いよっ

「だって・・・」って涙目で言ったら、入江くんがまさかの一言。

「俺、あの頃の記憶はお前との事しか覚えてない。お前の掃除のおばちゃんルックが似合い過ぎて記憶から消えないんだけど」

「嘘ーーーーー。消してーーーー」

青ざめて叫んだあたしに入江くんは笑ってkiss

「いい加減、俺の妻は自分だって自覚持てよ」

「はい、旦那様」

あたしは入江くんの胸にもたれてそう返事をした。




* * *

何回したのか(^^; by むじかく






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No title * by なおちゃん
何だ!!最初のは、夢だったのね?入江君は、実は、最初から、琴子ちゃんが、気になって、仕方なかったんじゃないかて、思うけど?いつまで<たっても、自信のない、琴子ちゃん、かわいすぎ、入江君の、コーヒー吹き出すの、見てみたい気がするな?あは。v-10

直樹バージョンが読みたいです * by サービス
いつも楽しく読ませていただいています。
むじかく様のサイトにもいつもお邪魔して読ませていただいて
いるのですが、このお話めちゃくちゃ好みです♪
寝ぼけてとはいえ、琴子にさよならを言われて激怒する入江くん
なんて好物すぎます~~!!
是非是非直樹バージョンも読みたいです!!

Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

はい、本当に流石、なのです(笑)

おお、真知子巻き、よくご存知で! いえ、私も鈴木京香のすら知りません。佐渡島が舞台って、絵を描くのにウィキで調べて初めてしりました。

哀愁漂う切ないバージョンだけではあんまりなので幸せバージョンの落書きもいれてみましたの(^_^;)

そうですね、あの、デート計画プランを見ると、琴子は無駄に完璧な門司から佐賀への旅行計画立てて、全部無視されて撃沈しそう(^w^)で、1つくらいは叶えてあげなきゃな、って『ホテルで一泊、あまーい夜』だけ乗ってあげるとか(笑)

ふふ、旅行計画立てる前に抱き潰されて動けないのは、お約束でしょうね♪







Re.りょうママ様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

私のちょっとしたジョークを拾ってくださって、あのタイトルでお話さくさく作っていただいちゃいました。

本当に流石です(^w^)

Re.なおちゃん様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

そう、夢だったのですよー♪
そうですね、きっと自覚がないまま、いつだって琴子のことが気になっていたのだと。いつまでたっても自信がなくて、そんな夢まで見てしまう琴子ちゃん、ほんと可愛いですね(^w^)

Re.サービス様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

めっちゃ好みなのですね(^w^)私もです。
直樹バージョンのリクエスト、むじかく様に伝えておきますね(^-^)v

Re.ちゃみ様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

フフっ、本当、イリコト最高ですね(^w^)

Re.ねーさん様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

いえいえどういたしまして。あんな楽しいお話に、かなり雑な落書きで申し訳なかったです。アップから1日猶予をもらったのは落書きの為でした(^_^;)
あんなので喜んでいただいて、恐縮しきりでございます。もうちょっと昭和の映画ポスターちっくに描きたかったのですが……(..)

個別記事の管理2015-12-11 (Fri)

イタズラなkiss期間2015


またまたむじかく様からお話をいただいてしまいました(^-^)v

タイトルを見てわかる通り、『Zutto Mottoのkiss』のパロディです。
いえいえ、パロディというよりは、しっかりうちのお話の続きのようでちょっとリレー小説ちっくなコラボです。
翌日の直樹目線のお話。
私の話が琴子目線の話なので、ちょうど繋がってる感じで。なので、カテゴリーは頂き物にいれましたが、イタキス期間のバナーも貼らせてもらいました。


できたてほっかほっかです、と先ほど届いたばかりなので、ほっかほっかですよー♪







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『26番ホーム 東京10:57発 博多行 ひかり110号 間もなく発車いたします・・・』

とうとう聞きたくなかった発車のアナウンスが耳に届く。

琴子は無理した笑顔で「あっ」と一言呟いた。

俺はとうとう来たかと覚悟を決め「じゃあな」といつもの顔、いつもの声で挨拶をする。

まるで何事もなく、また明日会えるかの様に・・・。

琴子も「う・・・うん」と言って小さく頷いた。

そう、俺達は別れない。これはただの・・・ただの試練だ。

ちょっとした我慢比べみたいなもの。

でも、我慢比べに弱すぎる琴子は「着いたら電話してね」だの「お弁当食べてね」だの「寝過ごさないでね」だの矢継ぎ早に口を開いては余計な心配をする。

お前じゃねーんだから失敗するかよ。

いつまでも声をかけ続ける琴子に、実は乗り遅れさせて行かせない魂胆か!?と勘ぐって「もう行ってもいいか!?」と声をかけてしまった。

琴子は「う・・・うん」と言いながら、まだグズグズし、挙句の果てに「お、お別れのキスしてもいーよ」と言って来た。

お前・・・kissどころか朝まで寝かせてもらえなかったのに、まだ言うか!?と聞きたくなる。

しかもお別れって何だよ。

こっちは別れじゃないと言い聞かせているのに・・・kissなんかするか。

その代わりに耳に囁く。

「感動の再会まで我慢しておく」と。

今ここでkissなんかしたら手放せない。

だから朝起きれないくらい抱いたのに・・・お前はこうして意地でも見送りにくるんだからな。

本当、恐れ入る。

その調子で俺と一緒に働く為に勉強頑張れよ。

『間もなくドアが閉まります』

そう言われてとうとう新幹線に乗り込んだが、ドアの前を陣取って琴子の顔を目に焼き付ける。

「あ・・・」と声を漏らす琴子に「勉強頑張れよ」と声をかけ、「じゃあな」と最後の挨拶をした。

ドアが閉まりゆっくり動き出す新幹線を琴子が追いながら・・・とうとう最後に涙を流した顔を見る。

平気な訳がない。琴子はいつ来るだろうか!?

本当は俺ですら連れて行こうかと迷ったんだから、お前が我慢できるはずないと分かっていた。

それでも・・・俺は琴子の強さを信じているから・・・。

琴子の色んな顔を思い出しながら、新幹線の指定席に座り過行く東京の景色を眺めた。


そういつまでも干渉に浸るのもガラじゃないので、荷物の中から医学書を取り出そうとして気づいた。

弁当・・・。

新幹線内で食べると言ったが、無理だと気づく。

開ける前から臭いが・・・。

お前、毎度毎度作っているものが弁当だと何故気付かない??

俺はサッと医学書を取り出すと、手早くボストンバッグのファスナーを閉める。

そして医学書を開く前に今日の手順を確認した。

まず駅についたらお茶とブレスケアを買おう。

それから部屋の水道を確認して、窓を開けながら弁当を食う必要があるなと段取りを頭の中で組み立てた。

洗濯機は・・・急いで取り付けないとな。

全く・・・少しの時間だけバッグに詰めておいたのに、こんなに強烈な臭気を放つとはお前一体何を仕込んだんだ??

きっとバッグの中はしばらく使い物にならないだろうと思いながら、タンスにボンを部屋中に吊るしたら何とかなるだろうか!?と早くも実験を試みたくなる。

衣服へのスプレー式消臭剤があると良いのだが・・・(その2年後に発売されるとは当時の直樹は知りようがなかった)

一応掃除用具を買う名目でドラッグストアーを覗いてみる事も視野に入れつつ、早く神戸に着く事を願った俺だった。


3時間少々で着いた時、まず俺がした事はボストンバッグから臭いが漏れてないかの確認だった。

サッと荷物を持ち、脇目も振らずに改札へまっしぐら。

駅構内で売店を探してお茶とブレスケアを買うと新居へ急いだ。

早く・・・早く・・・この弁当をバッグから出さなければ。

契約の折一度だけ足を運んだ新居の鍵を開け、すぐに荷物を紐解く。

バッグの中から即弁当を取り出してキッチンに置き、その他のにおいを確認しながら布団が敷かれていないベッドの上に荷物を並べた。

次、弁当を渡された時はどんなに臭いが大丈夫でも、とりあえずビニール袋で3重に包もうと思う。

しかし・・・朝まで確実に離さなかったという自覚はあるのに・・・あいつは一体どうやってこの弁当を作ったんだか。

その根性と心意気にビックリするやら、嬉しいやら・・・の他に、確実に困惑が含まれているが(決して迷惑ではないと言い聞かせる)それを無視して弁当の蓋を開けた俺。

ああ、やっぱり・・・。

何をどうしたのか真っ黒なから揚げと茶色い玉子焼きらしきものが入っている。

まずハンカチを尻ポケットから出し、シンクの蛇口を捻って水を出す。

しばらくその水を見つめた後、おもむろに手を洗った。

冷たい・・・。

今ここに琴子が居たら・・・なんていう俺らしくもない感傷に浸りながら素早く手を洗い、ハンカチで手を拭き、弁当を前に手を合わせる。

まるで神聖な儀式をしている様で自分でおかしい気持ちになる。

一応「いただきます」と声に出してから箸で玉子焼きを持ち上げた。

まず米に逃げても良かったのだが、米は最後の砦・・・ではなく、やはり琴子の手料理を最初に味わいたかったから。

このカマボコの様にかなり弾力のある物体を噛みしめながら、琴子の作品だなという感想を抱く。

ザリザリとした甘さの中に確実に来る苦味。そして期待するまでもなくガリッと歯ごたえのある触感・・・今日も当たり付きだ。

どこまでも舌触りの悪いそれを胃に収めながら、そう言えば胃薬を持参しなかった事を思い出す。

まあ、きっと大丈夫だろう。

次に憩いの米を口に運んでからメインだろう屈強なから揚げに挑む。

ガブリ・・・と噛んでみたものの、その先に歯が届かず一度口を外した。

俺の歯形ってこうなんだなとから揚げを見つめてから攻略法を考える。

サバイバルナイフを常備しておくべきだったかと後悔しながら、何とか箸で割ろうとしたらバキッとプラスチック製の箸が折れた。

成程・・・。

長さが不ぞろいな箸を器用に使いながら、俺はから揚げをチビチビやりつつ、他のおかずと米を口に運ぶ。

野菜も肉も玉子もきちんと入っているから、栄養的には悪くない。

問題は見た目と味だった。それもまあ、慣れているので問題ない。

俺は食べ終えてブレスケアを飲みながら、この弁当の改善点を考えた。

・・・今日はいうつもりもないが。後で箸だけは買って来ようと思いつつ、プラスチックの箸をさっそくゴミ袋に捨てる。

ノルマの弁当も食べ終えたから、と実家に電話をすれば琴子は疲れて眠っているという事だった。

想定内・・・でも、せっかく食べた弁当の感想を言いそびれて少し歯がゆい気分を味わう。

お前の喜ぶ顔・・・じゃなく、声が聴きたかったと思う俺に、電話を取ったおふくろが言う。

「琴子ちゃんの愛妻弁当は全部食べたんでしょうね。朝から張り切って一人で作ってたんだから、捨てたりしたら承知しないわよ」だと。

知ってたんなら止めろよっっっっっ

良い感じに風が吹きすさぶ室内で微動だにしない俺は返事をする。

「さっき食った」とだけ。

「琴子に宜しく伝えてくれ」と言って電話を切り、無駄にエネルギーを付けた俺は今日一日で全ての引越し作業を終えたのだった。


夕方になり、いくら時間が出来たといっても引越し初日から自炊する気にもなれず、必要な物も買い足しに神戸の街を歩く俺。

フラッと入ったドラッグストアでいの一番に見たのは他ならぬ胃薬だった。

手に取りながら「当分必要ないな」と棚に戻す。

あれから3時間が経過するが、俺はピンピンしているのだから。

実家から持って来た歯ブラシや洗面道具はあったが、裕樹と共同で使っていたシャンプーなどは持ってくる訳にいかずここで買う事にする。

大学生の時以来買っていなかった食器洗剤やティッシュなどもカゴに入れる。

ティッシュを買いながらそういえば・・・とある棚にも足を運んだ。

俺のサイズはあったが、残念ながら使う相手がいない。

今度・・・琴子が来たら買おうと心に決めてレジにカゴを置き、会計をして店を出る。

すると『ほっかほっか亭』なるノボリが目に飛び込んできた。

琴子の弁当は冷めていても強烈だったが・・・弁当は温かい方が上手いに決まっている。

今日の夕食はここに決め、幕ノ内弁当を頼む。

注文を受けた店員が俺の標準語に驚いた顔をしたので、やっぱりここは関西なんだと思い知る。

隣に琴子が居たら、たかが弁当を頼むこの店の店員とのやり取りにも割って入った事だろう。

それを想像し・・・騒がしい日常が少しだけ恋しくなった。

勝手に味噌汁をサービスされ、また来てくださいと言われるが家からそこまで近い訳でもなく、太陽が沈むどころか月が沈む時間に家に帰られたら御の字の俺には日常ではなさそうな店。

心の中で『いつかね・・・』と返事をし、琴子と来る日を想像する。

来年は一緒に来て、無駄に琴子が店員に噛みつく事を想像すると胸が躍った。

今度味噌汁を付けるのは俺かな、琴子と俺の分・・・。

などと考えながら家に着き、さっそく留守電のメッセージボタンが光っているのを見つけた俺。

すぐに再生すると、電話越しながら懐かしい琴子の声。

ずっと待っているから電話が欲しいと言い、電話前に陣取って動かないと脅迫されたら掛けざるを得ない。

俺はすぐに自宅へ電話をかけた。

かけて早速弁当の話をされ、きちんと食った事を報告させられる。そして今日の夕食の心配をされたので「お前の危険な弁当より安全かつほかほかな弁当の店が近くにあるから」と言うと、泣かれる。

喧嘩したい訳じゃない・・・こんな遠距離で・・・。

だから「今日買った弁当が冷めないうちに食いたいから、切るぞ。・・・次はこれに負けない弁当を期待してるから、腕上げてから来い」と言い、琴子の「分かった」と明るい返事を聞いてから電話を切った。

「分かった・・・か」

きっと分かってないと思う。

俺は温かくても食べられる味でも、琴子の作った危険極まりない弁当の蓋を開ける方が高揚感があるのだから。

そして悪態つきながらきっと食うんだろうと思う。

その時は・・・今日買わなかった二つの箱を、確実に買っているだろうと思いながら。





それから15年の時が経ち、俺は神戸に赴任してから1年後斗南大学病院に戻って、今は教授となり、琴子は斗南大学病院で念願の看護師として働きながら子供二人を育てる兼業主婦になっている。

あの1年の神戸生活は懐かしいなんて生易しい表現は出来ないが、あって然るべき期間だったと思う。

こうして琴子が約束通り1年で看護師資格を取り、俺と共に働き、たくさんの仲間に巡りあい・・・子供も二人持てた上に神戸時代の伝手から子供の命を守る事が出来ている。

出張で久しぶりに神戸の街を訪れた俺は、かつて散策と掃除用具を買う為に歩いた道を歩きながら、そこに懐かしい弁当屋さんがある事に気付く。

あの時はほっかほっか亭だったのに・・・今はHottoMottoという名称に代わって、でも変わらずに温かい弁当を提供している様だ。

気まぐれを起こしてその店に入り、かつて頼んだ幕ノ内弁当を頼む。

そして今度は温かい缶コーヒーかお茶がサービスと言われてお茶をもらった。

その弁当を持ちながら昔神戸に来た時とは逆に東京へトンボ返りする。

琴子と子供の待つ東京へ・・・

今や携帯電話が普及して、俺の手元にもそれがある。

携帯電話に着信とメールがある事を表示されていた。

俺はクスッと笑いながらそれを開くと、どちらも家からでメールには写真が添付されていた。

『パパへ 早く帰って来ないとママが寝ちゃうからね』という文面と、琴子のうたた寝の姿・・・の前でピースしている2人の子供が写っている写真。

俺はそれに返信する。

『弁当を買って新幹線車内で食べる事にしたから、お前たちは早く寝なさい』と。

きっと琴美は気付くだろう・・・お前たちに琴子が含まれない事を。

来年辺りにもう一人増えたらいいなと思いながら、俺は帰ったら即琴子を食おうと新幹線の車内でHottoMottoの弁当の蓋を開けた。








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イタキス期間のお題を上げた時から『ずっともっと』を『ほっともっと』に変換したネタいいですかー?とむじかく様からメールいただいて。思わずこのタイトル、何かに似ている、と思っていたので、そーかー『ほっともっと』 かーと思わずスッキリした私です。

そして、しっかりうちの設定に繋げていただきました。
プレスケア必須の爆裂弁当は夏休みにも登場しますしね。
20th anniversaryのうちの未来設定も使っていただいて嬉しいです♪3人目作る気満々ですね(うちは2014年に次女琴梨ちゃんが生まれてます)




むじかく様、毎度毎度ありがとうございます(^-^)/感謝感激、北に足を向けて眠れませんわー











* Category : 頂き物
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Re.マロン様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

はい、ほっかほっかです。ほっかほか亭からHottoMottoに変わるのは2008年からだそうで、思わず時代設定にこだわったバージョンをリクエストしてしまった私です(^w^)

いや、琴子ちゃん朝まで寝てないですからね。その勢いでいつのまにかお弁当作ったんですねー。
そりゃ、帰ったらばたんきゅーですな。

はは、そりゃ必要でしょう!抱き潰すのは当たり前なのです(^w^)

ほんと、ずっともっとにすぐほっともっとを思い付いて下さいまして、私も流石っと感心してしまいました。

はい、この直樹さんを前にすると、ついつい鉄槌の手を緩めてしまいそうになりますよね~(^w^)


Re.りょうママ様 * by ののの
コメントありがとうございます♪

ふふふ、むじかく様お得意の琴子の爆裂料理、相変わらずのすさまじさで、本当に笑わせていただきましたよね(^w^)

ふるほの変換……いいんですよ、どんな風に妄想しても!

電話を待ってるいじらしい琴子ちゃん。入江くんが神戸にいってしまうときっとそんなシーンは毎日のことになるんでしょうね(^-^)

Re.ちびぞう様 * by ののの
拍手コメントありがとうございます♪

ふふふ、コラボリレー喜んでいただいて嬉しいです(^w^)
琴子の爆裂弁当……時間差で弾けるカプセルにんにくって……いや、素敵な発想です(^w^)

いや、お腹痛くなるくらい笑ってもらって姉様も本望でございましょう♪

わーハル君大好きなんて、嬉しいです(^w^)
次のお話、ハル、ほんの少しだけど出て来ますのでお楽しみに♪

おお、そーいえば有りました! 出光のCM!
ほっともっととコラボもしてました~~